波打ち際より
12月
14日
光が落ちて陰が落ちた
地平線のまるみある優しさは
心に隠れて胸で波を打っている
聞こえるスネアの弾みとトランペット
甘いラテと乾いた南の薄からい風
明日この地を離れる愛しさに
欲している感情が見え始めている
疲れた日々に挟まれた束の間
時間は不平等に過ぎてゆく
焦燥がピリピリと眼底を刺激すると
逃げの一手は追加のオーダー
テラスに灯された波状の波も
小さな抵抗から聞こえる同調の励まし
緩ませた心にはまだ聞こえて
意志は歪曲しながらも重なっている