“森の可愛い花”《襍草 ・/・拈華微笑19》

ムラサキシキブ(紫式部) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Callicarpa japonica Thunb.ex Murray var.japonica
別名:ミムラサキ, コメゴメ



今年は、梅雨入りしてもそれほど降水量はない(神奈川県内)。
しばらく前、晴れた!!昼間、近間の森を散歩した。
小鳥たちの囀りしか聞こえない散策路で可愛い花と出会った。
庭木に見えるムラサキシキブ似の木は、コムラサキ(学名:Callicarpa dichotoma)である。
ムラサキシキブは自生種の落葉低木で樹高5m位に成長する。
自生野種のムラサキシキブは、枝の上部に花や実を付け花は、まばらにつく。
園芸種のコムラサキは、同間隔にまとまった実をつける違いがある。
コムラサキは、実の色が緑~白~赤紫色に熟す様子が見て取れる。
自生種も同じだろうと思うが変化を観察できたことがない。
この様子・変化は、短期間で変わり、毎日見ないと分からない。
樹名は、紫の実が敷きつめられた「紫敷き実(しきみ)」か「紫茂実(しげみ)」に由來する由。

「大和市・泉の森」



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我が家の庭の小紫は、ようやく小さな蕾を見せています。
庭が勢いのある緑に包まれ始めました。
投稿日 2015-06-15 10:40

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今日は、moonさん。

昔、親父に試されたことがありました。
僕が生まれる以前から裏山には、紫式部がありました。或日、コムラサキの若木を少し離れた所に植えました・・・翌年、咲いた花を見て、同じ種類か否か聞かれ、同じと答えたら・・・観察が足りないと一。。。!?!
後で母親が、葉っぱを比べてご覧・・・と!
秋に実が付けば違いが更に分かるけどね??

でも葉っぱでは、見分けが??
「ムラサキシキブは、葉の縁全体にギザギザがあり、コムラサキは縁の上半分にしかギザギザがない」と言われていますが・・・!
中にへそ曲がりの樹があって、蓼科(北八ヶ岳)周辺の紫式部は、葉の縁先半分くらいしかギザギザがありませんでした(30年も昔のことですが)。
機会があったら、再確認に出かけてみたくなりました。
投稿日 2015-06-16 16:54

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ムラサキシキブかと思っていた我が家の木、
コムラサキでした。
よく似ていて難しいですね。

今見たら、我が家コムラサキも咲いていました。(^_-)-☆
投稿日 2015-06-21 15:03

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コメント & 画像 ありがとうぞんじます、birdyさん。
四国には、野種・自生種で紫式部によく似た「とさむらさき (土佐紫)[Callicarpa shikokiana]」があると聞いています。
土佐清水市下益野辺りの山間部、他数カ所に自生してる由。

草・樹ともに、紛らわしいものが多いですね。
老人ボケ防止にとってもよいって、植物と対峙してます。。。!
投稿日 2015-06-21 22:02

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