戦争を美化するのは良くない。

日本には大東亜戦争・太平洋戦争・第二次世界大戦を美化、日本は仕方なく参戦したという考えを最近時々目にします。それが事実なのか、そうでないのかということは別として、日本が戦争を起こしたことにより多くの日本人（自国民）が亡くなっている。言うまでもなく隣国、敵国の多くの人も亡くなっています。その事実を美化することはできない。いやしてはいけない。

原爆死没者慰霊碑には、「安らかに眠って下さい　過ちは繰返しませぬから」と刻まれています。これは「戦争には負けない」という意味なのでしょうか。それとも「反核」宣言でしょうか？　反核声言だと、日本は被爆したがわだから「過ち」とは言えません。それでは「過ち」とはなんなんでしょうか。戦争を起こしたことではないでしょうか。

もし日本が参戦しなかったらアジアは大変なんことになっていた・・・そうかも知れません。そうでないかもしれません。しかし、日本が参戦しなければ日本は加害者とは言われなかったのです。日本の参戦を美化する発言はよくない。黙っていればいいこと。そしてもし次に戦争をしなければならないなら、降伏するような負けはしてはいけない。

かなりやばいことを書いたような気がします。

いえいえ、間違ってはいません、どこの国も同じような考え（美化）を持つ方々がいます。特に最近気になるのは特攻隊等を美化する流れです、これは自己犠牲を伴っているので正面から意見が言いづらいのですが、特攻隊員の生き残りを父に持つ私にはいたたまれない思いがします、崇高な精神は薬物（覚醒剤）で高揚されていた等の真実は、ますます表に出て来なくなると思われます。負けるとわかっていた戦争に何故突き進んだのか、理系の思考回路があるなら絶対にやらない戦いだったはずです。