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投稿日 2022-07-08 12:00
自律型人財育成コーチのブログ
by
山田 武彦
こんにちは興味深い本に出会いました。タイトルは「最古であり最先端の個性心理学」です。DNAと占い??? なんだか怪しげなタイトルですね。本を開くと「あなたのルーツから、あなたの今が分かる」とあります。DNAと言うと、いわゆる「DNA鑑定」というワードをよく耳にしますが、犯罪での犯人の特定に使われたり...
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米国では、40歳以上になると、卵子提供による体外受精の割合が約一割にもなるそうです。若い女性の卵子と夫の精子で受精卵を作り、着床前スクリーニング(PGS)(受精卵検査)ですべての染色体を事前に調べた後、子宮に戻す仕組みです。成功率は50~60%ぐらいのようです。最近、PGSは着床前遺伝子検査(PGT...
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現在のトピックス的な胚移植技術は、卵子核移植治療とミトコンドリア補充治療ではないでしょうか。欧米では、40歳以上の場合、卵子提供が一般的になりつつあります。全体では1%以上の方が卵子提供を受けられているようです。卵子提供の場合、受精卵(胚)の遺伝子は夫から50%で、第三者からが50%になります。ご本...
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卵子を再生させられるミトコンドリア補充療法についての記事が、今年の3月、権威ある米国医学誌「サイエンス」に発表され、話題になっています。43歳以上になり、胚盤胞まで育ちにくく、さらに、着床前スクリーニング(CGH法によるPGS)した結果、なかなか良好胚ができない場合、現在の実際的な治療法のひとつとして、卵子提供が米国やタイ等では行われています。ブログNo.347の中で書いたように、今年の2月に、イギリスでは卵子の核移植が合法化されました。難病のミトコンドリア病に限った合法化ですが、その技術は、将来、老化した卵子を再生する治療として認められるかもしれません。核移植とは、つまり、細胞核から見れば、...
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イギリスで今年の2月24日に人間の卵子核移植が世界で初めて、合法化されたことが報道されました。1997年にクローン羊ドリーの誕生が発表されて以来、動物では核移植がすでに行われています。難病のミトコンドリア病の女性に限った法制化です。ただ、将来的には、高齢による質の低下した卵子の核を取り出し、徐核した...