図書館にてある月刊詩誌を読む 詩人と名乗る人物があーだの、こーだの 詩について批評をしている なんとか論まで出てきてしまい 正直さ かっこ悪いんじゃないか マジでさ、詩だけ書いてろっ、て 作品ありきだろ 詩っ、て 読者の想像をなくしてしまう話は 止めてくんないかな まあ、ようは詰まらない批評で そんなところで熱くなるんだったら 作品で表現してほしいねっ、てこと ああ、エネルギーがもったいない じゃあ、お前、読まなきゃいいだろ そうなるだろ でも、ほろっとくる批評もあるからさ 許して欲しいよ、そういうのは読みたいから 監督兼選手をやるには センスとサラリ感がないと駄目だね 自信なかったら止めることだよ まあ、それでも勘違い野郎は沢山いるからね まず、自分が詩人だと勘違いしている 詩集を出版して批評して 詩について語れば詩人なんて そんなもんか詩人っ、て 死ぬまでわからないだろ 自分が詩人かどうかなんて とりあえず詩を書いてりゃいいのさ まあ、誰しも詩人ともいえるんだけどな その感覚、わかるだろっ いちいち説明はしないよ、野暮になっちまうからさ さあ、どんどん詩を書いてくださいな、頼みまっせ