早稲田大学在学中に小説家デビューし、第22回小説すばる新人賞を受賞した<朝井リョウ>の同名小説『桐島、部活やめるってよ』(2010年・2月・集英社刊)を、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(2007年)の<吉田大八>監督が映画化した青春群像劇『桐島、部活やめるってよ』が、2012年8月11日より全国で公開されます。
田舎町の県立高校で映画部に所属する「前田涼也」は、クラスの中では静かで目立たない、最下層に位置する存在でした。監督作品がコンクールで表彰されても、クラスメイトには相手にしてもらえませんでした。
そんなある日、バレー部のキャプテンを務める「桐島」が突然部活を辞めたことをきっかけに、各部やクラスの人間関係に徐々に歪みが広がりはじめ、それまで存在していた校内のヒエラルキーが崩壊していきます。主人公「前田」役に<神木隆之介>が扮するほか、「前田」があこがれるバトミントン部の「東原カスミ」を『告白』(2010年・監督: 中島 哲也)の<橋本愛>、「前田」同様に目立たない存在の吹奏楽部員「沢島亜矢」を<大後寿々花>が演じています。
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