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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(156)『居酒屋お夏』岡本さとる(幻冬舎時代小説文庫)

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今年の読書(156)『居酒屋お...
今年最後の読書は、居酒屋好きの酒呑みらしく『居酒屋お夏』を選びました。

主人公は目黒不動で「酒 飯」の幟を掲げた居酒屋を営む女将の<お夏>ですが、経歴・年齢不詳で客に対して毒舌を絶やさず、「因業婆」・「くそ婆ァ」と呼ばれています。

本書は四話の短篇からなり、市井に起こる事件を、「天女」ともおもえる美女が手助けして解決してゆく人情噺ですが、この「天女」が<お夏>だとはどこにも書かれていませんが、自然と読者に裏世界での顔だと暗示させています。

「くそ婆ぁ~」と罵りながら毎日顔を出す口入れ屋の<龍五郎>、<お夏>の店の寡黙な料理人<清次>を脇役に、人生の機微に戸惑う人々との交流がほのぼのと描かれています。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2014-12-31 05:58

やはり年末となれば主婦は忙しくて。
PCの前に座れません
なかなかブログにコメントできなくて…
<m(__)m>

あのこなもん屋うま子、読みたい!
面白そうですね。

200は無理かなぁ~?

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-12-31 06:03

アハ、ギャグ満載の『こなもん屋うま子』、関西人なら面白さ倍増だと思いますね。
気楽に楽しむのがブログだと考えていますので、無理なさらずにまずは家事に専念かな・・・。(笑)
来年は200冊を目指して、頑張ってみますね。

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