日本で毎日新聞で報道される米国サブプライム問題。要するに銀行などが与信の無い人を対象に大量のお金を不動産購入のために貸し付けした問題なのだが、米国ではあまり騒がれていない。
それは多くの個人が家を失うことを大変な問題だと考えていない。安い金利でお金を借りた彼らは、儲けようとしたのだが、それができなくなった。当時は金利が安く Money is Cheap と言って借りないと損だという風潮があったぐらいだ。だから彼らは差し押さえられても、競売になっても、だからなんなのと言う感じにすら見受けられる。
サブプライムが問題であないと言っているのではないのです。これは今でも続く建築ブーム。必ず余波は現れます。でも米国人気質、土地・不動産にたいする感覚は日本人とは違うと言うことをしることも大切だと思います。日本から見てサブプライムの問題を報道する前に、米国の市民の生活がどう変わったか(変わっていないか)を知ることも必要。
今日本の経済面の報道は、地震で崩壊したビルだけを映像化して、あたかも町全部が崩壊し赤のように伝えているように見えます。
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