由比缶詰所 ホワイトシップ印 炙りビントロ(2013)を食べたレビュー
11月
4日
【2018.10更新:記事を新しく書き直しました。本記事(2013)は古い記事になります】
「由比缶詰所 ホワイトシップ印 炙りビントロ(2017)」
https://jp.bloguru.com/zumix/334448/20171
“びん長鮪のハラモ肉を軽く「炙り」、一枚一枚
丁寧に手作業ではがしたものを、その香ばしさと共に閉じ込めました。”
由比缶詰所 ホワイトシップ印 炙りビントロ(2013)
びんながまぐろオリーブオイル漬・最高級品
☆コメント
由比缶詰所の「ホワイトシップ印」は、由比町で70年近く製造が続けられている高級ツナ缶のブランドだ。
そのラインナップはすべてびんながまぐろで統一されており、缶詰やお取り寄せギフトの求道者から「幻のツナ缶」と称されるほど、高貴なものである。
最近はインターネットの普及により全国で安定して入手できるようになったが……その中で
“一年に一回、お得意様の通販・工場直売限定で販売する 伝説のツナ缶”
が存在する。それがこの「炙りビントロ」。
筆者も二年の間に何回か本社に問い合わせその度に販売終了と聞いて涙をのんでいた品が、13年11月にようやく入手できた。
「びん長鮪のハラモ肉を軽く「炙り」、一枚一枚
丁寧に手作業ではがしたものを、その香ばしさと共に閉じ込めました。
単品でももちろん、パスタやサラダのトッピングとしてもお使いいただけます。」
「ホワイトシップ印 最上級品」と銘打たれている点が、缶詰所として最高の品であることを力強く主張している。
賞味期限以外は全て化粧箱のほうに書かれている。規格外の価格とカロリーの高さも特徴。
缶を開けると、すぐに香ばしい油と焼けたまぐろのにおいがする。
ビジュアルははごろも炙りとろにそっくりだが、こちらのほうが香りが強い。
しかし、前記スペックのとおり香料や調味料などは一切使っていないのが驚きだ。
噛めば噛むほどに肉が溶けるような感触とオリーブオイルの香り、ほどほどに効いた食塩の味が絡む。
食べてる間に鳥肌が止まらなかった。「ツナ缶」「まぐろの油漬け」という分野で、ここまで美味しいものを作れるのか、と。
酒のつまみ等、手をかけずにそのまま食べても凄まじい勢いで酒が進むこと請け合い。
食べ終わったあと、達成感とオリーブオイルだけが残っていた。
☆各種評価
・グレード ★★★★★★
・価格 ★★★★★★ #500円/個(卸値3,000円/6個)
・味覚評価 ★★★★★★
・入手性 ☆☆☆☆☆ #求道者を以てしても入手困難
・原産国 国産
☆スペック
内容量 80g(固形量表記なし)
322kcal/缶 食塩相当量0.7g
原材料 ビン長鮪、オリーブ油、食塩
JAN:なし 製造固有番号IM S006
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡県静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning review No.03
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