13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発し、前日比45銭円高・ドル安の「1ドル=147円75〜85銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=147円42銭」、安値は「1ドル=148円35銭」でした。
米政権の関税政策が世界経済の悪化や貿易摩擦につながるとの見方から、相対的に低リスク通貨とされる円を買って、ドルを売る動きが進んでいます。
日銀の<植田和男総裁>は、13日の参院財政金融委員会で、「賃金上昇率が強い姿が続いている」などと語っています。「日銀が利上げを続けていく姿勢を改めて確認した」との指摘があり、円買い・ドル売りを促した面もありました。