産声に魂をのせて 初めて死ぬひとの一員になる 未来に終わる約束 それでも孤独を背負いながら 心淵の旅を続ける 種の保存に感情が与えられ 悲しみに涙 怒りに食いしばり 不安にカラダを震わせて 時に何のためにと 手繰り寄せる温もりに優しさを求め 神様は青く語る ひとは白く浮かびながら訊く どうして私たちは こんなに苦しいのですか 上手に生きるには どうすればよいのでしょう 心は激しく動揺 白は青の道徳に救われて生きて行く 誕生の意味は最初から無かった 死滅の意味は最初から無かった 有ったのは迷い込んだ世界で白になる心象 ひとは白い真実にどこまでも手を広げ 透けて青になるように