“夏花野草八”《襍感・/・点描‘18-46》

ミソハギ(禊萩・溝萩) ミソハギ科(Lythraceae)
学名:Lythrum anceps (Koehne) Makino
別名: ボンバナ(盆花)、ショウリョウバナ(精霊花)、ソビソウ(鼠尾草)

《時節感慨・・呟記・・》
ミソハギ(禊萩・溝萩);
梅雨明の頃、咲き始めるミソハギ。田圃等などで見える。
ミソは、禊(ミソギ)を意味するが、萩の仲間ではなくサルスベリの仲間。
お盆に供える地方では「盆花」ともいう。 全体に無毛。
茎は、4綾形。葉は、十字形に対生し、基部は茎を抱かない。
花は紅紫色で直径約1.5cm。花弁は4~6個。萼片は6個で三角形。
萼片と萼片の間には針状の付属片があり、開出する。
雄蕊12個、6個が長く6個が短い。
日本の在来種でミゾハギ属は2種で一方の蝦夷禊萩は茎、葉、萼等に短毛がある。

*    *    *    *    *

森の藪は、むっとして暑いが池の辺りの高木の下は涼し気な風がとおる。
そんな所の林床に咲くミソハギと思う花に脱皮前の蝉が見えた。
この花には、蜜があるのだろうか!?! 共存共栄。
宅地化が激しくコンクリートに敷き詰められた所に、蝉は見れない。道理である。
里山と呼ばれる所、泉の森すぐ近くに「厚木飛行場」がある。
半世紀以上前は、飛行場の周りに民家はすくなかっただろう。
今や郊外の住宅地として宅地化が勢い良く広がっている。
だが一部里山公園として「泉の森」が整備され30年以上になろうか。
公園とか、里山としての整備が進むにつれ、人の手が入り込みすぎたと思う。
「画一的貧化」の表現通り整備しすぎたきらいがあった。丁寧に下草刈りをしない。
一方この泉の森は、引地川の原点でもあり、貯水池もある。
この池周辺は、金網で囲われており一般人は、立ち入れない。
おかげで自然環境は、程々に保たれている。そんな所で見た光景は、原風景に映る。

広島と長崎に原爆が投下されてから73年を迎えた。
原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が、毎年、営まれ平和宣言を全世界に向かって発信している。
非核兵器を訴えているのだが、未だに核兵器を傘に自国の保身を図っている他国の現実。
なんと悍ましいことか。核の安全利用と核兵器を一緒にかたってほしくない。
手足を縛られてる日本の安全保障政策ってどうすれば良いのか、良策を提示してほしい。

我々国民の為に戦って下さった先人に感謝の真を捧げたい。
而して、被爆され亡くなった方々のご冥福を祈ります。
今なお後遺症に苦しまれておられる方々に我々は、何ができるか。
非暴力・非戦闘を願うしかない、が国民の安全ってどうすれば!?!

#ブログ #植物

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