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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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山頂から失礼して

スレッド
世間からしてみれば
小さいことであろうとも
自分にとって喜ばしいことがあれば
朝起きたときの体の重さが違う

昨日の朝はどうしようもなく
やる気のない重みを引きずって
最悪だ、なんて呟き
膝をカックンカックンさせ
歩いているようだった

それに比べてどうなんだい今朝は
間に合いそうもない電車へ走り
乗ってしまうんだから
一通の手紙で元気をもらえるものだ

人生山あり谷あり
なんて言うけど
日々に山あり谷ありだ
サイクルは細やにアップダウン

こんな私のために
ひとが時間を費やす思いやり
それをいただく喜びに
今朝は頂上からの景色が頗るよい


感謝を忘れるなよ、自分
お前はひとりじゃないじゃないか

頑張れ自分

#詩

ワオ!と言っているユーザー

Doll

スレッド
それでも
あなたの前では
わたしらしいのかも

流れるまま
こころを揺らし
たどり着いたのは
虚しく汚れた天井の下

日々を濁すために
カラダを揺らすあなた
そこには愛なんてないけれど
寂しさを紛らすかのように
わたしのカラダも揺れる

あなたはひとつ唸って
わたしはひとつため息


想い出したように
紙でひこうきを折るあなた
飛ばずに落ちる空っぽの音
ふたりの刹那な微笑み
だれも欲しがらぬような幸

それでも
わたしらしいのかも

それでも
わたしらしいのかも

それでも

#詩

ワオ!と言っているユーザー

喫茶店『全集屋』

スレッド
ん〜、本の出版か。
詩や小説を書いていれば後々は、本の一冊でも手掛けてみたいと思うのだろう。私の場合、そこには全く欲がなく、人様に読んでもらうのならインターネットで充分かな、なんて思ってしまう。

紙媒体はお金がかかってしまうし、本や音楽なども基本的に無料で良いのではないか、と常々思っている。手にとり趣のある作品としての本、それも素晴らしいと思うのですが、なんせひとの手を介し本が作られるために料金は、凄いことになってしまう。出版社では、企画、文章を校正・編集、宣伝、販売で人材と時間を使い、なおかつ印刷会社で印刷・製本をして、本を流通させ本屋に置いてもらう。ん、やはりお金がかかる。

そこで、私の描いている構想がある。以前もこのブログでその内容を投稿したが、作者が製本まで手掛ける、喫茶店をやってみたいと思っている。なんだそれっ、と思うでしょう。本作りしたい方が文章のデータを喫茶店に持ち込んで、パソコンに入力し、いくつか文章規格を作っておき、お好みの構成で藁半紙に製本機能で印刷。それをバインディングして、表紙も自身で作り、一冊の本にする。

インターネットで調らべると、しっかりとした手順で作れば、店頭に並ぶ本と変わらない程度で本が作れることがわかる。藁半紙は時が経つとなかなかいい味を出してくれる。変色という自然に沿った味。低コスト、ノスタルジックでなかなかいいんですよ。とくに読みずらいこともありません。ただ、紙の強度が小さく少し破けやすいですかね。

で、出来上がった本を喫茶店に並べ、来店したお客が手にとる、と。喫茶店の中に製本所を設けて、私がコーヒーを挽いて運び、製本のスタッフとなり依頼者と共に本を仕上げてゆく。そして、製本された本で店内を埋め尽くすという構想(ひとつの作品に対し二冊ほど店内に並べ、その他は依頼者が知り合い等に贈呈等)。まあ、採算は取れないかもしれないが、なんとか店が潰れないようには経営したいと。本は一冊(100Pで)、百円以下に収めたい(印刷機が安ければもう少し…。また、作品のデータで電子本も併用し、そこで収入があれば、無料になるかも…。普通紙の場合は二百円以下かな)。

百冊で一万円、千冊とかは人件的に無理なので、やはり百冊まででしょう。表紙にはひと工夫して魅力のあるものに。喫茶店『全集屋』。いつかは依頼者の全集までも作ってしまおう、という夢への手助けができたら、という願いを込めて『全集屋』、どうでしょうか? 私の最終目的をそこに設定して、邁進していこう。今まで自分に夢なんてなかったけど、やっと進むべき道が見えてきたみたいだ。あとは進むあるのみ。十年後ぐらいを目標に絶対実現で行くべし!

おっと、忘れてはいけないのが編集、校正をどうするかだ。作者にすべて依存するか、それとも……。ん〜、ここをクリアーしなくては。編集、校正がしっかりできていないと本の質を落としてしまう。やはり、そこには技術を持ったスタッフが必要だろう。とりあえず、そっちも十年かけ勉強しなくては駄目そうだな…。頑張ろっ!
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

それぞれの

スレッド
君は詩を書いているんだって
それってどこへ向かっているんだい

自分が向かう場所がさぞ大層なところのように
違和感ビンビンの男は言う
訊いてみれば会社に貢献して
自分が部長に昇進するとかいう話だ

幸せを考えた時
男の価値観はそこにあるのだから
私がとやかく言うことではない
でも、それってどこに向かっているのだろう

あなたこそ、どこへ向かっているんですか

ああ、ついつい訊いてしまった

そりゃ、行けるとこまで行くさ
上へ上へ邁進するだけだよ
もっと上からの景色を見てみたいね

はあ、そうですか
では、仕事が楽しいのですね

バカ言え
仕事が楽しい訳がない
切磋琢磨しながらの戦いだよ
君は社会の厳しさを知らないね
そんな詩なんて書いていると
どんどん下へ下へと落ちて行くぞ

はあ、そうですか
では、上は幸せなのですね

当たり前だ
最高の幸せに決まっているじゃないか
さっきから君はつまらないことばかり訊くね
そんな暇があったら勉強して
良い会社へ就職しようと思わないのかね

はあ、私もあなたと同じように
幸せへ向かうために詩を書いているんですよ

君はどうしようもない男だな
さっさと消えたまえ

すみませんがこのトイレ
掃除させてもらいませんか

ああ、そうだったな
手を抜かずに綺麗にしておけよ

了解です

#詩

ワオ!と言っているユーザー

陶酔エラー

スレッド
一字のエラーに悔しさが膨張
不完全な詩はすべてを壊してしまうように

俺の器はエラーにクヨクヨする
後戻りできない時間
あれだけ読み込んだという言い訳
これからどう過ごせばいいんだ
重い重い朝はすでに頭痛がして

自己陶酔に影が潜み
この時を待っていたかのように笑う

書けている

その満足を捨て去らなければ
この爆弾はすぐ表に出てきては
爆発をしてしまう

書けていない

満足できない満足を持ち続け
これからは打ち込んで行くしかない
忘れるな達成感より懐疑

一字の痛恨のエラーに野次が飛び
ごめんなさい

頭を下げることから始め
自分という作品を仕上げるように
精進して行かなければ
#詩

ワオ!と言っているユーザー

冬の陣

スレッド
交じり合わない視線は
立っている場所を教える

通り過ぎる風は破顔を見せ
冷やしてゆくこの身体
着込んでいても
外気は弱気にさせる

寒さに身震いをすれば
孤独な人間が温もりを夢みて
寂しがりやの自由は不安定
やはりこの列に並ぶ

ホームに連なる戦士たち
踠く心拍を熱に変えながら
白い息の狼煙を上げる

背を押され乗り込む電車
殺気はガラスの結露となり
舌打ちが聞こえれば
我が身はなお冷え込むが
それでも今日の戦いが始まる

#詩

ワオ!と言っているユーザー

存在

スレッド
僕が存在すると
他の僕は存在できない
この優越感を楽しむ時
存在に理由なんていらなくなる
#詩

ワオ!と言っているユーザー

人の流れ

スレッド
駅前の高い建物から
人の流れを眺めている

右から左に流れる人
左から右に流れる人

駅へ向かう人と
駅から出てくる人を調べたら
同じ人数になるんだろうな
二、三日調べたら誤差があまりないくらいに
プラスマイナス0に近いだろう

もしそこに誤差があるとすれば
かなり大きな事情が考えられるのでは

暫く帰ってこない旅立ち
結婚で新天地へ
それとも職場が変わった
たまたま出掛けて帰ってこれなくなったとか

プラスマイナス0にならない人
そこに希望やら夢のある数値だと想像すると
人の流れも
いいな、なんて思って眺めている

#詩

ワオ!と言っているユーザー

知り合いに宇宙人がいて

スレッド
君は宇宙へ行ったことがあるかい
夢とかの話じゃなくて
それも宇宙飛行士とかじゃなくて
ある日突然、連れて行かれちゃうやつ

僕は二度あるんだよ
一度目は小学生二年生の時で
裏の空き地で野球をしていたらUFOが飛んでいて
こっちに来るな、と祈ったけど
どんどん自分たちの方へ向かって来て
そして、記憶が飛んだ
気が付けばまた野球をしていたんだ
あとで友だちにUFOが飛んでいたよね
そう言ったら
お前、ボケてんじゃないかと言い返され
少し記憶が残っていたのは僕だけだった

二度目はかなり記憶がはっきりしている
高校一年生の時
たぶん夜中の二時とか三時とかだと思う
僕がトイレに行こうとすると
戸の向こう側にUFOが来ているのは分かった
見えてないなずなのにそれがわかった
それまで僕は宇宙人と
コンタクトしていたという確信みたいなのがあって
大半は記憶が消されているけど
宇宙人でも消せない記憶が僕には残っていた
これは宇宙人の誤算であったのか
わざとそうしたのかはわからないが

またほとんど記憶が消されてしまったが
銀色の宇宙人がいて自分が手術台みたいなところに
横になっている記憶が一瞬だが残っている

そして真っ暗な世界を覚えている
真っ暗と言っても紺色に近い黒だ
どのタイミングでどこから見たのかわからないが
僕はそれが宇宙だと今でも思っているんだ
それからは一度としてUFOも宇宙人も
見ることはなくなった
僕のサンプルとして役割は終わったのか

その遭遇で僕が変わったことは
いつもビクビクと怖がりであったが
自分のどこかに開き直りというか
どうにもならない絶対があって
諦めることを教わった気がする
ビビリ屋ではなくなった

それと、自分の中にある世界は宇宙まで
広がったことは間違いなさそうだ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

ネット詩誌

スレッド
月に一度、ネット詩誌『MY DEAR』の新作紹介へ作品を掲載させて頂いています。数ヶ月前までは一投稿者として、週に二作ほど詩を投稿していましたが、今はそこで免許皆伝たるもを頂戴し、レギュラーメンバーに。すると、もれなく新作紹介への投稿が可能になります。これが、これが、どんだけプレッシャーというと……。
私の他にも歴代レギュラーが何名もいらっしゃって、現在はそこへ七、八名の詩人たちが新たなる詩を発表します。みなさん、それぞれの個性で極めた作品を上げてくるので、私のようにノンジャンル詩人では薄い存在になってしまうのですが。
月に一作品、ないしは二作品、いやいやこのプレッシャーは掲載してからも一ヶ月続くので、けっきょく年中ビクビクしている訳なのです。
ああ、ん〜、あそこはああすれば、ここはちょっと甘かったなど。一発勝負で訂正も効きませんので、うっ、胃が……。ということで先程、管理人さまへ来号用の作品を送信致しました。
しかし、このプレッシャーが詩を書く上で自分の力量を測ることと、詩へのパッションが試される場として大切にしています。


ネット詩誌『MY DEAR』・240号は11月28日の更新です!
ぜひ、ご覧あれ!

http://www.poem-mydear.com/
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

街はクリスマスモードに

スレッド
街はクリスマスモードに
昨夜、久しぶりの外食。
ブュッフェで21:00を過ぎると料理が片付けられてしまう。
入店したのが、20:45!
急いで少しづつ皿に盛り、全種類をゲット。
はあ、食べるのに二時間かかりました。。。
(すみません、詩の記事でなくて…)

現在は、図書館。
さあ、詩モードだ!
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

僕は子どもとおとな

スレッド
昨日の雪は嘘で
今朝の日差しはリアル

僕は上手に歩るこうとして
躓きそうな段差を気にすれば
すれ違う肩が触れ睨まれる

少し時間がある
緊張とプレッシャー
コーヒーで挑みと逃避
僕を許しながら

少なくなる黒
休日の夢を回想しては
学校へ行きたくない子ども

何も変わっていない
大きくなった子どもは
爺さんになっても変わらないのだろう

誤魔化しきれない
自分と社会を笑ってしまおう
ユーモアの力を借りながら

子どもとおとなに付き合いながら
ぼちぼち歩き出そう

#詩

ワオ!と言っているユーザー

雑記っ。

スレッド
最近、「詩人」という概念が私の中で変わってゆく。詩人なんて、自分から名乗るものではないと頑なに思っていた。しかし、私の頭の中にある答えが反対側へ行ってしまうことがある。「私は詩人だ」ということだ。勿体ぶってもしょうがないじゃないか、人生は一度、詩人を楽しもうじゃないかと。ナルちゃん的な発想かもしれないが、自分の詩を読んでいて自分が詩人じゃなかったたら、誰が詩人なんだ、そんな自信というか、勘違いが芽生えた。この勘違いを大切にして、これからは生きて行こうと。ああ、私は詩人だ。

#雑記

ワオ!と言っているユーザー

雪の日には

スレッド
余分を引きずり
余計を垂らし
雪が斜めを滑る

いるもの
いらないもの
整理がつかぬまま
何処へ

嫌な自分が膨らんで
僕の想像はあなたの想像

抜けられない
複雑を飲み込んでしまい
消化されず歌っている

耳障りな声は
踏み込まれていない
雪を汚すように僕は今日も歩く

#詩

ワオ!と言っているユーザー

なんでもない朝なのに

スレッド
いってらっしゃい

自動販売機から声を掛けられ
缶コーヒーを握り
いってきます、と歩き出す

冷たい風が頬を撫でると
今日の新鮮が少し気分を乗せる
身を流れに任せたゆっくりとした変化
襟を立てれば遠くの景色が見えてくる

なんでもない朝なのに
過去の時間たちがふと感じさせる

ああ、生きているんだな

辛かったこと
悲しかったこと
嬉しかったこと
幸せだっとこと

僕という袋に埋められたものたち
その少し重たくなった中身を抱えながら
いつものように駅へ向かう

ああ、生きているんだな
確かに今、生きているんだな


#詩

ワオ!と言っているユーザー

仲間

スレッド
時間は過ぎてしまうばかりではない

突然、懐かしい声が聞こえる
電話口の向こうでは歳をとらないかのように
三十数年前の仲間が「同窓会をしよう」
と、その声は若く自然に私も時間を遡る

バスケットボールに汗を流していた中学時代
冴えるプレーをしていた訳ではないが
そこに青春らしきものを見たりする

仮入部で部活動に参加する
二時間程、膝に手をあて構えの姿勢
ナイシューとか声を出し
ボールなんて触らしてくれない
この知らない世界におどおどしていた
気が付けば五十人程いた仮入部員が七人に

先輩に扱かれ辞めたら楽になれる
毎日のように退部を考える
けれど「辞めます」の一言が出なかった

先輩の休憩中に
やっとシュート練習が出来るようになる
ろくに教えてくれないのに
コートへ戻る先輩にフォームが悪いと怒られる

理不尽ばかりのきつい日々なのに
よく耐えてバスケットバールをしていた
その持続には仲間なしでは語れない

なぜこんなに自分は頑張っているのだろう
肩で息をする仲間の姿を見れば
その理由などある訳でもなく
ただひとりではないという連帯感だけだった

初めて自分が追い詰められた世界
そこにはその先の様々な困難へ立ち向かう
自信を養う時間があったに違いない

何十年経とうが輝きを放つ時代
電話一本あれば時間は遡ってしまう
そんな仲間がいるという誇りは
消えることなく微笑むことができる


#詩

ワオ!と言っているユーザー

布団から手紙を

スレッド
拝啓
雨ふりの布団から


どうも体は疲れ果て、トイレへ行くのも億劫なくらい。今週もお仕事をしっかりこなした感で、今は雨に癒され。外では車が水たまりを弾く。その音はエアーキャップを潰しているようにストレスをそれなりに逃してくれる。ああ、私の時間がここに。だらだらするのは最高の至福の時、待ちに待った気の使わない恋人に会うような気持ちだ。静かに楽しげ。
救急車のサイレンが遠くで聞こえている。まさか、私を迎えにきているわけではない。音は少しづつ小さくなって、消えてゆく。今、苦しむひとがいると思うとその順番はいずれ私にもまわって来るのだろう未来、なぜ苦痛が人生に伴う場面があるのだろう、そんなことを考えてしまう。死にたいと思うほど今は疲れていないけれど、最近は眠りから覚めないのも悪くないか、ふと思うことがある。季節だろうか、年齢からくる黄昏的な心情だろうか、生きる気力を奪っているのは。

私の唯一の贅沢は、低反発の敷き布団と枕である。頚椎を痛め、これらがないと眠りから覚めた時に体は棒のようにコチコチになってしまう。この重力を上手く吸収してくれる恩恵をありがたく頂戴している。横になっているということは、私にとっては頚椎の負担を減らしてくれる特別な行為。手や顔面の痺れを少し誤魔化してくれる、再生への姑息な安らぎとなっている。

しかし、もうトイレを我慢できないほどになっている。さあ、立ち上がろう。私の立ち上がる行為は、たぶんお爺さんの感覚に近いのだろう。勢いのない萎びた起立だ。世間では、まだ働き盛りの年齢ではあるが、やけに草臥れている。トイレを済ましたら、また布団の中で雨音を楽しもう。今、雨に元気をもらうように時が流れている。

では、吐露ってしまったが、これにて失礼。


敬具
#詩

ワオ!と言っているユーザー

《 ひらがな別性格・能力解析 》

スレッド
《 ひらがな別性格・能力解析 》

まず、ご自身でお好きなひらがなの文字を先にひとつ(三つくらいでも)お選びください。その選ばれた文字からあなたの長所と短所がわかります。もし、その性格・能力解析の内容がまったく当たってない場合には、「おいおい、これ酷いなあ」と一笑して下さい。直感で作ったので……。それと、濁音はなしでお願いします。(知り合いに選んでもらったら、当たっていたみたいで、ウケていました)




「あ」

長所 : こころ美人
短所 : 灯台下暗し的な鈍感

。。。。。

「い」

長所 : 陽気なノリノリ人間
短所 : 散らかし屋さん

。。。。。

「う」

長所 : 感動しやすく思いやりがある
短所 : ちょっとウザい系

。。。。。

「え」

長所 : 戦闘能力がある
短所 : 被害妄想が強い

。。。。。

「お」

長所 : 静かで優しい
短所 : 物足らない感じ

。。。。。

「か」

長所 : 五感が鋭い
短所 : 過去を忘れる

。。。。。

「き」

長所 : 仕事が早い
短所 : 嫉妬深い

。。。。。

「く」

長所 : ちまたのお笑い芸人(明るい)
短所 : 人の顔色を伺い過ぎて疲れ気味

。。。。。

「け」

長所 : 霊感が強く不思議ちゃんで人気がある
短所 : 寝不足気味

。。。。。

「こ」

長所 : 整理整頓が得意
短所 : 幾何学模様を見るとよだれがでる

。。。。。

「さ」

長所 : レモンのように爽やかさん
短所 : 納豆が苦手

。。。。。

「し」

長所 : ボス気質
短所 : 短気

。。。。。

「す」

長所 : 穏やかで上品
短所 : どんぶり勘定的な暮らし
。。。。。

「せ」

長所 : 気合いで成功を収める
短所 : せっかちで一緒にいると疲れる

。。。。。

「そ」

長所 : 同情的で包容力に長けている
短所 : 関心のない話は聞いていない

。。。。。

「た」

長所 : 瞬発力があり、人生猛ダッシュ
短所 : 疲れると死んだように寝て起きない

。。。。。

「ち」

長所 : ずば抜けたおたく力
短所 : 中毒気質

。。。。。

「つ」

長所 : コケるのが上手。七転び八起き的根性をもつ
短所 : 歌が下手

。。。。。

「て」

長所 : 人に好かれ、友だち百人いる
短所 : たまに自分の存在って、と悩む

。。。。。

「と」

長所 : 持続力がある。長生きをする
短所 : さみしがり屋

。。。。。

「な」

長所 : 青春野郎。感激屋
短所 : 周りにいるひとが疲れる

。。。。。

「に」

長所 : ダジャレが天下一品
短所 : たまに笑いながら泣く

。。。。。

「ぬ」

長所 : 慎重で失敗しないんです、わたし
短所 : 脂性

。。。。。

「ね」

長所 : 仲良し大好きっ子
短所 : 大人になれない

。。。。。

「の」

長所 : 哲学的思考が凄い
短所 : 話が長い

。。。。。

「は」

長所 : 困難を笑い飛ばせる
短所 : 挑発的な態度

。。。。。

「ひ」

長所 : 疲れても頑張れる
短所 : 怖がりでよくおねしょをする

。。。。。

「ふ」

長所 : お福さんのような癒し系
短所 : 目を開けて寝ていることがある

。。。。。

「へ」

長所 : 興味のあることで夢を叶える
短所 : ひとを蔑んだ目で見る

。。。。。

「ほ」

長所 : よく神様みたいなひとと言われる
短所 : 八方美人

。。。。。

「ま」

長所 : 煌びやかな洋服を着こなす容姿をもつ
短所 : あまえんぼう過ぎる

。。。。。

「み」

長所 : 歌声がきれい
短所 : 潔癖症でアルコール消毒液の失費が大きい

。。。。。

「む」

長所 : 思考集中力が凄い
短所 : 悲観的にひとを見る

。。。。。

「め」

長所 : 教員の鏡
短所 : 冗談が通じない

。。。。。

「も」

長所 : 困っているひとを救おうとする
短所 : すぐにむっとする

。。。。。

「や」

長所 : サラッとした性格でモテる
短所 : 相談相手にならない

。。。。。

「ゆ」

長所 : 芸術的感性が優れている
短所 : 掛け算が苦手

。。。。。

「よ」

長所 : 誰にでも陽気に挨拶する
短所 : 連れションを強制する

「ら」

長所 : 悲しみを希望へと導く力をもつ
短所 : 短命

。。。。。

「り」

長所 : シャープな性格でカリスマ
短所 : 落ち込むとやばい

。。。。。

「る」

長所 : 天然の癒し系で人気もの
短所 : 先生の話を聞かずに怒られるタイプ

。。。。。

「れ」

長所 : トカゲにめちゃ詳しい
短所 : 空気が読めない

。。。。。

「ろ」

長所 : 悟りを開いている
短所 : 貧乏生活

。。。。。

「わ」

長所 : 組織を動かす力をもつ
短所 : ビビリ屋

。。。。。

「を」

長所 : 計画力と実行力がある
短所 : 年齢より老けて見える

。。。。。

「ん」

長所 : 土壇場でも怖気づかない強さをもつ
短所 : 小さいことでは悩む





どうでしょう、当たってましたか?

#雑記

ワオ!と言っているユーザー

なんとなく花

スレッド
。。。...
。。。

なんとなく花

ほどよい日光、小さな花はなんか望み……
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

ブログを始めて三ヶ月になりました。。。

スレッド
秋はどうしてだろう、ユーモアが自分から滲み出て消え去り(乾燥?)、なんとなく物思いにふけた詩ばかり綴ってしまう。芸術の秋というが、この自身の心を探る感傷はいったい……
気候と人間の潜在的にある回線がジョイントするようだ。その反応によるストレスは、どちらかというと心地よい方にかかる。程よいストレス、センチメンタルに働く。

朝から、私は何を言っているのか。。。

さて、『詩は元気です!』のブログを始め三ヶ月となりました。アクセス数は2万を越えて、たくさんの方が拝読くださっているのかなあ、とても励みとなっています。感謝致しております。詩の向こう側に読者の方がいらっしゃると思いますと、プレッシャーはありますが、詩を拝読されてすこしでも皆さまが元気になられるよう、私は精進して綴って参りたいと思っております。今後とも『詩は元気です!』を宜しくお願い致します。
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

ほほえみ

スレッド
ほほえみ
お絵描き詩
#詩

ワオ!と言っているユーザー

あき

スレッド
あき


お絵かきアプリで遊んで……
#雑記

ワオ!と言っているユーザー

晩秋

スレッド
秋の後ろ側に立ち
乾き切った能動
枯葉は音を響かせ転がり
静けさに包まれていたことを知る

風は
私のどこから入って
どこへ出て行くのだろう

そして
澄んだ青に癒されている

肌は敏感に
耳は好感に
目は鮮明に
頭は哲学に
心は平静に
足は停留し

修復を繰り返し

冬の入り口が
扉を開けて待っている

冷気が凍る前に
反対側の季節分まで
私は自分の果実を頬張っている

#詩

ワオ!と言っているユーザー

僕君 / ぼくきみ

スレッド
「僕はここに居るよ」

そう言ったら

「あんた誰?」

知らんぷりされた

君が僕に飽きた
君は僕でない僕を探すと言って
出て行く準備をした

君は僕でない僕を探しに行くのだから
僕は僕でない僕になって
君が求める僕になろう

僕は君が出て行く前に出て行った

僕は僕でない僕を探すために歩いた
だけどいくら歩いても
僕は僕でない僕にはなれなかった

僕でない僕になれない
僕はあきらめて君の元へ帰った

「僕でない僕にはなれなかったよ」

そう言ったら

「あんたどこ行っていたの?」

君は僕のことを相手にする
もしかしたら
僕は僕でない僕になったのだろうか
それとも
君は君でない君になったのだろうか
まさか
僕は僕で君は君で
僕の君は君の君で君の僕は僕の僕なのか

#詩

ワオ!と言っているユーザー

スレッド
明日の俺が話しかけ
未来が現在の詩を書いている
勾配は文字を転がし
取集に夢中になれば
透明に汚れながら
芸術は黒光りして笑う

動かない昨日

俺の錆びれた関節は
バカになっている
打ち込めない題目に頭を叩く

文字はもう面倒だ
土を捏ねてさえいれば
カタチを崩すことが出来る
壊すことは大事だ
躓く快感をつくるからだ

捨てると面白い
文字がにょきにょきと芽生え
明日の懇願した大木が
原稿用紙の花を開く

萎える萎える詩の花
ろくろっ首になって俺を襲う

未来に頭を齧られて
現在の血は踊り
酸素の少ない成分は
くだらねえ
そう相槌を打ち笑う

#詩

ワオ!と言っているユーザー

愛とは

スレッド
愛を知らぬ者の
愛という言葉は
空気に触れた瞬間
嘘という言葉に変わる

父の口から
愛という言葉を
一度だけ聞いたことがある

母親は俺を産んで
すぐに逝ってしまった
おっぱいを欲しがる
赤ん坊を残して
どれだけ無念だったか
「どうかこの子が
幸せになりますように」
そう願ったことだろう
それが俺の信じている愛だ

父の口から吐きだされた愛の言葉
私の中にあっただろう愛のカタチは
いとも容易く崩れ堕ちた
二十歳の私はまだ愛を知らぬ者だった

戦争を体験している父親世代
愛なんて言葉は小っ恥ずかしいから
吐き出さないのだと思っていた

それは違っていた

愛とは別格の言葉

愛は心のずっと深いところに
途轍もない優しさで燃えている
容易く吐き出し
冷やすものではないと
父から教わった

#詩

ワオ!と言っているユーザー

取捨不能感

スレッド
一貫していないから
いつも頭の中はごちゃごちゃ

過去と未来と現在と
君とお前と貴方と
僕と俺と私と

進まない通勤電車
苦痛を長く感じる時間

曇るガラスに
バツを刻んだら
スカッとするわけでもなく
小さい希望を想像しては
毎日の重なり具合に不満を吐く

夢から遠いところで苦笑い
それでも孤独にむせながら生きる

怒りと不安と寂しさと虚しさ

捨てたはずのゴミを漁るように
捨てれぬゴミに悩むように

ごちゃごちゃの中で
僕はまだ僕を諦め切れていないから
今日も煩雑に生きる

#詩

ワオ!と言っているユーザー

部屋割

スレッド
この家は家族の数と
部屋の数が等しくない
もちろん部屋の方が足りていない
子どもたちに個室を与えると
親の部屋はどこにあるんだ
なんてことになる

お金があれば解決する問題だか
現代を生きていくには
なかなか貯金すらできないのだから
どうにか部屋割をしなければ

ここ数ヶ月
家族間で自分の部屋争奪戦が始まっていた

ネットの環境
エアコンのある部屋ない部屋
広いだの狭いだの
誰の隣はうるさいとか

家族間で溜まっているストレスが
ぶつかり合っては熱烈な感じになってくる
毎日のように顔を合わせていても
普段は言いたいことを遠慮していることがわかる
しかし、討論しなくては家族でもわからない
やる時はとことんやり合った方が良い

けっきょく生活をする場なのだから
話が進まないと住みづらくなる
少しずつ知恵を絞り始め
譲り合いや妥協をしながら
部屋の割り当てが決まってくる

これも子どもらが自立して出てしまえば
このイベントも発生しないのだから
途中から楽しんでしまおう
そんな余裕が出てきた

基本的に私はiPadで詩を書き
布団が敷けて寝れるとこがあれば良いし
なんて扱いやすいオヤジなんだと
自分で思ったりして

やっと部屋割が決まり
タンスや机などの大きなものを運び
その他の荷物は各自でまとめ移動し始める

娘の部屋にお邪魔していた私はロフトに移動
荷物を整理していると

おとうさん
いつもありがとう

おとうさん
たんじょう日おめでとう

カードや写真が出てくる
子どもからもらったものだ
こんな頃もあったよな
我が家にも歴史があることに
ほっこりとしながら
それらを封筒に入れ記念品と書いた

あと何年だろう
こうやって賑やかに過ごせる日々は

親は親として
子どもは子どもとして

家族の時間は過ぎて行く
いつの日か子どもらが今度は親となり
新たな家族として営むことだろう

家族は小さな社会であるけど
それぞれが成長する場所であり
役割を全うしながら
育む時間の大事さを知る場所なのだろう

繋いで行く未来に
微笑みながら荷物を運びだし……

#詩

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詩集

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『詩集』 齋藤純二


詩集は小説に比べて売れる書物ではなく、書店に置かれることも少ない。しかし、詩は日々の暮らしの中で、心情に沿う言葉がふとした場面でフレーズとして流れる時がある。その共感が日々の苦悩を和らげる促しとなり、寄り添う言葉があるというのは生きていくための糧になり得る。

汚れちまった悲しみに、だったり

駄目なことの一切を
時代のせいにするな、だったり

苦悩は我が霊魂を
光らしむ、だったり

僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる、だったり

木が美しいのは、
自分の力で
立っているからだ、だったり

倒れる時がきたらば
ほほえんでたふれろ、だったり

厳しさの中にあるやさしさを私たちは求めているのかもしれない。生涯、順風満帆にひとは生涯を終える者などいるわけでもなく、苦悩を持ちつつも生きるためのユーモアで乗り切る言葉の群れとして詩があり、詩集という表現が光を放つのであろう。

好きな絵があるように、好きな詩もひとそれぞれある。癒しを鏤めた詩もあり、言葉の景色だったり、リズムだったり、その感性の心地よさに爽快感を得て前向きに相乗する。

いったい、なぜ詩集が売れないのか。売れないから詩集なのか、そんな俗説は悲しくあり読まれないことが勿体無いという気がしてならない。詩人たちが素晴らしい道具を持っているが、使いこなしていないのではなかろうか。だからと言って、楽しく面白いばかりを求めて詩を展開したのならば、詩の魅力は何処へ行ってしまうのか、そんな安売りも如何と思う。

悩み多き詩の果てなき言葉の旅路をニヒルに、また熱く自分をさらけ出すサービス精神のもと答えなき答えを追い続けることが、求められているのかもしれない。一生を語り続けるタフな精神力が詩人には不可欠だと言えよう。書店に詩集が多く並べる意味なんて、詩には最初からなかったのだろう。それでも詩人は詩を書かずにいられないのだから、もうそれだけで良いのかもしれない。

#詩 #雑記

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詩集・芥川龍之介

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『詩集』芥川龍之介(著作権の切れた作品です)



 彼の詩集の本屋に出たのは三年ばかり前のことだつた。彼はその仮綴かりとぢの処女詩集に『夢みつつ』と言ふ名前をつけた。それは巻頭の抒情詩ぢよじやうしの名前を詩集の名前に用ひたものだった。
  夢みつつ、夢みつつ、
  日もすがら、夢みつつ……
 彼はこの詩の一節ごとにかう言ふリフレエンを用ひてゐた。
 彼の詩集は何冊も本屋の店に並んでゐた。が、誰も買ふものはなかつた。誰も? ――いや、必かならずしも「誰も」ではない。彼の詩集は一二冊神田かんだの古本屋ふるぼんやにも並んでゐた。しかし「定価一円」と言ふ奥附のあるのにも関かかはらず、古本屋の値段は三十銭乃至ないし二十五銭だつた。
 一年ばかりたつた後のち、彼の詩集は新らしいまま、銀座ぎんざの露店ろてんに並ぶやうになつた。今度は「引ナシ三十銭」だつた。行人かうじんは時々紙表紙かみべうしをあけ、巻頭の抒情詩に目を通した。(彼の詩集は幸か不幸か紙の切つてない装幀さうていだつた。)けれども滅多めつたに売れたことはなかつた。そのうちにだんだん紙も古び、仮綴かりとぢの背中もいたんで行つた。
  夢みつつ、夢みつつ、
  日もすがら、夢みつつ……
 三年ばかりたつた後のち、汽車は薄煙うすけむりを残しながら、九百八十六部の「夢みつつ」を北海道ほくかいだうへ運んで行つた。
 九百八十六部の「夢みつつ」は札幌さつぽろの或物置小屋の砂埃すなほこりの中に積み上げてあつた。が、それは暫しばらくだつた。彼の詩集は女たちの手に無数の紙袋かみぶくろに変り出した。紙袋は彼の抒情詩を横だの逆様さかさまだのに印刷してゐた。
  夢みつつ、夢みつつ、
  日もすがら、夢みつつ……
 半月ばかりたつた後のち、是等これらの紙袋は点々と林檎畠りんごばたけの葉かげにかかり出した。それからもう何日になることであらう。林檎畠を綴つた無数の林檎は今は是等の紙袋の中に、――紙袋を透すかした日の光の中におのづから甘みを加へてゐる、青あをとかすかに均(実際には、「均」のつちへんのない字)ひながら。
  夢みつつ、夢みつつ、
  日もすがら、夢みつつ……



(大正十四年四月)

#詩

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どうした今日は!?

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今日はなんて奇跡的な一日だろう
地元の仲間から久々の連絡がふたつくる
十数年とか二十数年ぶりのコミュケーション

ひとつは中学生の時のバスケットボール部の仲間
電話が入る

同窓会をしよう、って話があってさ
四月に予定しているんだけど
他のメンバーのアドレスとかわかるかな

彼の声が若いのにびっくりした
声は歳をとらないのか?
同い年の声には思えないくらいだった
一瞬、何かの詐欺かと思うくらいに

話をしていると長い月日が経ったことも
不思議なようにあの頃と変わらない波長になる
バスケットボールをしていることが昨日のように

彼は仕事とは別に
地元でバスケボール協会の役員をしていて
今でもバスケットボールに貢献していた
ひとつのことに長く携わり続ける持続力が
ハツラツとした声に現れているのだろう
自分も負けてられないと元気をもらった


もうひとつはLINEの電話番号登録をしたら
" YES "という文字のメールが飛び込んできた
宛名をみると高校生の時の同級生

おっと、これまた久しぶりだ
とりあえず、" NO "とふざけてメールを返信

純ちゃん、元気!

返事が来る
その私の呼ばれ方に懐かしさ倍増だ

彼は日曜日にマラソン大会に参加するようで
十年前から走っているらしい
私も足には自信があったが
病気してからはさほど走れなくなったので
羨ましくもありながら仲間が元気でいることを
嬉しく思える歳になっていることに気付かされた
亡くなっている仲間がいるからなおさら、そう思える


それにしても今日は素晴らしい日だ
懐かしい仲間ともコミュケーションできたし
このブログ『詩は元気です! ☆ 』も宣伝し
自分の元気だと伝えることができたみたいだし

みんなこれまで人生で大変な思いをしてきただろうけど
今でも元気でやっていこうオーラを出している

元気をもらったぞ
さあ、私も頑張るぞ

そりゃ!

#詩

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帰宅電車

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乗り込んだ電車には
様々な広告がぶら下がり
餌に食いつくのを
待っているかのように

〇〇部門の売り上げ一位
若返ります〇〇
超一流の〇〇力
〇〇の新発想
〇〇の改善
詳しくは〇〇サイトへ

生きていくために
一生懸命な人びとを乗せ
宣伝電車は走る

やっと座れたものなら
揺られる心地よさに
身知らぬひとの肩を借り
押し返されては
「すみません」と謝りまた眠る

再び目を覚ませば
ここは何処だろうと慌てて

時間に追われ
疲れを引きずり
今日という日は終わりを告げる

夜に明かりを零しながら
家路を辿る電車
明日へ繋げと走り続けて行く

#詩

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君に吹く

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見えないから見ようとしない
見えているものはすでに見えていない

君にそっと触れて通り過ぎてゆく
感じているけど見ようとしていない
そこに理由(わけ)などないように

僕には声がないから
君が気付いてくれるのを待っている

伝えたいことがあるんだ
だから僕は何度でも何度でも
君にそっと触れては通り過ぎてゆく

僕を感じてくれる優しい君だから
信じているよ

見えないから見ようとして
見えているものに感謝を忘れず

僕を見て
手を差し伸べる君を待っている

#詩

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ラヴあんど……

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才能なんて要らない

表現をすることに
才能とか努力とか自分がどうだとか
そんな詰まらない考えはいらない

強いて言えば必要なものはラヴだね

ああ、臭いこと言っているけど
そうなんじゃない

好きを越えて
自由になれなきゃダメだと思うんだ

時に変人のように思われても
描き続けるぐらいの
図々しさがないと不完全で終わるんだ

だけど、自分から変人気取りして
私は芸術家だ、なんて言うのは最低だ
たまにいるんだよな、勘違いなひと

すべては集中に化学変化のできる
ラヴをもっているか、ということ

さり気ない労わりの気持ちをもち
表現の向こうの微笑みを想像できる
そんなラヴを育まなくちゃね

#詩

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アシスタント・サンタの報告書

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アシスタント・サンタの報告書


みなさんはご存知でしょうか
12月25日はクリスマスですが
アシスタント・サンタの調査日でもあります
サンタクロースが訪れたあと
来年のクリスマスをもっと盛り上げるために
どこにでもいる普段着のおじさん おばさんたちが
メモ帳と鉛筆を持って朝方から情報収集
あなたの街へ調査に来ています

さてさて
何を調査するのでしょう


ちゃんたちゃんㅤちゃんたちゃんㅤきたよ
うれちぃㅤうれちぃㅤちゃんたちゃんすきよ

3歳ㅤ女の子
とてもプレゼントに喜んでいます
はいㅤメモメモ


やっほーㅤへんしんㅤとうっー
ぼくㅤめちゃつよいぞ

5歳ㅤ男の子
サンタクロースㅤナイスです
去年の業務報告を活かしましたね
はいㅤメモメモ


ああㅤこれ
あの店で2980円で売っていたやつだ
友だちとこれであそぼっと

10歳ㅤ男の子
クリスマスプレゼントの値段がバレてしまったようです
これは盛り上がりに欠けてしまう
はいㅤメモメモ


うわーㅤ欲しかったのㅤこれ
ピンクのがもっと欲しかったけど
でも嬉しい

11歳ㅤ女の子
惜しいです
サンタクロースへㅤ色が違ったね
はいㅤメモメモ


今年はセーターかよ
なんだよイニシャルのKとか入っているし
母ちゃんㅤとりあえずㅤあいがとうな

15歳ㅤ男の子
どうやらサンタクロースを母親と勘違いしています
手縫いというのは手応えありました
はいㅤメモメモ


うわっーㅤ素敵
このペンダントㅤ一生大事にするは
サンタさんにお礼の手紙書かなくちゃ

17歳ㅤ女の子
ハートのペンダントをありがとう
手紙を両親へ渡しています
この子もサンタクロースを勘違いしてますね
はいㅤメモメモ



報告書

今年の傾向としては
サンタクロースの業務が多忙のため
時間が取れずに手づくりから
既製品のプレゼントが多い傾向が見られ
その点は盛り上がりに欠ける要因と考察する

プレゼントされる年齢が上がるに従って
サンタクロースを親と勘違いしている傾向は
例年通り大きな課題のひとつである

しかしながら
プレゼントを貰った子どもたちは
最高の笑顔で喜び
感謝の気持ちもつことは今年も変わらず
準備段階からお届けまで
サンタクロースの努力は評価されるものである



お分りになりましたか
これがアシスタント・サンタの業務です
クリスマスを盛り上げるために地味ながら
子どもたちのために頑張っていますよ

ではでは
アシスタント・サンタのお話はこのへんで


メリーㅤクリスマス!


パパッンㅤパッンㅤパーンッ
#詩

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Dear. 五風先生

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五風先生
天国でも柔らかな茶道の袱紗捌(ふくささば)きで
茶器を清めているのでしょうか

私が今まで盗めなかった技はその袱紗捌きだけです
正座で足の甲にある豆を潰し
袱紗を何度も何度も折りましたが
到達できないと知り諦めた悔しさは今でも忘れません

五風先生の御点前に憧れた二十代
私は詩を書くことも忘れ茶道のことばかりで頭がいっぱいでした
いつの間にか私も平点前(ひらてまえ)を教えるようになり
そよ風先生
なんて呼ばれては照れながらも幸せな時間でした

五風先生は御宗家にご意見を言える唯一の内弟子
陰に陽に御宗家を支えてきた器は柔らかく
大舞台を成功させてきた茶人
茶器を愛しㅤ茶道を愛していたのですね

五風先生はいつもおおらかでしたが
一度だけ難しい顔を見せたことがありました
御宗家が
齋藤さんㅤ家(うち)に来ませんか
とㅤおっしゃった時に
齋藤さんはきちんとしたところで働いているのですから
とㅤ五風先生はおっしゃって私と茶道との距離を置かせましたね

その真意は今でもわかりませんが
私の茶道への思いは五風先生からすると
そよ風程度ということを見抜いていたのでしょう
たぶんあなたが目指す道はそこではないですよ
そう言いたかったのかもしれません

私は結婚して子どもができ
共働きで育児に追われると茶道からは遠ざかり
少ない時間で前のように詩を書いては自分を表現し
充実と喜びを得るという今があります
詩の世界で精進してゆくことで五風先生に近づける と
五風先生からすれば私はいつまでもそよ風かもしれませんが
心地よい風を吹かせたいものです

いつの日かまた御茶も点てます
私は病気などをしましたから正座も上手くできませんが
天国の五風先生に私なりの袱紗捌きで茶を点てたいと思っています
お召しになられますよね
しばらく先の話となってしまいますがお待ちください

若き日に御指導を頂いた茶道は忘れません
五風先生ㅤ心より有難うございました
では好き勝手に語ってしまいましたがこの辺で失礼致します




平点前(ひらてまえ)…基本的な点前
#詩

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grow up

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赤ん坊は泣くのが仕事
蛇口から水が一滴
落ちてしまえば

うぎゃ
うぎゃ

眠いはずなのに
とても感度のよいセンサー
まだまだ遊びたいと働くのか

赤ん坊を布団へ静かにおろし
抜き足差し足忍び足
頼む 寝てくれ
そう願いながら離れて行くわたし

すべて思い通りにいかない子守り
親の成長を見ている赤ん坊


赤ん坊も十人十色
兄は敏感でも
弟のほうは鈍感というか動じない

食べるとすぐ寝る
そして なかなか起きない

食う寝る遊ぶ
そんな言葉があったけど
食う寝るㅤ食う寝るㅤクーねる

おーい
起きないのか
遊んでくれよお父さんと

ん〜ㅤ起きない
でもㅤ寝顔を見ていると天使のよう
なんて手のかからない子なんだ

しばらく親を油断させていた子守
だけど歩き出すようになると
虎のように吠え出して


今朝のバス
ぽよぽよと可愛い赤ん坊を抱っこして
若いお父さん
出勤前の保育園への送りなのか
懐かしさが入りまじり
赤ん坊に思わず微笑み返し

子育て
大変だけど
社会を成長させてくれる子どもは
いつの時代も宝もの

頑張れ
子育てㅤ父ちゃん!ㅤ母ちゃん!

#詩

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今日も生きている

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ヘッドホンから流れる歌
どこまでも風景がイメージされ
僕はその世界にいて元気をもらっている
今日も頑張ろう、って

揺れる電車
空に現れる朝日
連なるビルディング
つり革をぎゅっと握り

繋がる毎日を僕も詩で綴る
曲をつけずに委ねるリズム
言葉の武器だけではか弱くて

でも、詩はそれがいいんだ
勝負するもんじゃないと思うけど
何だか曲に負けていられない

今日も誰かに元気をもらい
僕も読み手への元気を想像をして
詩を綴りながら微笑んでいる

幸せっていうんだよね
これ、って

#詩

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産声に魂をのせて
初めて死ぬひとの一員になる

未来に終わる約束
それでも孤独を背負いながら
心淵の旅を続ける

種の保存に感情が与えられ
悲しみに涙
怒りに食いしばり
不安にカラダを震わせて

時に何のためにと
手繰り寄せる温もりに優しさを求め

神様は青く語る
ひとは白く浮かびながら訊く

どうして私たちは
こんなに苦しいのですか

上手に生きるには
どうすればよいのでしょう

心は激しく動揺
白は青の道徳に救われて生きて行く

誕生の意味は最初から無かった
死滅の意味は最初から無かった
有ったのは迷い込んだ世界で白になる心象

ひとは白い真実にどこまでも手を広げ
透けて青になるように

#詩

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家族の詩

スレッド
ファミリーレストラン
飲み放題のコーヒーで粘る

隣のテーブルには
ギャングを引き連れた賑やかな家族

私は懐かしく受け入れ
相変わらず詩を書こうとしている
しかし一向に文字は
列車のように連なって走らない

暴れ騒ぐ兄弟
叱りつける父親
なだめる母親

お子様ランチと定食が運ばれる
子どものハンバーグを細かく切る母親
いただきますも言わず唐揚げを頬張る父親

静かだ、とても静かだ
食べている家族は静かだ
食べることは生きること
生きることに夢中になっている

お腹が満たされてくると
お兄ちゃんが口の中を指差し

こっちはうごくけど
こっちはうごかないの

咀嚼する時の上顎が
動かないことをどうしてと訊いている

確かにそうだな
父親はぼそぼそと呟く
あらっ、ほんとうね
母親は子どもの感性に微笑む

家族はともに時間がながれている
一緒に暮らしていても
私のように離れて生きていても

ああ、家族の詩を書こう

#詩

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終始の恋

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死ねない彼女が
余命三ヶ月の俺に言う
あんたは死ねていいじゃないかと

俺の悔しさの向こうにある
青く尖った夜空
彼女の苦しさの向こうにある
赤く鈍い朝焼け

今、生きている互いの歩幅
途轍もないものに潰されながら
ふたりはビニール傘の下

引き寄せる運命
歪な恋のキスは特別でもなく
俺の突起した恐怖と
彼女の窪んだ怒りが合わさるだけ
理由なんてないのさ

頬を叩いても罵声をあげても
俺たちは生きていて
どうして生きているのか
その答えはいつもわからなくて

俺は最期に言うだろう
なんか生きているよ、って
彼女を感じて微笑むよ

彼女は目を閉じた俺に言うだろう
勝手に死ぬんじゃないよ、って
そして、涙を流すだろう

俺はそんな彼女が好きなんだ
なんか生きているよ、今
ああ、まだ生きている

#詩

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背後占い『字念屋』 消えた背後文字・番外編2 (連載もの15)

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ひとは誰しも自分を見失うことがある
それは字念屋を生業とする者も同じように


今から十年前
字念屋を開業して一年が経っていた

お母さん
しばらく字念屋は休業することにしたの
もしかしたら廃業ってことになるかもしれない
だからㅤうちの和菓子屋を手伝うから

どうかしたの?

背後文字が見えなくなって

そう
背後文字が見えなくねえ
……えっ
見えなくなったって一二三(ひふみ)
まさか背後文字が
中核文字や他の字念もなの?

そうよ

あなたㅤあなた
たいへんㅤたいへん
一二三が見えなくなったって
どうしましょう

どうしたって?

だから一二三ㅤ背後文字が見えなくなったのよ

そうか……
まあㅤこれで一二三も普通の女性になれたわけだから
いいんじゃないかㅤそれはそれで

あなたはそんな呑気なこと言って
キャンディーズの引退じゃないんだから
(アイドルグループの「普通の女の子に戻ります」という引退時の言葉)

うわっ
散々悩んで実家に帰ってきたと思えば
夫婦漫才が始まっちゃうんだから
でもなんだか結論が出たような気もするけど
もう疲れ果てたから二階で寝るわ


一二三が背後文字が見えなくなったのは、これが二度目。初めは高校一年生の時、バスケットボール部の先輩に恋をした時であった。普段は電子辞典ばかり読んでいる文学系の一二三。ある日、友達に男子バスケットボール部の練習を見に行こうと誘われ、爽やかにジャージを着こなし、華麗なショートを放つ先輩に一目惚れをした。誰しもそのような体験の一つや二つはするもので、一二三も例外ではなかった。ただ、その恋は憧れで終わってしまい失った能力は直ぐに元へと戻った。ひとから発する背後文字の読み取る能力を持っている者にとっては、恋をするような感情の高ぶる状態が続くと異変が起きてしまう。集中力の鈍化、背後文字が見えなくなる。
今まで一二三のような能力を持って生まれ育った子どもの事例は、世界で数件の報告がされている。しかし、二十歳を迎える前に能力は消えてしまうという。成人後、その能力を失わない奇跡的な例は、一二三と成人してから突然に能力が発動した一二三の曽祖父くらいであった。
その能力は安定した心を保ち続けなければ維持ができない。恋をすることにより、心が激しく揺れ集中力が欠いてしまえば当然、字念を見ることなど不可能である。すなわち、恋でなくても心を大きく揺さぶられる出来事に感化され、能力は薄れてしまう。静まった心で念の力を発動、それが字念屋を営むということに繋がる。選ばれし者の生業であり、能力を持続させることは強い信念がなければならない。天命を尽くす為の根拠が必要であるように。
ひとのために尽くし喜びを得ることに何の悩みもなく、背後占いを字念屋として営んできた一二三。だが、相談者は日に日に増えて疲労だけが蓄積していく。ひとの幸せのために、背後占いで道を導いてきたはずだった。そして、ふと自分を振り返ってみれば、いったい私って何者なの、私を導いてくれるひとはいないの、そんな自分への疑問が浮いては沈み、だんだん背後文字が見えなくなってきた。


ねえㅤあなた
一二三はいつまで寝ているのですかね
もう二日も起きてこないわよ
声をかければ
うーん
なんていうから生きているみたいだけど
病院に連れて行った方がいいのかしら

疲れているんだよ
そっとしておこう
一二三は我々では到底わからない世界で生きているんだから
とことん疲れているんだよ

ほんとうにあなたって動じないひとね
自分の娘だっていうのに

今はそっとしておくこと以外にないだろう
二日寝ているから病気って考える君のほうに問題ありだよ

はいはい
私はどうせ心配性の馬鹿な女ですよ
あなた早く仕入れに行ってくださいよ

ああㅤやれやれ
お母さん(一二三の祖母)に相談してみれば
お爺さん(一二三の曽祖父)は背後占いでひとびとを助けてきた人なんだろ
きっとㅤなにかわかるかも知れないぞ

そうね
お母さんに連絡をとってみる

そうだね
仕入れに行ってくる

行ってらっしゃい


一二三の母は、さっそく実家の母に電話を入れた。
その話の内容はこうだった
曽祖父も一度、背後文字が見えなくなったことがあった。その理由は、子どもだった祖母にはわからなかったが、曽祖父は九日間も小さなおむすびを食する時とトイレに行く以外はずっと寝ていて、子ども心に父親は死んでしまうと心配したことがあったという。そして、十日目の朝に「わいは九尾の政木狐だからの(南総里見八犬伝では善玉の九尾の狐である政木狐がおり、千人の人の命を助けたことで「狐竜」に変じ昇天した/ピクシブ百科事典より)。九尾分を眠らないとダメなんじゃ。ああ、よく寝た」と、清々しく起きてきたという。曽祖父になにがあって背後文字が見えなくなり、どのような経緯で能力が復帰したのかはわからない。ただ、九日間を寝ていたことは、どうやら能力が復帰したことに関係があるようだ。


なあㅤそんなところだよ
一二三も九日間は寝ているんじゃないか

えっㅤ九日間も寝ていたらたいへんよ
頭がおかしくなってしまうわ

大丈夫だろう
この際ㅤ字念屋は廃業して
一二三には普通の人生を歩ませた方がいいよ
俺はこのまま背後文字が見えないことを望むよ
普通が一番だよ

普通ってなに?

だから良くもなく悪くもなく平和な生活をすることかな

それって夢がないってことじゃない
わたしは一二三しかできないことで夢を見て欲しいなあ
人生は楽しまなくては意味がないわよ

そうかなあ
まあㅤひとそれぞれの考え方
生き方が違うからな
否定はしないよ

どうしてそんなあなたと結婚したのかな

その言葉ㅤ全部そのまま返すよ

……お互い違うからㅤ面白いのかもな

そういうことにしておきましょ

そして、十日目の朝が来た
二階から窓の開く音が居間に響き、階段をリズムよく降りてくる音が後から追いかけてきた

おはよう
わたしㅤどれだけ寝ていたの?

九日間

なんだか夫婦でそんなに声合わせちゃって
仲がいいんだから
ふっ〜ㅤよく寝た
わたしは九尾の政木狐だから
九尾分を眠らないとダメなのよ

えっ
ほんとだ

またまた ㅤ声を合わせちゃって

なんだか心配して損した感じだな

そうねㅤあなた
でも一二三が元気になってよかった

ありがとう
この度はお世話になりました
お父さんㅤお母さん
わたしこれから字念屋の再開準備するから
行って来ます

おい
店の手伝いはどうしたんだ

ごめんねㅤお父さん

ご飯は食べなくて大丈夫なの
栄養不足よ

大丈夫
こっそりけっこう食べていたから心配しないで
行ってきます

そうかㅤ行ってらっしゃい
行ってらっしゃい

ところで背後文字は見えているのかな?

あの調子だとかなり鮮明に見えてそうよ



誰しも
これ以上は進めないだろう壁が立ちはだかる時がある
乗り越えるための答えはひとそれぞれ
その答えは必ずあなたの中にあり
壁はいずれ崩され平らな道が続く
空を見上げれば心迷わす雲は消え
その道を堂々と進めばよい

#背後占い字念屋の詩

ワオ!と言っているユーザー

お前、本気かよ、それっ

スレッド
図書館にてある月刊詩誌を読む

詩人と名乗る人物があーだの、こーだの
詩について批評をしている
なんとか論まで出てきてしまい

正直さ
かっこ悪いんじゃないか
マジでさ、詩だけ書いてろっ、て

作品ありきだろ
詩っ、て

読者の想像をなくしてしまう話は
止めてくんないかな
まあ、ようは詰まらない批評で
そんなところで熱くなるんだったら
作品で表現してほしいねっ、てこと
ああ、エネルギーがもったいない

じゃあ、お前、読まなきゃいいだろ

そうなるだろ
でも、ほろっとくる批評もあるからさ
許して欲しいよ、そういうのは読みたいから

監督兼選手をやるには
センスとサラリ感がないと駄目だね
自信なかったら止めることだよ
まあ、それでも勘違い野郎は沢山いるからね
まず、自分が詩人だと勘違いしている

詩集を出版して批評して
詩について語れば詩人なんて
そんなもんか詩人っ、て

死ぬまでわからないだろ
自分が詩人かどうかなんて
とりあえず詩を書いてりゃいいのさ

まあ、誰しも詩人ともいえるんだけどな
その感覚、わかるだろっ
いちいち説明はしないよ、野暮になっちまうからさ

さあ、どんどん詩を書いてくださいな、頼みまっせ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

どうしても宮沢賢治の童話が読めない

スレッド
僕は宮沢賢治の作品が気になっている。高校二年生の自分が宮沢賢治を批評なんてしたら、どれだけ文学オヤジ達に叩かれるかと思うと、スカイツリーから飛び降りる気持ちで語るに等しい。ちょい、大袈裟。。。だけど行っちゃうんだよな、いやいや言っちゃうんだよな、性格だから仕方ない。喉に詰まっているものは、吐き出すか飲み込まないと気が済まないから。

えっ、何が気になっているかだって? 気にならないでほとんどの読者が読めるんだと思うんだけど、僕はどうしても気になるんだよ。それは、文の語尾。偉そうに言ってしまうと宮沢賢治の詩に関して、そこはとてもダブりのない完璧でリズムのある語尾になっているんだけど。童話については徹底してそこをあえて拘っている感が否めないんだよね。だから僕は宮沢賢治の童話を読むと、語尾しか目に入ってこないから困ってしまう。ほとんど「〜た。」の語尾。小学生の作文のようだ。まあ、童話だからそうなんだよ、って頭にコツンとやられてしまいそうだけど。

こんな感じ。「〜た。」← をつけた。





『どんぐりと山猫』


 おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。←

   かねた一郎さま 九月十九日
   あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。
   あした、めんどなさいばんしますから、おいで
   んなさい。とびどぐもたないでくなさい。
                   山ねこ 拝

 こんなのです。字はまるでへたで、墨もがさがさして指につくくらいでした。←けれども一郎はうれしくてうれしくてたまりませんでした。←はがきをそっと学校のかばんにしまって、うちじゅうとんだりはねたりしました。←
 ね床にもぐってからも、山猫のにやあとした顔や、そのめんどうだという裁判のけしきなどを考えて、おそくまでねむりませんでした。←
 けれども、一郎が眼をさましたときは、もうすっかり明るくなっていました。←おもてにでてみると、まわりの山は、みんなたったいまできたばかりのようにうるうるもりあがって、まっ青なそらのしたにならんでいました。← 一郎はいそいでごはんをたべて、ひとり谷川に沿ったこみちを、かみの方へのぼって行きました。←
 すきとおった風がざあっと吹くと、栗の木はばらばらと実をおとしました。← 一郎は栗の木をみあげて、
「栗の木、栗の木、やまねこがここを通らなかったかい。」とききました。← 栗の木はちょっとしずかになって、
「やまねこなら、けさはやく、馬車でひがしの方へ飛んで行きましたよ。」
と答えました。←
「東ならぼくのいく方だねえ、おかしいな、とにかくもっといってみよう。栗の木ありがとう。」
 栗の木はだまってまた実をばらばらとおとしました。←
 一郎がすこし行きますと、そこはもう笛ふきの滝でした。←笛ふきの滝というのは、まっ白な岩の崖のなかほどに、小さな穴があいていて、そこから水が笛のように鳴って飛び出し、すぐ滝になって、ごうごう谷におちているのをいうのでした。←
 一郎は滝に向いて叫びました。←
「おいおい、笛ふき、やまねこがここを通らなかったかい。」
滝がぴーぴー答えました。←
「やまねこは、さっき、馬車で西の方へ飛んで行きましたよ。」
「おかしいな、西ならぼくのうちの方だ。けれども、まあも少し行ってみよう。ふえふき、ありがとう。」
 滝はまたもとのように笛を吹きつづけました。←
 一郎がまたすこし行きますと、一本のぶなの木のしたに、たくさんの白いきのこが、どってこどってこどってこと、変な楽隊をやっていました。←




ねえ、「〜た。」ばっかりでしょ。というか、「〜た。」しかない。これは、宮沢賢治が意図して徹底している表現方法なのだろう。だけど、僕みたいに宮沢賢治の書いた文章の語尾にしか興味が持てなくなってしまうと、作品自体が読めなくなってしまう。たまに「〜です。」みたいに、「た」で終わらない文字を見るとなんだかか嬉しくなってしまうのは、僕がおかしいのかなあ。このまま宮沢賢治の童話は一生、読むことができなくなってしまうのだろうか。

〜した。〜だった。〜した。〜た。
た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。
た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。た。


はあ、どうしても語尾しか読めない。これは狙いだったのだろうか。そんな訳はない。僕がおかしいのだ。まあ、いいや。そのうちこの厄介も消えると信じて。さて、宮沢賢治の詩を読むとするか。

#小説 #詩

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潜在力

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俺たちは眩しさを知っている
そりゃ他人ごとじゃないぜ
持っているんだよ
ここに

転けたっていいじゃないか
笑われてムカつくなんてクダラネエ
さっさと立ち上がって探しに行かないと
自分に逃げられてしまうぜ

昨日じゃないんだよ
明日じゃないんだよ
今なんだよ

彼奴じゃないんだよ
此奴じゃないんだよ
俺なんだよ

チャンスなんて待っていたらダメさ
ガンガンに夢へ走って行くだけさ
あの手この手で
「そんなのありかよっ!」
潜在力はギラギラしているぜ

感違いな勢いでだって
ホンモノになることぐらい
俺たちは知っているんだよ

輝けない奴なんていやしない
塞ぎ込んだ自分なんてクソクラエ
誰が何を言おうが俺は俺なんだからさ

昨日じゃないんだよ
明日じゃないんだよ
今なんだよ

彼奴じゃないんだよ
此奴じゃないんだよ
俺なんだよ

捨てるなよ
絶対に捨てるなよ
俺は走ることしか頭にないぜ
だからお前もそうだろう
潜在力を持ってんだからさ

捨てるなよ
絶対に捨てるなよ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

不色心(こころいろあらず)

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猫や犬は僕らよりカラフルだけど
種なんか知ったことではない
開放された平和は美しい
色にポリシーなんて
要らないんだ

#詩

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咲かずにいられない

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学生時代に目標に向かい
悔しい気持ちや嬉しい気持ちになり
何か成し遂げたことはあっただろうか
文化祭で弾き語りをしたぐらいで
嫌なことに向うことはなるべく避け
受験も面倒で通信の大学で
最低限度の勉強をして卒業した
学業からはいつも逃げて

とくに大きな志もなく
働きながら歌を作ったり
詩を日記のように書いていれば
それで良かった

時間は五十歳を目の前に
空っぽの青春が悲しく泣き出した


お前は何かを死ぬ気で
成し遂げたことはあるのか
消極的な平和主義は最悪だぜ
暗澹者の生きる意味は
くだらねえの一言で収まっちまう

彼の世千日この世一日

ほらほらウズウズしているんだろう
お前は満たされて無いんだよ

ハチキレチマエヨ
コソコソとコノヨはクダラネエとかイッテル
ソンナジンセイはオマエラシクナイ


何だろう枯れて死にたいこの思いは
根底に眠っていた俺の種が
やっと咲き始めようとしている

見てみたい景色ができた
老いたことなどわからない程に
全身を広げ咲いている自分

まずは勉強だ
詩を読み辞書に赤線を引いて
狂ったように噛みついて行こう

#詩

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車内の音

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起動して加速
ドアが閉まる
風を切る
吊り棚に荷物
レールの継ぎ目
空調から流れる空気
漏れる音楽
会話
咳払い
すれ違う電車
録音されたアナンス
新聞を折りたたむ
ブレーキで減速
ドアが開く
すみません降ります
さっさと出ろよ

#詩

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無乃是詩

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どれ程の詩を書いたのなら
私は詩になるのだろう
吐き出す言葉
詩作の毎日
無我夢中
幸福
尽きる日
言葉を枯らした魂
私は詩になるのだろう
身体に感謝しながら書き終えて

#詩

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月の君と僕

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君は僕の月でした。

けして太陽のようにキラキラした存在ではなく、薄暗い魅力を持っていた。過去は語らず、微笑みを忘れたかのように振る舞う女の子。僕が積極的に関わろうとしなければ、いつでもゼロの関係になってしまう。だから話し掛けていなければ君の気持ちは、何処かへ舞ってしまう気がしていた。野良猫のようにすぐに消えてしまい、僕は憧れを探すように街をふらつきながら恋しく思う。間違いなく君が好きであった。

「そう」

あの声は今でも僕の耳にこびり付いて離れやしない。必ず話し掛ければ、反応はしてくれる。それが嬉しくて。一度だけ彼女が微笑んだこともあった。僕が一匹の蟻を踏んで潰してしまった時に、「ゴメンよ」と言った時の情けない顔を見てのことだった。その時は、蟻を殺してしまったことではなく、おどおどしている僕のことが可笑しかったのだろうと思っていた。そして、その微笑みは世界がひっくり返るくらいの驚きがあり、微かに君と繋がった糸を感じていた。

変な自信があった。君を幸せにできるのは僕だけだと。そこには安らかな自分がいて、苦にならない必死さがあって、僕が僕らしくいれる何かが君にはあったのかもしれない。

しかし、僕は絶望を知った。

君はある日、突然、僕なんて存在していなかったように自ら命を絶った。それからというもの君が僕の中で強く生き続けた。僕は微笑みを忘れていった。君は知っていたんだ、この世の哀しさと不憫さを。

あの微笑みは無垢な僕への優しさだったんだ。

君がいなくなると僕は暗闇を背負いだした。ひとの話を「そう」と頷く僕の声は、月の君のように冷たい刹那へ響いていた。

#詩

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公園
図書館
駅前のロータリー

そびえ立つ集合住宅
斜光により切られた生活
コンビニストアの百円コーヒー
餌を求めるハト
冷たいベンチ

関わりを遠ざけた時間
自分の存在を分解

堕落に水平のカッター
薄められた空に月と星

冷えた紙コップ
冷えたカラダ
冷めてゆく黄昏

終演
残像は暗闇
振り出しの帰宅

#詩

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詩のアプリを発見!

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詩のアプリを発見!
"Pomeetry"という詩のアプリがあり、
ちょっと覗いてみたのですが、
気楽に写真に詩をのせた作品が投稿されていて、
とりあえず齧っています。
短めの詩になってしまいますが
なかなか楽しいみたいです。
私も投稿しました。
写真力がけっこう問われるな……

ん〜、皆さんの写真がけっこう綺麗だ!
#雑記

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駅前のコスモスが揺れ

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駅前のコスモスが揺れ

そよそよと吹く風に揺られて
コスモスは仲よく学芸会
僕らの組織とは違う
ぎすぎすした縛りはないようだ

どちらかというと
僕らは風に吹かれると
ガムシャラになって進み
身を粉にして頑張るのだが
コスモスは自然の力を受けながらも
しなやかに柔軟で強かったりする

同じ地球に生きているのに
違う世界で生きているようだ

僕らの進もうとする力は
なかなか複雑な思考への好奇心を持ち
進化という変化に哲学が支えられているようだ

もしこの地球上に僕らがいなくなり
猿やカラスがこの先にもっと知恵をつけ
武器を使い争うようになり
後に核ミサイルを製造したりするかもしれない
この無意味な欲は風に逆らおうと芽生える

僕らはいつから風を受け入れなくなったのだろう
不快でなかった思いが不快になり
服を着て家を建て温度を調整して
自然を受け入れなくなった
欲による進化はいったいどこへ
向かおうとしているのだろうか

風を避け生きているが
死という風に折れる日が来るのを知っている

やはり僕らはどう生きるかを問い続ける
生き物でなければならないのか

#詩

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理想の公園

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場所は自宅の近く
とくに大きくなくてもよい

どちらかというと
殺風景ぐらいのほうが落ち着く

だけど、たくさんの木が茂っていて
風が心地よく吹き
日差しが葉の隙間から零れて

子どもはそこそこ賑やかでも大丈夫
どちらかというと話し掛ける
ひとがいないほうがよい
アイパッドに詩を集中して書くから
でも、画面に葉っぱが落ちたりして

たまに散歩している犬に
気を引かれるのは楽しいこと

そして、一番だいじなことは
ベンチに座っていると
腰が痛くなってしまうので
背もたれが倒れ気味のふかふかの
ソファがあったら最高だ
この環境で半日過ごせたら
素晴らしい詩が書けるだろう

そうだ、ソファを担いで公園へ行こう

#詩

ワオ!と言っているユーザー

献血

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二十四年ぶりの献血
色あせたカードを差しだすと
「この古い献血カードを見るのは二度目です」
受付の方が今日はレアなものを見れて嬉しい
そんな表情をしていた

机の引き出しを整理していると
懐かしい献血カードが出てきて
中を開くと十七回の献血をしていた
十代、二十代のころは
ビスケットとジュースを飲みにいく感覚で
ついでに血を抜いていた気もする
しかし、仕事や生活に追われ
献血センターの前で
「献血をお願いします」
呼びかけにも反応しなくなっていた

それどころではない

そんな思いで献血からは遠ざかって

けれど、子どもが成長して
大人に近づいてゆくと
手とり足とりの時間はなくなり
自分の時間がすこし返ってきた

その時間を奉仕で使おう
ボランティアで使おう
すこしばかり成長した自分を感じて

では、献血を再開しよう
世のため人のため
それが贅沢な時間の使い方だろう

できる時にできる奉仕を

今日は400ミリリットルの血を抜く
ただ、刺された針の太さに
自分へ応援なんかして

献血が終わり水分補給をしながら
ビスケットを齧っていると
少しだけ生きている意味が
わかった自分に微笑んだ

#詩

ワオ!と言っているユーザー

雨粒

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空を抜け
屋根を抜け
布団を抜け
私の体に落ち

昨日の抜け殻に
響いていた

しんしんと
今日の始まりが
沁みてくれば
懐疑に心馳せが降る

#詩

ワオ!と言っているユーザー

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