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コーチが陥る罠

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It is the photo taken by Mr. Ni... It is the photo taken by Mr. Nick Fewings from Unsplash.
先日、コーチングのオンラインレッスンを受講しました。
コーチとして約10年のキャリアを持つ方が講師としてお話しされました。
 
講師ご自身の経験を語られるなか、「え、この人でもそうなんだ」と思ったことがありました。
それは「いい問いを出したい」との欲です。
 
コーチを生業とする以上、クライアントに「いい」と評価してもらいたい思いが私も含めてどのコーチにもあると思います。
いい評価をしてもらうことは、いいタイミングでいい問いを出すことでもあります。
私も切れ味のいい問いを適切なタイミングで出すにはどうすればよいか、と考えることがあります。
 
どんなに経験を積んだコーチでもいい問いを出したい欲はある、
それくらい「いい問いを出したい」はコーチが陥りやすい罠だと思いました。
 
ただ、その欲が強いと別の罠に陥る、そんな感じがしています。
コーチとして対話のその瞬間、何を感じているか、それを相手にどう伝えるか、に神経を集中させたいと思った時間でした。

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秋吉 克己
秋吉 克己さんからコメント
投稿日 2025-04-26 07:49

荒井さん、この罠、よくわかります。

「いい問い」を出すと、クライアントの表情が一瞬で変わり、コーチングのステージが上がる感じがします。
もちろん、クライアントにとってもいいことだとは思うのですが、コーチにとっては劇薬です。

度が過ぎると
「クライアントの視点を変えたい」
というコーチのエゴが前面に出てしまうと思っています。

コーチは「クライアントに寄り添って課題を解決する」という目的を持っているはずなのに、
「視点を変える」という手段が目的にすり替わってしまうのですね。

改めて、自分を律しようと思います。ありがとうございます。

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荒井 恭子(あらい きょうこ)
荒井 恭子(あらい きょうこ)さんからコメント
投稿日 2025-04-26 21:12

秋吉さん
共感いただけてうれしいです。

いい問いをしようという邪念を捨てて、今ここ、感覚に集中する、ということはどんなクライアントにも通用するのだろうか?と思います。
あまり関係を築けていないクライアントに対してそのように臨むと何が起きるのだろうと想像します。
相手の方と接し方について合意しながら試していくのかなと思います。

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