このところ天気がいい。 しかも、バイクにも、コンバーチブルにも最高の季節だ。 そういうわけで、朝からSLED13でお散歩だ。 このロングホイールベースの車両をバンクさせるコツもわかってきた。 バンクさせて最初に接地するのは、ブーツのかかと。 意外とバンク角がある。 コーナリングの度に気合は必要だが、スポーツバイクではありえない乗り味を、けっこう楽しめるようにはなってきた。 午後は、1969Vetteを出動させようかな?
屈斜路湖沿いのホテルの中のアイヌ民芸品店。 数々の木彫りや刺しゅう品に隠れるように、販売されていた本。 沖縄や奄美で売られていたならば、携帯カメラを取り出す事もなかったはずだ。 一瞬「あれ? 今日は沖縄に来たのだったかな?」と錯覚してしまった。 なぜ、この本がここにあるのか? 面白くなりそうだ。
吊るしの車に乗るなんて、到底できない。 それが、歴史上重要であろうが無かろうが、それがどれほどの手間であろうが、そんなことは関係ない。 自分のイメージを実現し続けるだけ。 こだわりを失くした時、僕は生きる意味を失う。 写真の1969年のCorvetteは、もともと4灯式のシールドビームが装着されていた。 リトラクタブルの動力はバキュームだ。 つまり左右がパタリ・パタリと微妙な時差を作りながら、暗いライトが上がってくる仕組みだ。 僕はそれを6灯式に変更し、開閉ストロークを小さくした。 ハンドメイドのFRP筐体は、デザインを含め、友人の力作だ。 リトラクタブルの方式も電動に変更した。 だから左右同時に開き、クールなHIDの光を放つ。 何にでもこだわれ! 僕はそう言い続ける。 そのこだわりを実現するために、仕事に燃えろ! 君らの夢が本気ならば。
今夜はアイランズモルトの飲み比べ。 アイランズモルトに分類される蒸留所は北から順にハイランドパーク、スキャパ(オークニー島)、タリスカー(スカイ島)、トバモリー(マル島)、アイルオブジュラ(ジュラ島)、アイルオブアラン(アラン島)の6つだが、まずは基本から攻める。 島が違えば味も違う。 好きな酒、嫌いな酒ははっきりと判ってきた。 一通りテイスティングした後で、佐藤君の提案でグラスを変更して飲み比べてみることにした。 さらに口の狭いグラス。 そして、大きなワイングラスだ。 口の狭いグラスでは、味も良くわかる。 これはGOODだ! しかし、ワイングラスに注がれたシングルモルトは、「毒酒」に豹変する。 アルコール臭が鼻を突き、とても飲めたものではないのだ。 どんなに酒が強いという輩も倒す、強烈なアッパーカットだ。 嘘だと思うなら、やってみるといい。 ためしにバーボンでもやってみたが、やはりとんでもない「毒酒」になる。 酒に見合ったグラスを選ぶことが、こんなに大切なことだったとは・・・。
夜明け前に行動を開始した。 その甲斐あって、太陽が顔を出す瞬間になんとか間に合った。 カルデラ湖である摩周湖の西に位置するこの弟子屈農場。 太陽は摩周湖の方向から昇る。 朝日の瞬間も格別だ。 周囲が明るくなってから、全景の撮影を試みた。
屈斜路湖畔のホテルバーで、今日の写真をチェックしている。さっきは、夕暮れ後の真っ暗な中を、決死の覚悟で4×4に切り替え、地面が見えない草むらに突入した。例の農場だ。おそらく農場の中心と思われる所まで進み、大きくステアリングを回す。180°方向を変えると、信じられない程の美しい空が広がっていた。夕暮れの最後の色!「ざまあみろ!」何が「ざまあみろ!」なのかは判らないが、僕の乏しい言語機能がそう言わせた。この地からは、毎夕の日没ショーが楽しめる!僕の勘は正しかったようだ。さあ、明日は朝日を楽しむとしよう。
今夜はアイラ島の観光といこう。 この島は、独特のヨード臭と強烈なピート香に包まれている。 写真の左から順に味わってみる。 北東部のCAOL ILA(カリラ)12年もまた、強烈なピート香はあるが、すっきりとした味わい。 この右はアイラ島南部の蒸留所になる。 LAPHROAIG(ラフロイグ)10年は、海の香りが染み込んだピートが、強烈なヨード臭を作る。猛烈な味。 LAGAVULIN(ラガブーリン)16年、ピート香、海の香りも濃厚だが、口当たりは非常になめらか。 ARDBEG(アードベッグ)は、ピート香とスモーク香が最も強烈。スパイシー。 同じ地方でも、口あたりを良くしたいのか、ガツンと特徴を出したいのかによって、出来栄えが変わる。 友人とキャンプをしながら盛り上がるには、アードベッグやラフロイグが良いかもしれないが、自分で楽しむならば、ラガブーリンやカリラになるだろう。
住宅などで利用しているエアコン。 一般には空気熱源ヒートポンプを使用している。 夏は部屋を冷やす代わりに、外気に熱を放出する。 冬は部屋を暖める代わりに、外気に冷気を放出する。 しかし、夏は外が暑いので、熱はなかなか逃げてくれない。 冬は外が寒いので、これもなかなか熱交換ができない。 そこで、地中熱源式ヒートポンプを使う事になる。 地中の温度は一年中変わらないので、夏は気温より低く、冬は気温より暖かい。 だから、熱交換の効率も上がり, 要するに電気代も安くなる。 設置費用は多少高くなるが、これからちょっと流行るのだ。 日経サイエンス11月号にも、ちょっとだけ載っているよ。