人物埴輪3体出土@大阪府・陵東遺跡
9月
25日
「盾持ち人埴輪」は頭部だけが出土し、長さ60センチ、幅25センチ。盾部分は見つかりませんでしたが、挿し込み式の頭部は盾持ち人埴輪にみられる特徴だといいます。盾部分も含めると、人と同じぐらいの大きさだと推測されています。目の周辺には入れ墨を表現した可能性がある線刻が施され、鼻や顎もしっかり作られているとか。
通常の人物埴輪は無表情なのに対して、「盾持ち人埴輪」は威嚇や笑いの表情、入れ墨表現のあるものが多いのが特徴です。