『鉱 ARAGANE』(2015年)で長編デビューを飾った<小田香>監督(33)が、メキシコ・ユカタン半島洞窟内にある泉セノーテの神秘を追った日本・メキシコ合作ドキュメンタリー『セノーテ』が、2020年9月19日より全国で公開されます。
メキシコ、ユカタン半島北部。その地に点在するセノーテと呼ばれる洞窟内の泉は、マヤ文明の時代唯一の水源で、雨乞いの儀式のために生け贄が捧げられた場所でもありました。この泉の近辺には現在もマヤにルーツを持つ人びとが生活しています。
マヤの人たちによって伝えられてきた精霊の声やマヤ演劇のセリフテキスト、そして水中と地上を浮遊する映像から、現世と黄泉の世界を結ぶと信じられていたセノーテをめぐる人びとの過去と現在の記憶が紡がれていきます。
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