【Day270】書評 - 『家族』
7月
26日
昨日は、副反応の影響がしぶとく、微熱もあったため、仕事を休むことにしました。
午後になっても37℃前半の熱で、焦ってみても仕方がないということで「読書」に没頭させていただきました。
その中で読んだ1冊は、こちら。
人気YouTuberの「カジサック」の自伝的作品。
3つの「立場」にどっぷりと憑依させていただきました。
まず最初は「息子」としてのカジサック。
小さい頃に親が離婚し、お母さんがほぼ寝る時間も無いほど働いていて、母の苦労を赤裸々に語っている息子の話。
私も両親は離婚はしていませんでしたが、思春期に父は入院していて、母が苦労して私を育ててくれたことを思い出しました。
仕事が終わって、すぐにパートに仕事に行ってしまっていたので、その僅かな数分の時間がとても大切でした・・・。
それにしても、カジサックのお母さん、新聞配達や夜のバイトなど、ほとんど寝てないのが伝わってきます。
女手1つで、3人の息子を一人前に育て上げたお母さん。
安易な表現はしたくはありませんが、あえて言いたいです。
「女の人は、本当に強い!」と!!
2つ目は「友達」としての立場。
私が最も尊敬する人間「西野亮廣」さんの友達としての視点。
早くからスター街道を歩むことになったスーパールーキーの漫才コンビ「キングコング」。
周囲から求められる期待に応えられず、現場仲間からのひがみや嫉妬など、どんどんと追い込まれていったカジサック。
ついには失踪してしまうのですが、このお話は、西野さんから何度も聞いていたので、その時の状況はわかっていたつもりですが、当事者の視点の話はより赤裸々で、失踪に至るまでの心情、そして西野さんのところに戻るまでの話が、もう感動的!!
お母さんからの電話で「・・・・西野くんが待ってるよ」と。
久しぶりに泣きました。涙腺が崩壊したのはいつ以来でしょう。
友達っていいなぁ~と思わずにはいられない場面でした。
そして最後は「父親」カジサック。
最後の6章では、家族で大切にしていることを書いてくれていました。
父親と母親の役割や、感謝と挨拶の大切さなど、1人の父親として参考になる話がたくさん書かれていました。
特に素敵だなと思ったのは「ママへの感謝を父親が表すことを大事にしている」というところ。
自分はそこがあまりできていないので、この書を読んでの行動は、ここに決めました!
以上、3つの視点で、感情移入されられまくった最高の1冊でした。
さらにカジサックだけでなく、ヨメサックのエピソードもあり、あらためてカジサックのYoutubeチャンネルを観てみようと思います。
最後に、この本の感想を語っている西野さんの動画のリンクを貼り付けておきます。
書籍を読んだ後に、こちらの動画をセットで観ることで、「感動」しまくれること間違いなしです!!
キングコング、最高すぎーーーー!!