神戸ご当地(1560)リニュアル「いそがみ公園」
6月
7日
三宮の南東に位置する「磯上公園」(神戸市中央区八幡通2)が、2024年6月6日、リニューアルオープンしています。
1955(昭和30)年に開設されて以来、有料グラウンドとして団体スポーツをメインに利用されてきました。都心・三宮再整備事業の一環として公園敷地内への体育館建設が決定したことを受け、2021年から公園のあり方が検討されてきました。
検討の結果、市民アンケート結果も反映した設計を行い、多世代が楽しめる「芝生広場」「ヒーリングガーデン」などで構成する公園として再整備されることになりました。子育て世帯からの「子どもがワクワクする遊び空間」というニーズも取り入れ、近隣の東遊園地やみなとのもり公園にはなかった「遊具」も設置されています。
ヒーリングガーデンは、米国在住の造園家<栗栖宝一>さんが監修し、本格的な日本庭園の作庭技法を取り入れ、造園に当たっては、2023年、JR三ノ宮駅南側で、期間限定で開設されました<栗栖>さん監修の日本庭園「サンノミヤヒーリングガーデン」の材料も再利用されています。
兵庫県立御影高校の生徒のアイデアにより、神戸市内で増えている竹林の廃材を利用した竹チップも活用しSDGsにも配慮されています。
1995年の阪神・淡路大震災では、がれきの集積所として利用されていました「磯上公園」ですが、きれいに整備された姿に、驚く市民も多いのではないでしょうか。