先日、コーチングのオンラインレッスンを受講しました。
コーチとして約10年のキャリアを持つ方が講師としてお話しされました。
講師ご自身の経験を語られるなか、「え、この人でもそうなんだ」と思ったことがありました。
それは「いい問いを出したい」との欲です。
コーチを生業とする以上、クライアントに「いい」と評価してもらいたい思いが私も含めてどのコーチにもあると思います。
いい評価をしてもらうことは、いいタイミングでいい問いを出すことでもあります。
私も切れ味のいい問いを適切なタイミングで出すにはどうすればよいか、と考えることがあります。
どんなに経験を積んだコーチでもいい問いを出したい欲はある、
それくらい「いい問いを出したい」はコーチが陥りやすい罠だと思いました。
ただ、その欲が強いと別の罠に陥る、そんな感じがしています。
コーチとして対話のその瞬間、何を感じているか、それを相手にどう伝えるか、に神経を集中させたいと思った時間でした。