こんなドアがあったと考えてお話を読んでください。
今日はユーザーインターフェイスのお話をします。例えば上記のようなドアがあったとします。左のドアには四角い板が張られていて、右のドアには縦に持つところがあります。このドアを見て人は左のドアは押したら開くと思います。そして右のドアは取っ手をもって引っ張って開けようとすると思います。
もしこれが逆だったらどうでしょうか。言うまでもなく左のドアは開けることが難しいですし、右のドアも多くの人は引っ張ろうとするはずです。要するに逆さまにするとドアとして役割を達することができなくなるのです。
良いデザインは人間が無意識のうちに何をしたら良いかということがわかるデザインなのです。これによって怪我や事故が少なくなることは言うまでもありません。また、マニュアルというものが不要になります。我々がソフトウェアの設計をするときもこのような考えをしてゆきたいと考えています。
ちなみに、このような研究を調べたい場合は、Google で「ノーマンのドア」と検索してみると面白いかもしれません。
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