大阪万博の夢の後は、再生可能社会への提案を
11月
24日
ロシアと中東のアゼルバイジャンとの競争だったが、大阪が手にした。
だが、世界にカネをバラ撒いて手にしたキップで、キナ臭さが漂う。
大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会」。
健康や医療分野の技術の発展を紹介していくとの構想である。
だが、その万博跡地には大規模カジノを建設する考えもあると言う。
いくら開催後に莫大な借金が残りそうだと言っても、
人の生活や健康を損なう恐れのあるカジノの話はないだろう。
なら未来社会に向けた再生可能社会への提案の場にしてはどうか。
人工島には太陽光と風力発電を据え、エネルギーを再エネで賄う。
植物由来樹脂の関連施設を誘致し、石油由来プラスチックを減らす。
万博施設を利用した医療センターと、リハビリ施設を充実させる。
開催予定地「ゆめしま」の名の通り、
海に林立した風車と、その向こうに広がる大阪湾を眺めながら、
健康で長寿となった人々が夢を語れる場にしていって欲しいと思う。
