今年1月の台湾総統選 で、野党、中国国民党の公認候補として出馬し、現職の<蔡英文>総統(63)に大敗した<韓国瑜(ハングオユー)>高雄市長(62)のリコール(解職請求)投票が6日、同市で実施されています。 台湾メディアの開票速報によりますと、賛成票が有権者の4分の1を超えたため、リコールが成立しています。3カ月以内に補選が実施されます。台湾で市長が解職されるのは初めてです。 <韓国瑜>氏は台湾の主要政治家の中で最も「親中的」と言われており、リコールが成立したことで、所属する対中融和路線の最大野党・国民党にとっても大きな打撃となり、中台関係の影響も必定でしょう。