こんなツナ缶です
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おねだん
大きい缶でちょっと高い(500円弱)
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魚の種類
ビンナガマグロ(ホワイトミート)
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液汁の種類
綿実油漬
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身のほぐし方
おおきめほぐし肉
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おすすめの食べ方
大皿サラダはもちろんのこと
鍋ものに入れてもおいしい
ツナ缶沼に沈んだきっかけ、10年ぶりのめぐり
由比缶詰所のツナ缶のうち、水色の大きいやつ。以前取り上げたF3号缶(No.11 2013.11)のサイズ違いで、こちらは大皿向けのT2号缶。
2010年代後半まで缶切りが必要なフタで販売されていたが、時代の要請に合わせて減量と缶切り不要のEO缶化して現代に至っている。
由比缶詰所の直売所などで購入可能だが、オリーブオイル漬等と比較するとお土産店での販路は狭い様子。2022.8製。
☆缶を開けたところ
身は大きく粗い。しっとりした綿実油がよく馴染んでいる。
綿実油フレークが由比缶詰所の真骨頂と思わずにはいられない。油の自己主張が少ないことから適性料理は幅広く、オリーブオイル漬より多くのシーンで使える印象だ。そのかわり、オリーブオイル漬は合う分野にはとことん噛み合うので、この辺は好みの世界であろう。
また、大きい缶ゆえに1缶で由比缶詰所のツナ缶をたくさん食べられるのが特徴か。ソリッド缶(T2号缶)と内容総量は同じくらいなのに、実質的な食べた感はフレーク缶のほうが大きい気がする。スペックだけでいえば、かたまり肉の方がタンパク質は多いのだけど、フレークの均質な味がそう感じさせているのかもしれない。
10年以上前、静岡にやってきたばかりのころ。このツナ缶(F3号缶のほう)と出会ったことが、ツナ缶ブログを始める最初の最初の一歩だった。ちょくちょくプライベートで食べていたものの、T2号缶のほうを取り上げるのは今回が初めて。
なお、本品は「1缶あたりのカロリー(カロリー爆弾ランキング)」で弊ツナ缶レビュー241缶のうち第3位に位置するツナ缶となった。なお2位はシーチキンLフレーク1705g(概算値)、1位はあいこちゃんの給食(No.101)(概算値)といずれも業務用なので、一人で食べられるツナ缶としては事実上のカロリー爆弾第1位となるだろう。
なので、前節に書いた「減量する前の缶切りタイプ」を食べておかなかったのが悔やまれる。600kcalも見えていたかもしれないのに……なんてこった……相当もったいないことをした……
☆各種評価・スペック
・グレード ★★★★★ 4.6
・価格 ★★★★☆ 4.0 #460円/個
・味覚評価 ★★★★★ 4.5 #カロリーはおいしい
・入手性 ★☆☆☆☆ 1.4 #由比缶詰所ツナ缶の中で最も恥ずかしがり
・原産国 国産
☆スペック
内容量 165g
587kcal/缶 タンパク質32.1g 食塩相当量1.3g
原材料 びん長まぐろ(国産)、綿実サラダ油、食塩/調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 缶マークAC1・
製造者
株式会社由比缶詰所(静岡県静岡市清水区由比429-1)
Tuna canning review No.241
■「ツナ缶スーパーリンク!!」