サーブ340B GE社製CT-7-9A/9B型ターボプロップエンジンを2基搭載し、522km/hで巡航する。 札幌までの足はこれだ。 ケツの下にエンジンの強い振動を感じながら、雲の中では翼が凍り付いていく様子が、すぐそこに見える。 乗り心地は、ちょっとしたアトラクション並みだ。 ガキの頃やっていたスカイダイブの緊張感を、少しだけ思い出した。
相棒はランクル・プラドだ。 先日のデリカD5に比べると、100倍頼もしい。 相棒が頼もしいので、地図も持たずに林道の奥深くまで入り込んだ。 トランスファーをローレンジに切り替えることも度々。 そんなことをしているうちに、沼湯(キンムトー)近くに、案内板を見つけた。 どうもこの周辺は面白そうだ。 ただし、案内板にはスズメバチとヒグマに注意と書いてある。 まあ、スズメバチはシーズンではないとしても、ヒグマは冬眠前の忙しい時期だ。 地図も持たずに来たのだから、クマ鈴もスプレーも、もちろん銃もない。 「まあ、いいか。(良くないか)」と、ひとりつっこみを入れながら、太陽の方角を頼りに本物の原野を歩く。 正面から激しく湯気が上がっている。 強烈な硫黄臭が立ち込める。 息苦しい。 沼火山(ボッケ)だ。 北海道では、大自然の中で酸欠になることもある。 ここは、まだマシなほう。
20年ほど前、大手企業により建設されていたが、完成を見ることなく放置されたホテル。 屈斜路湖半の森の中にある。 5階に展望風呂が計画されていたものだ。 もちろん、温泉源も確保されている。 ルードリッヒ2世を気取って、別荘にどうだい? 白鳥なら近所に来るし。 土地は、8000坪ほどある。
屈斜路湖。砂湯と呼ばれている場所ではない。何気に立ち寄ったこの場所でも、湖畔から湯気が上がる。地面は熱い。このあたりの温泉はPH1.9強い酸性で、まるで天然のケミカルピーリングだ。北海道の自然は、生物を寄せ付けない神々しさを感じる事がある。
契約終了。FOMAは使えるが、さすがにWILLCOMは無理だった^^; NTTと交渉して、ココにブロードバンドを引くのだ! 給付金や不要な道路建設は、一時的な消費に結びつくかもしれないが、ITへの投資は企業全体の国際競争力の強化=将来へ繋がる投資だぜ、麻生くん。
僕の'69VetteはGM最大のCrate EngineであるZZ572(9.4リッター)が搭載されているが、最初に搭載していたのはBig Block 427(7リッター)だ。 このエンジンも大排気量ながら7000rpmまできっちり回り、僕等をストリートのヒーローへと仕立て上げてくれたものだ。 先日、隠れ家に当時の部品が大量に返却されてきた。 その一つが、ヘッダーズ(タコ足)だ。 この部品は、各シリンダーからの排気を順番に集合部分へ導き、スムースな排気の流れを作り出すものだ。 そして走行中には、真っ赤になるほど熱せられる部分でもある。 そしてヘッダーの熱は、電気系統や各種配管など、さまざまなパーツに悪影響を及ぼす。 だから、耐熱布をグルグルと巻いて、熱を外部に伝達しないようにするのだ。 僕の中ではヘッダーズと言えば、フッカーを連想する。 高校の頃、読みあさったHot Rod Magazineで見かけるHOOKERのロゴを、自分のTシャツに精巧に(手書きで)描きこんだ事もあった。 (当時は、個人輸入なんて仕組みはなかったのだよ) だから、ちょっと捨てにくいなぁ。 個の段ボール。