《時節感慨・・呟記・・》 タカサゴユリ(高砂百合); 台湾原産の帰化植物。タカサゴ(高砂)とは沖縄方言で台湾を指す地名。 大正時代に観賞用として渡来。種で増える等、繁殖力が強く各地に野生化している。 テッポウユリに似るが、葉が細く花期が遅い。台湾には3変種がある。 主な園芸種は'Prices Variety'、 'Little Snow White'など。 また、タカサゴユリとテッポウユリの交配種のシンテッポウユリも多い。 自然交雑も起こすため、外観では分類は困難になっている。 高さ60cm以下で花の外面が紫赤色を帯び葉の幅が4~13cmのものをタカサゴユリと推定している。 高さが60cm以上あり花が紫赤色を帯びないものが混じるときはシンテッポウユリと推定する。 地下の黄色味を帯びた百合根状の鱗茎から直立茎を出す(紫赤色を帯びる事もある)。 コオニユリやオニユリは実生から数年経たないと開花しないが、タカサゴユリは1年目に開花する。 花は1~数個、散房状につき芳香があり細い筒部から先が広がる漏斗形。 * * * * * 高砂・・上記したように台湾の中でも大きなかつ重要な民族である。 歴史的経緯を見ても地政的にみても日本とは、切っても切れない大切な隣人隣国。 現・蔡総統政権は、西日本豪雨災害にいち早く哀悼の意を表明して下さった。 最近の日本における自然災害に、復興に、多大な支援協力を表明、尽力を頂いている。 個人的なことだが、数十年も昔、台湾の山々に登山に行ったことがあった。 ご案内頂いた方々、それ以来お付き合い願っている方々、実に親日的である。 台湾人、「国」に対して日本国として大いなる親愛の念を示すべきと思って止まない。 高砂族と呼ばれる人々、温厚な人々だ。彼等から学ぶのは、相手の良い所を前面に見る所だ。 日本は、政府の姿勢として、台湾支援を強調・明言してほしく強く強く思う。