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生きる気持ちが全く湧かない時の切り抜け方

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生きる気持ちが全く湧かない時の...
「生きる気持ちが湧かない」
 
 
ここしばらくそんなことを感じる時が何度もあった。
 
 
無理に前を向こうとするほどに、より深い疲労や孤独に包まれてしまうことがあった。
 
 
そんな時に必要なのは
 
「頑張らない切り抜け方」
 
という選択肢を、自分に許すことだと思う。
 
 
最低限やらなければいけないことは、やる。
 
これだけは放っておけないということは、やれる範囲でやる。
 
でも
 
それ以上はやらない。
 
「走る時期」もあれば「とどまる時期」も必要だ。
 
大切なのは
 
無理に生きる理由を探すことではなく、まずは「ただ、ここにいてもいい」ことをまず肯定することかもしれない。
 
 
それだけ頑張ってきた反動だと、言い聞かせてあげてもいいのかもしれない。
 
 
生きる気持ちが湧かないとき、そんな時でも、いくつか切り抜け方があったように思う。
 
 
 
未来のことも、周囲との関係も、何ひとつうまくいく気がしない
 
 
そんなとき、頭の中の思考にどんどん飲み込まれ、身体の感覚からどんどん離れていく感覚がある。
 
 
まず試したいのは、
 
「空を見上げる」
 
「美味いものを食べる」
 
「しっかり寝る」
 
ごく基本的なことかもしれない。
 

これは、生きる意欲を取り戻すというより、「生きている」という事実に自分を繋ぎ止めるための、最小限で最大の手段だった気がする。  
 

考えすぎるのではなく、感じること。
 
 
心の飽和状態を少しだけ和らげてあげたい。
 
 

生きる気持ちが湧かない状態は、決して「意志が弱い」からでも「甘え」でもない。
 
むしろ、これまで必死に頑張ってきた心が、限界を超えて静かにSOSを出している状態ともいえるかもしれない。
 
 
助けてくれる人がいるなら、お願いしたい
 
そんな気持ちだった。
 
 

そのとき
 
「もっと前向きに」
 
「ちゃんとしなきゃ」
 
と自分を責める言葉は、さらに心を追い詰める。
 
 
そうではなく
 
「今はエネルギーをためる時期」
 
「何もしないことが必要な時期」
 
と捉えてみる。  

これはあきらめるのではなく、自分が自分との信頼を壊さない選択でもあるような気がする。
 
何もできない自分を見捨てず、そっと隣にいてあげること。
 
その姿勢が、何より大切だったように思う。
 

すべてを語らなくてもいい。
 
べつに完了させなくてもいい。
 
 
たった一言
 
「今日はしんどい」
 
「何もしたくない」
 
だけでもいいと思う。
 
 
もっと具体的に
 
 
「〇〇はやりたくない」  
 
「□□はいや」
 
などなど。
 

そして
 
信頼できる相手にほんの少し気持ちをこぼせるときは、
 
「ひとりきりではない」
 
としっかり感じてみる。
 
 
もし周囲に話せる人がいないと感じたら、日記やスマホのメモ、あるいはAIとの対話でもいいと思う。
 
 
まずは言葉にすることで、感情を外に出すこと。
 
それは心の中で静かに沸騰していた何かの温度を下げ、呼吸をしやすくしてくれる行為でもあると思うから。
 
 
 
生きる気持ちが湧かない時、「回復すべき問題」ばかり見るのではなく、「今はそういう状態なんだ」と静かに隣にいるような気持ちを向けてあげる。
 
 
そして
 
無理をしないこと
 
小さな感覚に戻ること
 
誰かとつながる可能性を閉じないこと
 
そうした積み重ねが、やがて次の一歩に新しい風を送り込む力となってくれる気がする。
 
 
今日を生き抜いたこと、それ自体が尊い。
 
それだけで、もう十分に意味のあることと、自分に言ってあげたい。

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