赤いフィルムで影の様子を確かめるテンちゃん、小さなバロンの踊り手でもある。上演中テンちゃんは、スクリーンの前後を行き来して、芝居を楽しんでいた。裏に来たときは、ちょうど私の前で見ており、男と女の話になると耳をふさぎ、床に顔を伏せるのである。そして、顔をあげると私と目が合い、にやりと笑う。これが、とても可愛く、可笑しかった。
そりゃ、恥ずかしいよね。
先日、渋谷の光塾でワヤン・トゥンジュク梅田一座のワヤン・クリッ「鬼女となった姫」を見た。今回の演目は、沖縄の組踊り「執心鐘入」に着想を得たJダランの創作マハーバーラタであった。感想は、素直に面白かった。やはり、過去は未来である!
創作劇なので、アドリブに対応して演奏するグンデル奏者の緊張感もよく伝わり、とても良かった。今年で7年目だそうである。長く続けてもらいたい。
今日も富士山もはっきりと見えて、良い天気でしたね。実は富士山だけでなく、箱根の大涌谷の煙まで見えたようです。うちの奥さんが近所の公園から撮影しました。
内田洋一さんの「危機と劇場」である。通勤中に読んでいた本で、先週読み終わった。昨年、出版された本で、東日本大震災後の演劇について述べられている。内田さん本人は、神戸に住んでいて阪神淡路大震災を経験した人だ。
大学院の授業で公共ホールや劇場について講義しているので、タイトルだけで、なんとなく注文したが、いろいろと考えさせられる深い本であった。太田省吾、井上ひさし、蜷川幸雄、寺山修司など懐かしい名前もたくさん出てくる。まだ、現役の野田秀樹や別役実についても述べられている。
第1章の最初「心の復興のためのヴィジョン」に出てくる阪神淡路大震災のときの体験談が良い。でも、ここでは敢えて、あとがきで述べられている最初の言葉を記しておく。
「過去は未来である。なぜなら、破局は必ずやってくるものだから。この地上に新しいできごとはなにもない、そうであればこそ言葉を、劇を信じたいのである。」
無事クリスマス会が終了しました。今回は2次会の最後に、はしだのりひこさんの「風」と「花嫁」を歌いました。
天気が良いですね。今日は午後から、中央林間にあるライブハウスでギターのクリスマス会です。私が演奏する曲は久しぶりにソルのアンダンティーノですが、年配の方の弾き語りで一緒に「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」の伴奏をします。今年はドラムもレンタルするそうで、にぎやかになりそうです。2次会のセッションが盛り上がるかな?
汐留ミュージアムへ「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」を見てきた。汐留ミュージアムがコレクションしているルオーとドイツ表現主義のカンディンスキーらを「色」というキーワードで結びつけた展覧会だが、ちょっと無理があるような気がした。
同時代のふたりであるから刺激し合ったかもしれないが、ルオー自身も自分の絵のスタイルは表現主義ではないと言っていたらしい。まあ、そうでしょう。
でも、楽しめる展覧会でした。特に、パウル・クレーの作品が良かった。ドイツ表現主義の抽象絵画は結構わかりやすいなというのがいちばんの印象でした。
今朝のスカイツリーです。どんよりしていますね。やはり、夕方から雨が降りました。
アールデコの照明
2階のお茶室
今回訪れた岡崎市旧本多忠次邸で気になったアールデコの照明である。2階のお茶室にあり、今回はスウェーデンのロストランドが展示されている。4分の3だけ壁から飛び出している感じがなかなかよい。学芸員によれば、同じデザインのものが、目黒の庭園美術館、旧浅香宮邸にもあるらしい。あまり記憶にないが、こちらは4分の3ではなく、フルだそうだ。まあ、この本多忠次邸は昭和7年築で、ほぼ時代も同じなので、同じものがあっても不思議はない。今度訪れたら、確認してみようかな..
先日、今度は次男の誕生日で、イチゴのショートケーキが用意され、ちゃんと、ローソクを立ててお祝いをしたらしい。実は私は岡崎に行っており、帰ってから、四分の一にカットされたケーキを頂いた。もちろん、美味しかったですよ。
玄関入ると、ウェブ&ロックがお出迎えします。
2階和室に置いてある日本の釉下彩です。
続きです。
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