本日は、二十四節気の〈寒露〉に続く第18番目の〈霜降〉に当たります。 露が冷気によって霜となって降り始める頃になり、『暦便覧』では「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」と説明しています。 楓や蔦の葉が色づく頃で、晩秋の山々は赤や黄に彩られ、紅葉狩りの季節です。 俳句の季語には、「薄紅葉」や「初紅葉」など、色づきはじめた情景巧みに捉えた言葉があります。