直木賞作家<角田光代>の原作小説『八日目の蟬』(2007年3月25日・中央公論社刊)を、<井上真央>、<永作博美>の主演で映画化したヒューマンサスペンス『八日間の蟬』が、2011年4月29日全国でロードショー公開されます。 監督は『孤高のメス』(2010年)の<成島出>が務めています。1985年、自らが母親になれない絶望から、「野々宮希和子」(永作博美)は不倫相手の子を誘拐してわが子として育てます。 4歳になり初めて実の両親の元に戻った「秋山恵理菜」(井上真央)は、育ての母が誘拐犯であったと知り、心を閉ざしたまま成長します。やがて21歳になった「恵理菜」は妊娠しますが、その相手もまた家庭を持つ男でした。