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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

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  • ハッシュタグ「#由比缶詰所」の検索結果13件

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KOマート 素材厳選・まぐろフレークを食べたレビュー

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KOマート 素材厳選・まぐろフ...

(2021.9追記:パッケージが変わりました。ソリッドタイプとあわせて、2021年に新しく記事を作っています。ここから下の内容は、2016年12月現在のものです)





  KOマート 素材厳選・まぐろフレーク
  びんながまぐろ綿実油漬けフレーク・高級品


☆コメント
 静岡中部に根城を持つ地元資本のスーパー、KOマートのプライベートブランド品。ここまで高級感のあるPBツナ缶は早々ないだろう。

 しかし……
 どこかで見たことのある印字フォント、どこかで見たことのある缶蓋。どこかで見たことのあるカロリーと内容量。
 
 そう、中身は「由比缶詰所・特選まぐろ油漬フレーク」とまったく同じである。筆者をツナ缶の道に引き込み、そして3年以上もツナ缶ブログを執筆させ続けるきっかけとなった究極のツナ缶と同じなのだ。これで興味を持つなと言われてもどだい無理な話だろう。
 違いを挙げるとしたら、定価と、缶のプリント、熟成期間の有無、販路くらいだ。由比缶詰所が直接印刷なのに対して、KOマートは白缶にラベルを貼っている。そして、由比缶詰所が最低6ヶ月寝かせてから出荷するのに対し、KOマートは製造後すぐに出荷しているという違いがあった。さらに、KOマートの全店舗で購入出来る点は大きい。
 今回取り挙げるのは2016.10月製。由比缶詰所のソレと同じレシピで、熟成の浅いヌーヴォーを試せるのは中々に貴重だ。

  
並べると製品紹介まで瓜二つなのが分かる。


☆缶を開けたところ
  
 やはり由比缶詰所のソレと相違ないようだ。
 大きめのほぐし身、しっかりした食感、噛んで広がる味。しかし、味の差分をくらべたときに、油と身がまだ十分につけ込まれていないような印象を受けた。

 製造所もレシピも同じだから当たり前のことだが……由比缶詰所に対する強烈なリスペクトというか、インスパイアというか、そういう強い気骨を感じる製品だった。
 焼津駅や用宗駅など、駅至近の立地にもあるKOマートで、手軽に由比缶詰所の製品を調達できるようにしようという心意気が素晴らしい。さかなセンターの帰りにこれをピックアップするのも乙なものだろう。


☆各種評価
・グレード ★★★★☆
・価格   ★★★★☆ #228円/個
・味覚評価 ★★★★☆ #素晴らしいリスペクト
・入手性  ★★☆☆☆ #静岡県内のKOマート全店
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
280kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びん長まぐろ、綿実サラダ油、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:41670972 製造固有記号SO06
販売者 KOマート(静岡県榛原郡吉田町神戸1361-1)
Tuna canning review No.58
#びんながまぐろ #スーパーpb #由比缶詰所 #綿実油漬

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由比缶詰所 ホワイトシップ印 まぐろフレーク油漬を食べたレビュー

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由比缶詰所 ホワイトシップ印 ... 由比缶詰所 ホワイトシップ印 ...
 “綿実サラダ油等で調味した当社自慢の缶詰です。”
  55年の歴史が息づく、高級ツナ缶の名作。

  由比缶詰所 ホワイトシップ印 熟成まぐろ油漬
   びんながまぐろ綿実油フレーク・高級品


☆コメント
ごく初期の缶つま高級品として頭角を現した由比缶詰所。
今となってはオリーブオイル漬けのほうが有名だが、55年前(1958年)のホワイトシップ印発足の頃はOEM供給のみでスタート。これが発展して1975年の自社製品リリースが始まった。
現在でも“当社自慢の”という言葉で飾られ地元民の手土産や普段使いの缶詰として愛されている。「幻のツナ缶」と称されることが多いが、地元ではごくありふれた食べ物として存在するのも特徴。
昨今はオリーブオイル漬けと共に多くの雑誌やテレビ番組で取り上げられ、通信販売やネット販売・スーパーやデパートのお取り寄せギフトとして日本各地の店でちょくちょく見かけるようになった。

また、油となじませるために製造後6ヶ月熟成させてから出荷するという由比缶詰所特有のこだわりは未だ他の追随を許していない。
綿実油は岡村製油製のものを使用し、ひときわ高い風味と透明感を実現している。
シーチキンと並ぶびんなが油漬け最初期の製品だが、これを越える完成度の商品は少ない。

シーチキンに比べると、少し味に癖がある。
といっても悪い癖ではなく、「この料理にはとても合うけど、この料理には普通のツナ缶と同じくらい合う」というもの。サラダなどのさっぱりした料理には最適で、ツナ納豆などの油分を求める料理とは相性が普通……という感じ。
相性ドンピシャの料理では他社高級ツナ缶を凌駕するので、是非お試しいただきたい。




余談だが、筆者をこの道に引き込んだ其の製品である。

☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.0
・価格   ★★★☆☆ 2.9 #147円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0
・入手性  ★★★☆☆ 2.7 #公式ネット通販あり、実店舗では駿府楽市、静岡駅グランドキヨスク、ドリプラなど

☆スペック
内容量 90g
280kcal/缶 食塩相当量0.6g
原材料 びんながまぐろ、綿実サラダ油、食塩、調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 製造固有記号SO06
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡県静岡市清水区由比429-1) 製品ページ
Tuna canning review No.11
#びんながまぐろ #由比缶詰所 #綿実油漬

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由比缶詰所 ホワイトシップ印 炙りビントロ(2013)を食べたレビュー

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由比缶詰所 ホワイトシップ印 ... 由比缶詰所 ホワイトシップ印 ... 由比缶詰所 ホワイトシップ印 ...

【2018.10更新:記事を新しく書き直しました。本記事(2013)は古い記事になります】
「由比缶詰所 ホワイトシップ印 炙りビントロ(2017)」
https://jp.bloguru.com/zumix/334448/20171



 “びん長鮪のハラモ肉を軽く「炙り」、一枚一枚
  丁寧に手作業ではがしたものを、その香ばしさと共に閉じ込めました。”

  由比缶詰所 ホワイトシップ印 炙りビントロ(2013)
  びんながまぐろオリーブオイル漬・最高級品


☆コメント
由比缶詰所の「ホワイトシップ印」は、由比町で70年近く製造が続けられている高級ツナ缶のブランドだ。
そのラインナップはすべてびんながまぐろで統一されており、缶詰やお取り寄せギフトの求道者から「幻のツナ缶」と称されるほど、高貴なものである。
最近はインターネットの普及により全国で安定して入手できるようになったが……その中で

“一年に一回、お得意様の通販・工場直売限定で販売する 伝説のツナ缶”

が存在する。それがこの「炙りビントロ」。
筆者も二年の間に何回か本社に問い合わせその度に販売終了と聞いて涙をのんでいた品が、13年11月にようやく入手できた。


「びん長鮪のハラモ肉を軽く「炙り」、一枚一枚
 丁寧に手作業ではがしたものを、その香ばしさと共に閉じ込めました。
 単品でももちろん、パスタやサラダのトッピングとしてもお使いいただけます。」

「ホワイトシップ印 最上級品」と銘打たれている点が、缶詰所として最高の品であることを力強く主張している。
賞味期限以外は全て化粧箱のほうに書かれている。規格外の価格とカロリーの高さも特徴。


缶を開けると、すぐに香ばしい油と焼けたまぐろのにおいがする。
ビジュアルははごろも炙りとろにそっくりだが、こちらのほうが香りが強い。
しかし、前記スペックのとおり香料や調味料などは一切使っていないのが驚きだ。


噛めば噛むほどに肉が溶けるような感触とオリーブオイルの香り、ほどほどに効いた食塩の味が絡む。
食べてる間に鳥肌が止まらなかった。「ツナ缶」「まぐろの油漬け」という分野で、ここまで美味しいものを作れるのか、と。
酒のつまみ等、手をかけずにそのまま食べても凄まじい勢いで酒が進むこと請け合い。

食べ終わったあと、達成感とオリーブオイルだけが残っていた。

☆各種評価
・グレード ★★★★★★
・価格   ★★★★★★ #500円/個(卸値3,000円/6個)
・味覚評価 ★★★★★★
・入手性  ☆☆☆☆☆ #求道者を以てしても入手困難
・原産国  国産

☆スペック
内容量 80g(固形量表記なし)
322kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 ビン長鮪、オリーブ油、食塩
JAN:なし 製造固有番号IM S006
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡県静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning review No.03
#びんながまぐろ #オリーブオイル漬 #スライス #由比缶詰所 #缶つま

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