8月
16日,
2019年
ぼうぶら
若い人たちはあまり使いませんが私の母たちは使っていました。
語源をたどってみると
もともとカボチャ(南瓜)はカンボジアの野菜みたい。なので「南」の「瓜」と書く。そして、「カボチャ」という音も「カンボジア」→「カンボジャ」→「カボジャ」→「カボチャ」となったそうだ。
「ぼうぶら」だが、これも外国語が由来となっているみたいだ。ポルトガル語でカボチャのことを「abobora(アボーボラ)」と言うらしい。これが由来となって「bobora」「ぼうぼら」→「ぼうぶら」となったそうだ。
8月
16日,
2019年
出世祈願(コノシロ街道)
お昼には大粒の雨、通り雨でした。
毎日降ってくれたらありがたいです。
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コノシロは成長するにつれ呼ばれ方が変わる出世魚でもあります。市場で聞いたところおおむね以下のような感じでした。
シンコ・・・その年に孵化した幼魚5~8cmくらいまでのもの。
コハダ・・・8~10cm位のもの。
ナカズミ・・・11~15cm
コノシロ・・・16cm以上
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コノシロはニシン科の魚で単独でコノシロ属に分類されている。コノシロという名よりすしネタのコハダとしての方がよく知られているのではないだろうか。
コノシロは光物の代表として江戸前寿司にはなくてはならない存在である。特に小さなシンコはさばくにも酢締め具合にも熟練した技術が求められる腕の見せ所となっているとともに、旬、季節感を感じさせてくれるネタでもある。
呼び名が変わるものを出世魚と言いうが、コノシロの場合、成長するにつれて価値が下がってしまうので出世魚と言っていいのだろうか。これは、江戸前鮨のネタとして小さいほうが好まれ、成長し小骨が気になるコノシロは一般受けしないためである。
コノシロはその昔「ツナシ(都奈之)」と呼ばれてい。万葉集の中で大伴家持の歌に
『・・・・・つなし捕とる 氷見ひみの江え過ぎて 多祜たこの島 ・・・』
と出てくる。現在でも瀬戸内周辺ではツナシとも呼ぶところがあるようだ。
8月
16日,
2019年
今日は精霊流し
台風10号が去って朝方まで雨が降っていました。
川がどれだけ増水しているかが問題です。
写真は2年前に流した灯篭です。
娘たちが思い思いに書きました。