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Slow Life & Trips

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勘違い

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勘違い
陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり
 
誰(たれ)ゆゑに

乱れそめにし われならなくに
                  河原左大臣

かの有名な短歌に「もぢずり」があり、てっきりこの花の
名前が読み込まれているものと思っていた。
しかし、調べてみると違っていたので勘違いと分かった。

【しのぶもぢずり】
「もぢずり」とは、現在の福島県信夫地方で作られていた
乱れ模様の摺り衣のこと。
摺り衣は忍ぶ草の汁を、模様のある石の上にかぶせた布に
擦り付けて染める方法で「しのぶずり」などともいわれて
います。

ネジバナ(文字摺り)

ラン科モジズリ属
ピンクの花と、まれに白花がある

Spiranthes sinensis var. amoena

撮影 2005/07/12 AM08:34

#自然

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ごんたさんからコメント
投稿日 2005-07-12 10:31

福島県信夫。
懐かしいですね。
信夫山に登ったこと有ります。
町の中にそびえる邪魔者ですね。

でもナゼか風情のある山ですね。
今年、雪の中を電車で通ってきました。

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Snailwalker
wahootasteさんからコメント
投稿日 2005-07-12 20:38

ごんたさん、電車の車窓から信夫山を見て
この短歌が頭の中を駆け巡ったことでしょう。

「文知摺石」は信夫郡に残っており、松尾芭蕉も
「奥の細道」でこの石を見て行ったと記述があるそうです。

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zakka
zakkahさんからコメント
投稿日 2005-07-12 14:47

snailwakerさん、「ねじばな」の掲載、ありがとう存じます。
私ことで、恐縮ですが、この花には我が家族にとっては思い入れがあります。孫(我が次男)に雑草といってはいけないょ。と語り庭にあるもみじの木に着生している風蘭を見せて、同じ種類だと言ったとか。友達の家の庭(芝生)を芝刈り機で微塵にしているのを見て、おじさんが雑草を刈っていたことを話した次男を諭したらしい!!
以来、野の花を見て楽しんでいる次男がおります。
ネジバナを拡大してみると、しっかり蘭の特徴を出している。小生もそのとき、初めて知ったことでした。
当時は、接写リングで撮影したものです。
沖縄では、白いネジバナが良く咲くそうです。それを見に孫を連れて旅までした、ちょっと変わった祖母と映った孫ですが、生物に関心を持ち海洋学部に進みました。

風蘭も風情があります。

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zakka
zakkahさんからコメント
投稿日 2005-07-12 23:51

琉球のネジバナ。

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Snailwalker
wahootasteさんからコメント
投稿日 2005-07-13 00:58

大変、興味のあるお話感動いたしました。

「もぢずり」と「もじずり」日本語は難しいものです。

画像を見て頂くとお分かりになると思いますが
ピンクの花はらせん状に見事になっていますが
白い花は飛び飛びで綺麗ならせん状になっていません。
この鉢の花は、一昨年白い「ネジバナ」を鉢上げした種
から生えた実生です。
白い太い花が親で、他は子供に当ります。
こちらのデジカメでは超接写は無理のようです。

改めて「百人一首」を読んでおります。

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