自動車業界☆劇的復活
12月
18日
この業界は、このまま終わってしまうのだろうか?
いや、とんでもない。
ここから先、自動車業界は劇的に復活していくのだ。
それには、条件がある。
バイオ燃料を含めた石油系燃料を捨てた時、それが実現する。
ホンダのFCXクラリティを見ればわかる。
水だけを排出する燃料電池車両は、性能的に実用域に入っている。
残る問題はコスト。
大きな問題のように思えるが、ここまで進んだ道のりを考えれば、あとわずかな問題だ。
仮にこの車が1000万円で販売されたとしよう。
この車は、「バカ売れ」する。
感覚的に高額だと思うかもしれないが、落ち着いて道路を走る車を見てもらうとわかる。
1000万円を超える高級車は、ごろごろ走っている。
この価格帯の車は、とりわけ特別な存在ではない。
そして、そのオーナーがクリーンで静かで気持ちの良い加速を望めば、大排気量車は中古市場に置きざりにされる事になる。
事実、僕も可能であるならば、この新種のメカを手に入れてみたい。
ここまで購買力を刺激する物が、自動車業界には存在する。
今や悪名高いGMだって、燃料電池のパッケージは開発済みだ。
もしGMが化石燃料との決別を宣言すれば、事態は急変するかもしれない。
これまでのアメリカは、環境問題から目をそむけ続け、石油社会への逆戻りを政策として実行してきた。
アメリカが化石燃料から決別し、BIG3が行動したならば、中東もロシアも力を失い、アメリカは真のリーダーとなりうる。
石油に頼る社会を維持しようとして、また石油欲しさにイラク戦争を始めたブッシュの家には、投げつけられた靴が山のように積まれることにはなるだろうが。
そんなわけで、自動車業界は劇的復活の可能性を秘めている。
さあ、一歩抜け出して来るのは誰かな?
HONDA の燃料電池車 FCXクラリティ
レクサスの様な大型ハイブリッドでは、消費者も納得しなかったが、これくらいダイナミックなメカならば、自動車業界は劇的に復活する!