「ヒシャム宮殿」のモザイク画修復@パレスチナ自治政府
10月
31日
7~8世紀に栄えたウマイヤ朝の時代に築かれた代表的イスラム建築「ヒシャム宮殿」で、836平方メートルにわたって描かれ、世界最大級のモザイク画の一つとみられています。修復の費用1200万ドル(約13億円)は日本が支援しています。
28日のモザイク画公開に際し、専門家は「パレスチナ産の石が500万個も使われていた」と壮大な作品を解説しました。
草花や幾何学模様に加え、鹿を攻撃するライオンは「戦争」、草食動物ガゼルは「平和」の象徴と考えられているとか。
宮殿は1873年に発見されました。砂に埋もれたモザイク画が見つかったのは20世紀になってからでした。