夜明け前に行動を開始した。 その甲斐あって、太陽が顔を出す瞬間になんとか間に合った。 カルデラ湖である摩周湖の西に位置するこの弟子屈農場。 太陽は摩周湖の方向から昇る。 朝日の瞬間も格別だ。 周囲が明るくなってから、全景の撮影を試みた。
屈斜路湖畔のホテルバーで、今日の写真をチェックしている。さっきは、夕暮れ後の真っ暗な中を、決死の覚悟で4×4に切り替え、地面が見えない草むらに突入した。例の農場だ。おそらく農場の中心と思われる所まで進み、大きくステアリングを回す。180°方向を変えると、信じられない程の美しい空が広がっていた。夕暮れの最後の色!「ざまあみろ!」何が「ざまあみろ!」なのかは判らないが、僕の乏しい言語機能がそう言わせた。この地からは、毎夕の日没ショーが楽しめる!僕の勘は正しかったようだ。さあ、明日は朝日を楽しむとしよう。
今夜はアイラ島の観光といこう。 この島は、独特のヨード臭と強烈なピート香に包まれている。 写真の左から順に味わってみる。 北東部のCAOL ILA(カリラ)12年もまた、強烈なピート香はあるが、すっきりとした味わい。 この右はアイラ島南部の蒸留所になる。 LAPHROAIG(ラフロイグ)10年は、海の香りが染み込んだピートが、強烈なヨード臭を作る。猛烈な味。 LAGAVULIN(ラガブーリン)16年、ピート香、海の香りも濃厚だが、口当たりは非常になめらか。 ARDBEG(アードベッグ)は、ピート香とスモーク香が最も強烈。スパイシー。 同じ地方でも、口あたりを良くしたいのか、ガツンと特徴を出したいのかによって、出来栄えが変わる。 友人とキャンプをしながら盛り上がるには、アードベッグやラフロイグが良いかもしれないが、自分で楽しむならば、ラガブーリンやカリラになるだろう。
住宅などで利用しているエアコン。 一般には空気熱源ヒートポンプを使用している。 夏は部屋を冷やす代わりに、外気に熱を放出する。 冬は部屋を暖める代わりに、外気に冷気を放出する。 しかし、夏は外が暑いので、熱はなかなか逃げてくれない。 冬は外が寒いので、これもなかなか熱交換ができない。 そこで、地中熱源式ヒートポンプを使う事になる。 地中の温度は一年中変わらないので、夏は気温より低く、冬は気温より暖かい。 だから、熱交換の効率も上がり, 要するに電気代も安くなる。 設置費用は多少高くなるが、これからちょっと流行るのだ。 日経サイエンス11月号にも、ちょっとだけ載っているよ。
PROOFの利き酒SET。 もちろん、そんなメニューはない。 僕がスコッチを勉強するために、佐藤君が用意してくれた。 今日のお題はハイランドモルト。 左のグレンオード12年は、石炭の直火焚きに変わる蒸気蒸留方式。際立った特徴はないが、バーボン樽を使用しているので、僕には飲みやすい。 その右ダルモアブラックアイル12年 通常のダルモア12年がシェリー樽30%、アメリカン・ホワイトオーク70%に対してブラックアイルはシェリー樽50%、アメリカンホワイトオーク50%の比率で造られる。 僕はシェリー樽の酒を飲みつけていないので、飲むたびに「うわーっ!」と叫びたくなる。 さらに右はグレンドロナック15年。 飲むたびに「うわーっ!」と叫びたくなるのは同じ。シェリー樽なのだろう。 いちばん右はグレンリベット12年。 シングルモルトの原点的存在。 花の香りで飲みやすい。バーボン樽。 ・・・ということは、僕はバーボン樽のスコッチから始めるしかないようだ。
SLED13を隠れ家に持ち帰ろうとしたが、水曜日にまたもや取材が入っているらしい。 旬のものは、旬のうちにメディアに登場させるのがいいだろう。 今日はSLED13を持ち帰らずにお散歩のみ。 海の風が気持ちいい。 写真は淡路島より。
モトブルーズに出向くと、組み立て前のBig Bear Choppersが3台も入荷していた。 僕と同じSLED ProStreet、それとSLED Chopper、そしてVENOM。 どんどんと仲間が増えているようだ。 巨大なリアタイヤのバイクが、神戸の街を制圧するのだろうか?