ファルコン植物記(1823)<ツバキ>(15)【タイワンツバキ】
2月
2日
残念ながらしぼんだ花弁で落花寸前の姿ですが、きれいに5裂した果実も合わせて撮影ができたのが、幸いでした。
ツバキ科ゴルドニア(タイワンツバキ)属の常緑高木、台湾・中国南部・ベトナムなどに分布していて、樹高15メートルほどに成長します。
この果実の中には、翼をもつ種子が詰まっていて、ツバキ科として翼がある種子は珍しい形態です。
10月~2月頃が開花時期、花径8~10センチと大きなだけに、きれいな花姿を観察できなくて、残念な気持ちで立ち去りました。