25日、東京都立川市「立川ステージガーデン」で満50歳以上の棋士が頂点を競う将棋の第1回「達人戦」決勝が行われました。
「達人戦」は今年創設され、4月1日時点で50歳以上の現役棋士54人が参加。<谷川浩司十七世名人>(61)と<森内俊之九段>(53)、<羽生善治九段>(53)、<佐藤康光九段>(54)のシード棋士4人と、予選を突破した4人の計8人が本戦に出場しました。
決勝戦では、先手の<羽生善治九段>が<丸山忠久九段>(53)に勝利。日本将棋連盟の会長に就任後初の棋戦優勝を果たし、初代・達人の座に輝いています。
永世7冠の称号を持つ<羽生善治九段>はシードで本戦から出場。24日に行われました準々決勝で<深浦康市九段>(51)に勝利し、25日の準決勝で名人戦七番勝負を9期戦ったことがある<森内俊之九段>との平成のゴールデンカードも制し、決勝まで勝ち上がった<羽生善治九段>です。予選から勝ち上がり組で勢いに乗っている<丸山忠久九段>を下しています。
<羽生義治九段>は、6月から日本将棋連盟の会長も務めています。会長の棋戦優勝は<佐藤康光九段>が会長就任直後に優勝しました2017年のNHK杯以来、6年ぶりとなります。
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