6日の東京外国為替市場で、円相場は反落でした。17時時点では前日の同時点に比べ60銭の円安・ドル高の「1ドル=143円94〜95銭」で推移しています。
米中貿易摩擦の激化が避けられるとの見方から円やユーロなど主要通貨に対してドルを買う動きが広がり、円相場は「1ドル=144円14銭」近辺まで下落する場面がありました。
6日、米労働省は5月の雇用統計を発表します。市場予想では非農業部門の雇用者数が前月比12万5000人増えるとみられていますが、
5日発表されました週間の米新規失業保険申請件数が市場予想よりも増えるなど米雇用情勢には減速感がみられており、東京市場では結果を見極めたいとして投資家の様子見姿勢も強く出ています。