にごり酒ではありません、正真正銘の 『濁酒(どぶろく)』 です。
伝統的(中世)な製法を守る蔵、日本では「どぶろく」の免許を持っているのは数軒です。
区分も「清酒」ではなく、「濁酒」 区分ですので本物の 『どぶろく』 です。
『金鼓 濁酒(だくしゅ) 伝承水もと仕込み 生』 大倉本家 奈良県香芝市
原料米: 岡山産アキヒカリ100%使用
精米歩合: 麹米70% 掛け米75%
日本酒度: −26前後 酸度: 2.9
アミノ酸: 2.4前後 酵母: 自社蔵付き酵母
もろみ仕込日数: 23日(通常の倍)
アルコール度数: 12.0〜13.0度
【水もと】 とは
600年前に奈良市の郊外にある菩提山、正暦寺において創製された酒母の事で、
現在普及している「速醸もと」や、「生もと系酒母」の原型であると考えられます。
酒母育成において、酒蔵に住み着き、野生化した酵母と乳酸菌の働きを生かすことが、
特徴であり、現在、全国でもこの古典的な製造技術を持つ蔵元は、ほとんどありません。
この酒は、醗酵したした「もろみ」を濾さず、そのまま瓶詰めにしています、
「飲む」 というよりは 「食べる」 様な感覚です。
上品な酸味があり、スッキリとして口当たりも良く、
溶解・軟化した米粒が口中で新鮮な感じを与えてくれます。
日本酒度が、−26前後と超甘口だが、酸度が非常に高くバランスが取れている。
この酒は奈良県神社庁の委託で、毎年11月末に行われる、
「新穀感謝祭」「宮中では新嘗(にいなめ)祭」 用のお神酒として、醸造されていました。
「蔵元談」
またまた、「十四代!」 です。
十四代が大好きだと言う事と、呑める店があると言う事、嬉しいことです。
今日の十四代は珍しい酒米 【龍の落とし子】 を使用して醸造しています。
『十四代 純米吟醸 龍の落とし子生詰』
使用米: 麹米・掛け米共 龍の落とし子 50%精米
使用酵母: 小川酵母 日本酒度: +2
酸度: 1.3 アルコール度数: 16.0度
【龍の落とし子】 について。
酒造好適米、「龍の落とし子」 は美山錦と山田錦・金紋錦を交配して作られた新種酒米。
みちのく羽州の気候、風土にあった短漂、耐寒、大粒、円盤状心白等を、
備えた酒米を18年の歳月をかけて、十四代当主、高木辰五郎氏が、
交配、育成を重ね成功したこの酒米を、「龍の落とし子」 と命名。
珠玉の日本酒を醸し出した、独特の香味、キレと、喉越しがある。
(十四代蔵当主談)
「からすみ」 と 『十四代』 これ以上の組み合わせは無いでしょう。
からすみ一切れで、十四代1〜2杯は呑めます。
するとこのからすみ一皿で、一升は軽く呑めると言うこと・・・?
『十四代 中取り純米 無濾過生詰』 山形県村山市 高木酒造
使用米: 麹米・掛け米共 美山錦55%精米
日本酒度: +2 酸度: 1.2
アルコール度数: 15.0度 仕込み水: 桜清水(自然湧水)
杜氏: 高木顕統(蔵杜氏)
メロンの様な香味、華やかでバランスの良い、ジューシーな甘味がある。
まさに十四代らしい味。
地元の米作専業農家との共同研究による、
酒米 「山田錦」 「雄町」 「亀の尾」 そして 「神力」、
使用する酒米の95%が地元契約栽培という、
全国でも珍しい、「栽培醸造蔵」 です。
『特別純米酒 いずみ橋』
神奈川県海老名市 泉橋酒造(1857年創業)
使用米: 地元産山田錦100% 使用酵母: 協会9号
精米歩合: 麹50% 掛70% 日本酒度: +7
酸度: 1.6 アルコール度数: 15〜16度
【その全ての醸造が、純米酒100%の蔵です。】
飲みあきしない酒質を目指し、しっかりと発酵させて旨味があり、
キレのいい純米酒、特にお燗酒で飲むといい。
ここで造る酒の日本酒度が、+7〜+8 といいますから、
どれだけ発酵させてるかが伺えます。
『睡龍 生もとのどぶ(純米生原酒)』
奈良県大宇陀町 久保本家酒造 元禄十五年(1702年)創業
20BY 15号タンク 「BYとはビンテージ・イヤー(醸造年度)」
使用米: 五百万石・アキツホ 精米歩合: 65%
日本酒度: +9.5 酸度: 1.9
アミノ酸: 1.7 アルコール度数: 15〜16度
【生もと造りの純米酒のにごり酒】
にごり酒の割にキリッとした辛口酒、口に含むとトロ〜リとした中にブツブツとした、
粒の感触そしてうまみが「ガッン」と強烈にきます。
燗で飲んでもこの酒の良さが出ます。
【「生もと」 とは】
天然の乳酸菌を取り入れながら、雑菌を駆除し純粋酵母を育てていく旧来の手法。
明治後期までこの古法が用いられてた。
時間(通常の倍)をかけて頑固な酒母が出来るため、
酵母菌の生命力が強く、また完全発酵する為、
すっきりしたキレのある辛口を特徴とする酒が生まれる。
最近「生もと造り」 が見直され、この手法を取り入れる蔵も増えつつある。
灘の蔵元、「菊正宗」 も辛口にこだわり、この手法を取り入れている。
MSHIBATAさんよりご招待を頂き、ブログルの仲間に参加させて頂いたのが、
「2009年7月18日」
ブログを始めて今日で、おかげさまで6ヵ月になりました。
PCも満足に扱えず、ましてやブログなど考えた事もなかった半年前、
MSHIBATAさんのご指導のもと、ブログをスタートする事が出来ました。
ありがとうございました。
また「myブログ」の切っ掛けを作って頂きました、
bloguru仲間のみなさん。
大分 「御手洗酒店」 の角打ち仲間のみなさん。
「大分・長浜角打ち学会」 のブロガー、KANさん、呑太郎さん、みじんこさん、
神戸のブロガーで大分出身の、セロリさん、HAKUDOUさん。
ありがとうございました。
★これからも、『神戸角打ち学会』 として、お酒が中心のブログとなります。
まだまだ初心者ですが、なんとか頑張って更新して行こうと思いますので、
よろしくお願い致します。
『しんの介』 『さかなでいっぱい』 『かこも』
この3店舗が、おいさんの 『住吉立ち呑みトライアングル』 です。
今日は3軒目の店、『かこも』 です。
ここはオープンしてまだ7ヵ月程の新しい店です。
しかしブログで何度も紹介してる様に、お洒落で、お酒と料理が充実しています。
今日も、美味しいお酒と、美味しい料理を紹介します。
【写真は佐賀の銘酒、「東一・山田錦純米酒」 燗酒で頂きました。】
昨日のブログにアップした、「しんの介」のマスターのお父さんが営んでる店です。
JR住吉駅のすぐ南、『さかなでいっぱい』
刺身、魚介類が食べたい時にはここに来ます。
いつも新鮮なお魚でいっぱいです。
楽しいお客さんでいっぱい。
綺麗な女性のお客さんでいっぱい。
何と言っても、マスターのお客さんに対する愛情でいっぱい。。。
【写真はその 「住吉の杉良!」 と言われる、男前のマスターです。】
刺身や魚料理に飽いたら、いつもここです。
たまにはイタリアン料理を食べたくなる時ってありますよね。
日本酒や焼酎よりワインが飲みたくなる時ってありますよね。
パスタやパンやチーズ料理が食べたくなる時ってありますよね。
そんな時は、鉄板本舗 『しんの介』 、イケメンの若い二人がやってます。
『でもおいさんは、最後の〆はヤッパリ和風、和風うどん焼きを作ってもらいます。』
『マスター、しんちゃん、いつも看板前に我がまま言って御免ね。』
【写真は、トマトとモッツアレラチーズのカプレーゼ】
えべっさんお参りして、つぼ焼き熱燗、さてもう一軒。
兵庫駅南の酒屋さんの前が何やら賑やか。
店先で日本酒のコップ売り、これは呑まなければ。
「富久娘・にごり酒」 コップ一杯200円 安い! つまみ各種100円
【えべっさんの屋台だと、ワンカップ、缶ビールとも全店500円】
続いて、灘魚崎郷の浜福鶴名醸の 「備前雄町・大吟醸」 を頂く。ムチャ旨い!
さらに、広島の銘酒加茂鶴酒造の 「加茂鶴・しぼりたて」 を頂く。
ここで既に、コップ酒で3杯、だんだんテンションが上がってくる。
さて調子に乗りここの酒屋の 「立ち飲みコーナー」 へと移動する事に。
コーナーでは、マグロの刺身とフグ皮を貰い、さらに日本酒を2杯呑む。
【あまりにも美味しかったので、「備前雄町・大吟醸」をお土産に買う。1960円特別料金】
【あとの写真はコメント欄を見てください。】
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