話すことは離すこと
1月
5日
おだやかに機嫌よく過ごすライフコーチの十条らいふです。
自分の姿や表情は
自分では見えないものです。
それと同様に
自分がどんな感情でいるのか
自分がどんな思考を持っているか
それも見えないものです。
自分を客観視するというのは
なかなか難しいものがあります。
こんなときに対話が役に立ちます。
話すことは「離す」こと。
自分が話したことを自分で聞くことで
自分の感情や思考を
いったん自分から離すことができます。
自分でも気づいていなかった
潜在的な感情や思考に気づくこと
これを
「オートクライン効果」
といいます。
なので
自分自身を改めて理解してみたいときは
対話してみると良いです。
その相手は
信頼できる人
安心してなんでも話せる人
どういう人かというと
人の話を徹底して共感・承認できる人です。
そういう人に話をすると良いです。
あなたの話を一生懸命聞くだけの人。
なにも否定せず
ひたすら聞く=「傾聴」
アドバイスも指摘もせず
ひたすら共感する=「共感」
聞いたことに対して
「そうなんだね」と認める=「承認」
こうしたことができる人です。
人によっては
ものの10分で
自分になかにあった答えにたどり着く人もいます。
何度も同じ話をしていて
ある日突然
自分の答えに気づく人もいます。
それは人それぞれなのですが
とにかく「傾聴」「共感」「承認」ができる人と
話をしてみることです。
話すことは離すこと。
離れてみると
いろいろなことが見えてきます。