遺伝医学の進歩により、
ヒトでは約2万余の遺伝子がある
ことがわかってきています。
びっくりすることに、
ヒトはだれでも50以上の
遺伝子の異常を持っているらしいのです。
そんなことが、
最先端の次世代シークエンサー(NGS)検査
による解析でわかってきました。
すべての遺伝子が正常なヒトはいない
ということなのです。
そうすると、
すべての遺伝子の異常が
病気や先天異常や
流産や着床不成功と、
直接に関係している
とは、言えないのです。
詳しくは、
来月の5日(日曜日)、13時からの
「青クリの会」にて、お話しします。
ご参加をお待ちしています。
今までの 健康 に感謝して、
これからの 希望 が叶いますよう、
神様 に お祈りします。
祈る心 がある限り、
希望 は 膨らみます。
希望 があれば、前を向いて
生きていけます。
今年も 不安 と
上手く付き合って、
最後は自分を信じ、
生きていきましょう。
新春の休日、
のんびり田舎道を散歩してきました。
山あり、川あり、
自然の音しか聞こえない、
こころ落ち着くひとときでした。
日本はいいですね~。
現在のトピックス的な胚移植技術は、
卵子核移植治療とミトコンドリア補充治療
ではないでしょうか。
欧米では、40歳以上の場合、
卵子提供が一般的になりつつあります。
全体では1%以上の方が
卵子提供を受けられているようです。
卵子提供の場合、
受精卵(胚)の遺伝子は
夫から50%で、
第三者からが50%になります。
ご本人の遺伝子はありません。
一方、
卵子核移植治療とミトコンドリア補充治療では、
ミトコンドリアの分だけが
第三者からの遺伝子となり、
ほとんどの遺伝子が
夫婦からの遺伝子になるのです。
現在、英国や米国において、
ミトコンドリア病の方を対象として、
臨床試験が行われています。
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年末年始のつかの間のゆったりした時間、
自然に、
この一年を振り返ってしまいます。
今までの自分を振り返ってしまいます。
後悔すること、
辛かったこと、
良かったこと、
無性に懐かしいこと、
そんなことをあれやこれや
考えているとき、
けっこう居心地がいい時間
になっています。
居心地がいい時は
時空を超えていますね。
過去の元気な自分が
よみがえってきませんか?
あの頃は、いつも前を向いてたと。
今、辛い状態にあるあなたへ。
まだまだ、人生これから。
前を向いて、
楽しかったことを思い出し、
その頃の元気を取り戻しましょう。
今までの結婚前の時間、
夫婦になってからの時間、
それぞれに思い出がいっぱい
の事と思います。
これから、
子供が授かれるといいですね。
もしも、仮に、
授かれなくても、
あなたが女性としてがんばってきたならば、
がんばった自分に
誇りを持ってください。
自分が自分をどのくらい
ほめられるのかが、
その人の人生の輝き
の物差しですから。
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流産・移植不成功を繰り返し経験すると、
何がいけなかったのか?
なぜ産んであげられなかったのか?
と、
悲しみと不安でいっぱいのことと思います。
旦那さんもどうしていいか、
わからないまま、
何とか助けたいと一生懸命だと思います。
ご夫婦でよく診察に来院されますが、
そのなかで感じていることは、
夫として、
不育症・着床障害の治療を
積極的にリードしているタイプと、
支え役に徹しているタイプに
わかれているようです。
どちらのタイプであっても
「妻の立場に立って」
いっしょに克服していこうとされている
ように感じられる旦那さんは、
いい感じですね。
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2008年5月に、日本初の
「不育症と着床障害」 専門クリニックとして
開業しました。
2015年5月より2016年4月までの
開業8年目の1年間の間に、
当院で初めて治療された方の
治療成績を2016年8月時点で集計して、
やっと、まとまりました。
その1年間の治療成績を追加した、
2008年5月より2016年4月までの
8年間の合計の治療実績を、
当院のホームページに
クリスマスまでにはアップいたします。
8年間の不育症の初診者数
(過去の流産の回数が、2回~16回)は、
3660人であり、
その成功率は、79% でした。
40歳以上に限れば、
その成功率は、 56% でした。
全体の平均年齢は、35歳であり、
約6人に1人が40歳以上でした。
最高齢47歳の人が、
自身の卵子で自然妊娠され、
出産に成功されています。
8年間の着床障害の初診者数
(過去の移植不成功の回数が、5回~28回)は、
905人であり、
その成功率は、 27% でした。
40歳以上に限れば、
その成功率は、 14% でした。
全体の平均年齢は、38歳であり、
約3人に1人が40歳以上でした。
最高齢46歳の人が、
自身の卵子で体外受精にて妊娠され、
出産に成功されています。
2015年5月より2016年4月
までに受診された方の特徴として、
受診総数 (521人) の中で、
過去の移植が不成功 3回 以上の
着床障害の人の割合が、
約45% であり、
増加してきていることです。
また、当院受診の方の特徴としては、
他院では不成功の難治性の方や、
高齢の方がよく受診されています。
今までの治療実績
についてのブログは、
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検索できます。
「理」づめの医療は基本的に最も大切です。
ただ、理論的根拠には、
時間とともに変わってくことがあるのです。
さらに、
その対象の人の全体像は
「理」づめだけでは
なかなか理解できません。
「情」があるからです。
生殖医療にとっては、
特に、
「理」と「情」から診ることが、
極めて重要だと思っています。
不育症と着床障害の治療には、
心身両面からのアプローチが
非常に有効なのですよ。
ブログNo.197も参照してください。
スナメリちゃんです。ジュゴンくんではありません。
卵を育てて、選んで移植する医療と、
移植した卵を子宮内で育てる医療は、
専門性が違います。
体外受精は、生殖の技術(ハード)であり、
メンタル(ソフト)は関係ありませんが、
不育症・着床障害は、
子宮内環境が問題ですから、
免疫・ホルモン・凝固系等の状態(ハード)と、
子宮内ラセン動脈の血流に影響する
メンタル(ソフト)が関係しています。
ですから、
不育症・着床障害は、
検査も治療も
わかりにくいのです。
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