自分を他人と区別するために
自分の細胞には
自分だけのしるしがあります。
それを 「同種抗原」 と言い、
親から子へと遺伝されています。
そして自分と違う細胞(組織)を
体内で見つけたら、
自分の免疫細胞は非自己細胞を
攻撃(拒絶)するのです。
しかし例外もあります。
それが妊娠なのです。
その原因は現在でもはっきりしませんが、
胎盤になる細胞が重要で、
胎盤系を通じて、
受精卵と母体は、免疫学的に
適度に交流していることがわかっており、
その交流が
妊娠維持に重要であるようです。
不育症や着床障害の
大きな原因の一つとして、
受精卵と母体の情報交換不全が
存在しているのです。
ピシバニール免疫治療は、
その情報交換不全を適正な方向へ
誘導する治療法のひとつです。
詳しくは、
2月5日(日曜日)、13時からの
「青クリの会」にて、お話しします。
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