夏季の電力需給対策、節電要請は実施せず
5月
14日
2018年冬季の電力需給実績と夏季の見通しを公表した。
資源エネルギー庁:2018年度冬季の電力需給実績の振り返り及び2019年度夏季の電力需給見通し・対策について
この資料によると、暖冬影響により全国各エリアの電力需要は、
北海道と沖縄を除いて想定より低く、電力供給不安無く終わったようだ。
2019年夏季の予測では、昨年の全国的な猛暑を考慮し、
大半のエリアで電力需要が増加する予測となった。
だが各エリアの供給能力は十分で、エリア間の系統連系も進んでいる事から、
今年も節電要請は行わず、無理のない節電を呼びかけるだけとするようである。
気になるのは、夏季の最高気温が年々上がり、電力需要が増加している事だ。
地球規模で温暖化ガスの排出を減らていく事も重要な事だと言える。