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"#詩"の検索結果
  • 始まりの傷

    いいよ 君のその言葉はラヴではない 僕に対する優しさだった 何度も抱いてしまいたい そう思っていたけど 水を被ったように冷めてゆく 君の優しさは鋭い棘 僕のエゴは鋭い棘 重なり合ったのなら 傷だらけになるのだろう 一瞬で理解したふたり 僕でなくてよい君 君でなくてよい僕 でも そんなに単純ではない ...
  • 昨夜、落ちてしまったが……

    とりあえず布団には入っていた 右足の靴下を履いたまま 少し横になっているつもりが 夕飯を食べてすぐに寝ていたようだ すこし早い目覚めに 日々のするべき行程をいくつか飛ばす とりあえず歯を磨き顔を洗う もう片方の靴下を探しながら 大事なことをひとつ思い出し慌てる ごはんの炊飯タイマーをしていない そん...
  • 想像を超える天才

    フィクションは想像内 現実の想像できないところに 天才が存在する 自分だけの集中世界 とても純粋に駒をさすことに 時間を示さない時計を持ち 終わってしまえばあっという間 歓喜の声が聞こえ 天才だと賞賛されても 天才に天才という概念などなく 人と人を比べるような 感覚など微塵もないのだろう 世間の度肝...
  • さんぼますたー

    僕らに望まれているストロークは 宇宙が拡がる速さより 高速な思いで愛を知ろうとすること グズグズなんてしてられない なあ、そうだろ青春 メジャーコードで惑星なんて砕いて そこどけそこどけ 誰にも止められないのだ もう響いて痺れているんだから なあ、そうだろ青春 ボーカルの吸い込みは ブラックホールを...
  • Nature

    記憶はすれ違って なんだか物足りないふたり 慣性の法則 ゆるゆると続く回想 もう 視線は交じりを知らない 悲しくもなく 寂しくもなく 想い出にもならない 夢の跡が代りに汚れて ふたりの納得 淀んだ空気の中で無臭 互いの方向に拾う孤独はなく 理由と確信 ドアノブの金属音 時間を捨てる想像の向こうへ G...
  • 『世界はもっと美しくなる』を読んで

    本日は予定がないため図書館へ。 詩の棚に新しい本が置いてある。 『世界はもっと美しくなる』 詩:受刑者、編:寮千子 (出版社:ロクソン社)という本だ。 奈良少年刑務所詩集の第二弾。 まだ発行されて半年の詩集を手にとる。 前作より纏まった作品が多く、 詩人が書く詩より数段に詩であったりする。 (前作も...
  • なっ、わけで

    なっ、わけで ぼくはそうなんだ えっ、どうして ぼくはこんなに ぼくをそんなに こんなにしてしまうのは いつか観た あの映画のせいかもしれない そうして太郎は 行ってしまったのだから 言葉を捨てられ かなしみの伝言すらできない あっ、いた ぼくが向こうに えっ、どうして ぼくはこんなところに そして...
  • ミスターポエム

    ごきげんよう 私がミスターポエムです ご存知でしょうか 多くを語らない 想像を詰め込んだ 風船を膨らませている者です 流れゆく喜色、怒色、哀色、楽色 感情が揺れるように バランスよく散りばめます どの色をキャッチするかは みなさまのご気分しだいです 迷わずにすっとお取りください あららっ 涙を流され...
  • 不安

    唸りを上げた朝 喉の渇きに目が覚め カーテンの隙間からは 光が走っている 得体の知れぬ風船は膨らみ続け その時を待っているのか それでも いつもと変わらぬ振りして 何処へ向っているのかも分からず 今日一日を塗り潰しに行く 心の地盤は緩々になって 周りの顔色を覗き 何ひとついつもと変わらぬ 肌色が連な...
  • 春のトッシン

    散ってしまえば 追いかけるように 若葉の新しい色は眩しくて ぼくは両手をひろげ 春の景色ごと 抱きしめるように さあ進んで行くぞ 終われば始まる季節に 遠慮などいらない まだ輝ける時を 過去になんてしないのさ さあぼくは行く 行く行くぼくは行くのさ...
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