関西万博の来場者が1千万人を突破
7月
14日
13日、日本国際博覧会協会(万博協会)は大阪・関西万博の来場者が、12日までの累計で総来場者数は1169万3465人で一般来場者は1008万276人となり、1千万人を突破したと発表しています。
13日で開幕から3カ月となり、184日間の会期は折り返し地点を迎えました。運営費収支の黒字ラインとされる計約2200万人の来場達成に向け、会期後半で増加ペースを上げられるかどうかが焦点となります。
1週間当たりの来場者は開幕後4週間までは50万~60万人台でしたが、その後増え、5月下旬には90万人を超えています。1日当たりの過去最多は6月28日(土)の20万2819人で、一般来場者は18万4990人でした。開幕50日目の6月1日に累計で500万人を突破しています。
ただ、近畿地方が梅雨明けしたとみられる6月下旬以降は減少傾向になっています。連日の猛暑が影響している可能性があり、集客の勢いを維持するには夏場の熱中症対策が影響しそうです。
暑さが落ち着く会期終盤は、駆け込み需要もあり連日20万人超の来場が予想されています。大阪メトロ中央線など交通機関の混雑やパビリオン入場待ちの行列に拍車がかかることが、懸念されます。