津田先生より夏の養生について
艾(もぐさ)のグレードの違いを触って確認
季節ごとに開催している鍼灸教室。
ご自分でも調子を整えられるように、台座灸(例えばせんねん灸みたいなもの)を使って実習します。
がんという病気を経験して、医療にいのちを委ねる。
いのちを脅かしているもの、そのものは医療になんとかしてもらいましょう。
いのちを脅かしているものはあるかもしれないけど、身体の多くの部分は健康なはず。
はなうめでは医療との関わり方と健康な部分まで負けてしまわないお手伝いができますよ!とお伝えしています。
本来元気な部分を元気に保つのは、自分でも如何様にも工夫できます。
お灸もその一つ!
講師の津田先生にいただく元気も込みの人気の時間です。
9回目ともなると、サポートする側もどの部分をどうサポートしたら良いのか?ということも少しずつバージョンアップします。
受講生の皆さんは聞き書きはもちろん、聞き書きを通して、様々なスキルにもチャレンジしていきます。
例えば、一昨年から話し手のお話しを受講生とYouTubeで共有して、そこから聞き書き体に起こしていきます。
これについて、去年の受講生の皆さんのリクエストもあり、
文字に書き起こしていくためのYouTubeの使い方のコツもマニュアルにしてみました。
聞き書き講座は、お話を聞き書き体にする佳境に入ります。
マニュアルが役に立ちますように😊
おんころカフェのテーマは、対話のたねになりそうなワードを書いたカードから参加者さん、‘てつがくしゃ’の菊地先生と一緒に決めています。
「対話のタネになりそうだな」というワードは参加者さんとのやりとりからナース木村が書き溜めています。
そんなカードから選ばれた今日のテーマは「ときめき」
・「ドキドキ」ではなく「ワクワク」に近い
・五感と結びついている
・人から奪われることがないもの
・推し、愛でる
・キラキラしている
・「おじいちゃん家にいくよ」自分の全てを受け入れてくれた祖父母との思い出
・物理的にもキラキラしているものにときめく
・心穏やかなときにときめく
・勝手に興味が湧く
・手に入れる前のカタログを見ている時
・行動にうつつ前の旅の計画をたてている時
・エネルギーが回る感じ
・小さな感嘆詞と感嘆符が漏れる感じ
・男性の場合は鉄道好きの方が鉄道に感じてる???
・「ときめき」って聞いただけてときめく
どうやら「ときめき」という表現は女性のほうが活用度が高そう。
男性は「おおっ」という感じがあっても言葉で表現しないっぽい。
今回の参加者さん内での発見。
ときめくかどうかで捨てるかどうかを決める、片付けコンサルタントの‘こんまり’こと近藤麻理恵さんの著書の英訳では「ときめき」は「spark joy=はじける喜び」と訳されているそうです。
やっぱりときめきは、大きなBANGではなく、ちいさなsparkなんですね。
はなうめでは、たとえ困難な状況や苦悩は無くならなくても、自分のちいさなちいさな喜びを知っている人はつよいなあと感じることがあります。
そういうのって、急に見つかるものでもないし、身につくものでもないから日頃って大事だなあと思います。
みなさんはどんな時に小さなときめき感じますか?
学校が夏休みになったということもあり、
ティーンからマダム&ジェントルマンに至るまで幅広い年代でのリハビリでフィットネスでした。
初めて参加した方が
『できない動きがないのがいい!』
とおっしゃっていて、
うーん、確かに!
誰でもできる動きでしっかり身体を使っていく感じかも。
治療中、活動量が減ることで身体をうまく使えなくなってる方が少なくない印象。
体力つけなきゃー!とがんばる前に一度参加してほしいなあ。
360°カメラ付きマイク『meeting オウル』の長男and次男に助けてもらいながら、オンラインと来所のハイブリッド開催も自然になってきました。
「虹をみた会」は進行がんと共に生きる方のための月に一度の特別な時間です。
今月も恒例の近況報告から始まりました。
そして、話題は移って・・・
最近心を動かされた映画
人生会議のこと
家族や友人のこと
お墓のこと
家族の前では言いにくいことも、ここでは皆が耳を傾けて聞いています。
今回は参加がかないませんでしたが、前回初めてZoomで参加してくださった方から「とても楽しかったです。こんなに笑ったのは久しぶり。」というメッセージが届きました。
今日の参加者の皆さんも、その気持ちは同じでした。
離れていても、初めて参加する方でも、同じ思いや喜びを共有できる人々がつどう場をこれからも大切にしていきたいと思いました。
ソーシャルワーカー久村
はなうめで書いてくださった皆さんの想いのこもった短冊。
全部叶ってほしいな~☆と思いました。
そんな大事な大事な短冊を石浦神社にお預けしてきました。
神社でお焚き上げをすることで、天まで願い事を運んでくれるそうです。
少しでも皆さんが願い事に近づけますように…。
はなうめ事務・大川でした!
今日のミュージックタイムは、昨夜の朗読と音楽の夕べの余韻のまま、中島みゆきさんの『糸』と『誕生』を歌いました。
朗読してくださった、浄願寺のご住職でもある藤塚さんの坊主スイッチが入ってしまい(ご本人談)、この2曲を例えに浄土という概念を教えてくださったんです。
『誕生』の歌詞はこちら
今ここにあなたがいてくれるだけでいい
今わたしがここにいられるだけでいい
という世界観。
龍澤所長率いる男性デュオ・ファルコンの課題曲にするそうですよ。
・治療費が心配
・これまで通りの生活ができない
・仕事を休むことにした
・職場復帰が心配
がんと暮らしのカフェタイムでは、この4つの困りごとを基本に
・高額療養費制度
・傷病手当金
・障害年金
・休職制度
この4つの制度と民間保険のことを毎月ひとつずつ取り上げて
・ソーシャルワーカー
・社会保険労務士
・ファイナンシャルプランナー
の3つの専門職が話題提供しています。
9月と3月はトピックスとして、利用者さんとも相談しながら旬なテーマを取り上げています。
わかりやすく文字で伝えようとすると、個別性が高すぎてとても難しい。
なので、がんと診断された方みんなに一通り参加していただきたい!と担当者一同本気で思っています✊
細見さんの朗読を塩崎さんのピアノで彩り
口に咥えて震わせる『口琴』で自ら音の演出!
はなうめで初めて『朗読』を聞く会をしました。
はなうめを利用してくださっている細見さんが病気を経験してから朗読を始めて、去年、『徳田秋声記念館で秋声の作品を朗読をするのに選ばれたんだよー』と話してくださって、いつか細見さんの朗読をみんなで聞けると良いなあと思っていました。
そういえば、いつもお寺をいろんなイベントに開放されている、美川の浄願寺、藤塚曼さんから『朗読やってるからいつでも呼んでねー』と声をかけて頂いていました。
そして、実は細見さん。
ミュージックタイムの音楽療法士、塩崎さんの高校時代の担任の先生でもあります。
まさしく点が線でつながり、今日の朗読と音楽の夕べになりました。
一点の曇りもない細見さんの声。
深く響く藤塚さんの声。
お二人の声が響いて、一人一人の内側に、ものがたりの情景が広がりました。
声の力、朗読の魅力ってすごいなあ。
来年もまた細見さん、藤塚さん、塩崎さん、それから皆さんと一緒にこんな時間を持ちたいなあ。
と思いました。
2022年6月19日15時過ぎ。
震度6弱の地震が珠洲を襲いました。
私は仕事中だったので、帰宅準備中に携帯を見ると県内外から、安否確認のメールが入ってました。
多くの人が私を心配してくれてることが嬉しかったです。
多くの人と繋がっているのです。
7月2日。
3ヶ月ぶりの「想い出の森」があり
久しぶりの顔、新しい顔の方々とお会いしました。
大切な人を見送った、同じ経験を乗り越えた同士の繋がりの場です。
泣いたり笑ったりしながら話せる場です。
この繋がりもひとつひとつを大切にしていきたいです。
私の宝物です。
珠洲から参加のピアサポーター
いしいまさこ
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