いよいよ台風9号が来ますね。
今のままだと関東直撃コースです。
明日がどうやらヤマ場のようです・・・。こういう時に限ってギターを持って出かけなくてはならない・・・((+_+))
なんか悲惨な状況になってきた。
普段の行いは穂高で良いと保障されたと思ったのですが・・・。
そんな甘いものではありませんね・・・(>_今日の朝も、ものすごい雨でした。
降っている雨を見ようとベランダに出ていると、
突然!バサバサと鳥が飛んできました。
ギョッ!として見ていると、
マンションの屋根の出っ張りのところに、
雨宿りをしにきたようです。
狭すぎてうまくとまれなかったのか、
目の前の電線にとまりました。目をいっぱいに見開いて、
当惑したような顔をしています。
ものすごい雨に打たれているので、
ずぶ濡れです・・・。どうしてこんな朝に飛び回っているのか分かりません・・・。
少しキョロキョロとしていましたが、
また、いずこかに飛び去っていきました。
どこへ飛んでいったのか、
ちょっと気になりました。鳩も野生化するとたくましいから、
雨の中でもしっかり餌を探していたのかもしれないですね。
奥穂高岳の頂上から下り始めて、
右手には「ジャンダルム」、
正面には「前穂高岳」が見えていた。「前穂高岳」までの道のりは「重太郎新道」といって、
「穂高岳山荘」を建築した今田重太郎氏の名前をつけられている。
河童橋から見える「吊り尾根」は、
ここの道のことだ。歩き始めると、
道は、それまでより一段と険しさを増してきた。岸壁を慎重に両手両足を使い支えながら歩く。
垂直の崖を岩を踏みながら下る。これまでとははっきり違う世界が待っていた。
写真で見ると、
とても危険で歩けないような世界だ。
こういう場所を歩いている時は、
無我夢中で何も感じていないのが実際だ。
怖いという気持ちはあるが、
引き返すことも出来ないので前進するしかない。
腹をすえてしまうと意外に恐怖はあまり感じない。
むしろ今、写真を見ているほうが、
よほど怖い気がする。穂高では時々滑落死亡事故が起こるが、
それもよく理解できる・・・。
自分がその当事者にならないように、
とにかく慎重に岩に足をかけて歩いていく・・・。1時間半ほどかけてようやく「前穂高岳」の近くまで到着。
「前穂高岳」の麓の唯一広がる、
「紀美子平」にはもう少しだ。
熱烈なる???
アンコールにお応えして、
「アルハンブラの思い出」をもう一度。出だしの部分だけというのがいいらしい・・・デス。
研究材料になるのか、ナア・・・???山の清透なる朝日を眺めながら・・・、
これがいいのではないですかね・・・(*^^)v
「奥穂高岳」頂上でのすばらしい時間を過ごした後、
いよいよ去る時が来た。
帰りの行程は長く普通に下って6時間かかる。
そこに長くとどまることは出来ない。あまりにすばらしいこの景色を、
そのままにすることが惜しい気がしてならなかった。
またいつか、この頂を再度訪れても、
この景色がそのままで待っているとは限らない・・・。
いや、可能性はほとんどゼロだろう。晴れ渡っていても雲界なく、
ガスが上がってはご来光なく、
「槍ヶ岳」も見えない。山の天気はそれほど気まぐれで、
予測をつけることも出来ない。出来るだけ記憶にとどめるべく、
シャッターを押し続けた。
デジカメが熱くなったほどだ・・・。
実際はここにアップした何倍もの写真がある。
可能な限りこと細かく記録しておきたかった。意を決してザックを背負うと、
下りの道に突入して行った。下り始めるとすぐ穂高の奇岩、
「ジャンダルム」が目に飛び込んできた。
この岩はなんとなく穂高で逝った登山者たちの、
墓標に見えてならない。
穂高登山でもっとも険しいといわれている、
「西穂高岳」に向かう道すがらにあるせいかもしれない・・・。とにかく特異な姿に違いはない・・・。しかし、言い尽くすことが出来ないほどたくさんの写真がある。
でも、もう少しでこの登山日記も終わりです・・・。
長いといえば長いですな・・・(_ _))
今日はいちだんと涼しい一日でした。このくらい涼しくなるとほんと楽ですね。
早朝は寒いくらいでした。空はどんより曇り空で、
日暮れもなんだかずいぶん早かったような・・・。今日は帰りが遅くなり、
「奥穂高岳」登山日記はお休み・・・。
頂上を去ることになる次回のアップはやめようかなぁ・・・。
この時間を止めておきたいという衝動にかられます・・・。今日のこの涼しさも今日だけという、
鉄槌のような一言を聞いて帰宅。昨日沖縄土産でいただいた、
「あわもり」を飲んで早々に寝ようかな・・・(-_-).。oO
ついに奥穂高岳頂上に到着。弾む息を抑えてザックをおろし、
回り見渡すとはっと息を呑む風景が待っていた・・・。まったくそれは大袈裟ではなく、
自分が天上界に立っていることを自覚した。目の前には朝日にきらきら輝いて、
見渡す限りの雲海が広がっている。
見たこともないような美しさだ!!
これまでの登山で一回も見たことがないような美しさだ・・・。
きらきら輝く大海原のようだ。砂浜に立って海を見ると水平線が盛り上がって見える。
その感覚と同じで雲海が盛り上がって見える。雲海の果てには富士山が見えており、
影絵のように美しい!!
ここはもう日本海のほうが近い。
そこからなを、
はるか富士山を望むことが出来る。
これだけはっきり見えるのは、
間違いなく、信じられないほど空気が澄んでいる証拠だ。しかし、今までこれだけ美しい風景を見たことがない・・・。
頂上を逍遥していると、
目の前に「槍ヶ岳」が現われた。まったく曇りのないすばらしい眺め!!
これだけはっきり見ることが出来るとは・・・。今回「奥穂高岳」に登ったことの意義のすべてが目の前にあるという感じ・・・。豪放にして優美・・・。
繊細にして磊落・・・。
切っ先も鋭く天にそびえている。
なんともいえない感動だ!!これまでの登山が一瞬にして頭をよぎる・・・。
鮮烈な姿を見せていた。
少し惜しいが「滝雲」これがもっと下に落ちれば本格的なんですが・・・。
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