Vol651 選手に「指示やアドバイス」の指導と「質問」の指導では何が変わるのでしょうか?

ご訪問ありがとうございます。
スポーツコミュニケーションアドバイザー
夢実現サポートコーチ 村井大輔です。

選手に対して「指示や命令、アドバイスをする」のと、「質問をする」のとでは、どの様な違いがあるのでしょうか?
そもそも質問をすることで何が変わるのでしょうか?
今日はそんなことを書いてみたいと思います。

選手に質問をなげることで、良くなる3つのポイント


「今日の練習で一番意識したところはどこ?」
例えばこのような質問を、チーム内で選手にしてみるとどんな答えが返ってくると思いますか?
「今日は、右足をスムーズに動かすことに意識しました!」
「あまり考えていませんでした」
「・・・・・・・・(無言)」
答えがどの様なものかはわかりませんが、選手はみんな必ず「考える」ことをしてくれます。
では「考える」ことでどんないいことが起こるのでしょうか?

フックがかかる


選手の頭の中で「どこに意識したんだろう?」「どこを意識するとよかったのだろう?」「どこに意識を向けたら上手くなれる?」
「意識」という言葉にフックがかかります。
指導者からの質問に「・・・・」答えられなかった選手も、家に帰ってテレビを見て「意識」という言葉が出た時、教科書を見て「意識」という文字を見た時など、いろんなときに考えてくれるかもしれません。

視点が変わる


今まで「練習でどこに意識を向けるのか」を考えたことがなかった選手が、視点を変えて考えるきっかけになるかもしれません。
視点が変わることで、今までとは違った「考え方」や「体の使い方」など、新しい気づきにつながりモチベーションもアップするかもしれません。

アンテナが立つ


そもそも、「意識」などという言葉になんの興味も示さなかった選手が、「意識」という言葉に敏感に反応するようになります。
反応が起こることで、今までには見えていなかったものが見えるようになるかもしれません。

質問がなぜ必要なのか?


一方通行の指示や命令、アドバイスは、時には有効ですが、指導者の言葉以上には発展しにくいものです。
しかし、選手に「質問」をなげ、考えさせることができれば、思いもよらない答えが出てきたり、角度が違う答えにつながる。もしかすると、指導者以上の発想が出てくるかもしれません。そうなると、チームの成果にもつながりますね。

まとめ


質問をすることで、選手の無限に広がる発想力

  • フックがかかることで何度も考える時間ができる

  • 視点が変わることで新しい発想につながる

  • アンテナが立ち今まで見えなかったものが見えるようになる



一方通行の指導から、質問して答えを探し考える双方向の指導を取り入れることで、選手の無限の可能性を引き出すことができるようになります。
可能性を引き出す指導をしてみませんか?

夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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Coaching office TAYANGLE代表 村井大輔

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Vol650  質問の力が人生を変える!かも?

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スポーツコミュニケーションアドバイザー
夢実現サポートコーチ 村井大輔です。

どんな質問をするのかで答えが変わります。
どんどんマイナス思考になるような質問がいいですか?それとも、プラス思考になっていく質問がいいですか?
質問の質を変えてみることで人生が変わる。試してみる価値があると思います。

質問を変えることで人生が変わるなら



自分自身に対して人はたくさんの質問をしています。
では、あなたは自分自身に、1日に何回くらいの質問をしていると思いますか?
20回ですか?100回ですか?1000回ですか?
なんと、20000回の質問をしているといわれています。
「何を食べるの?」「どの服を着る?」「どの道で行く?」「何時に出発する?」・・・

自分自身への質問が「よい質問」か「よくない質問」かで、人生が変わるとまで言われています。
では、どの様な質問が「よい質問」なのでしょうか?

オープンクエスチョン



質問にはいろいろなパターンがあります。
一つ目が、YesかNoや〇か×で答える、クローズドクエスチョン。
答えを早く端的に出すことができますが、答えが限定的になるので、本当の答えではないかもしれません。
本当の答えを言葉にしたいのなら「オープンクエスチョン」が有効です。
「何があればできるのか?」「やりたいことはどんなことなのか?」など、広く考えることができます。

なぜ+過去形を使わない



「なぜ、失敗したのだろう?」「なぜ、間違えるのだろう?」
反省することはとても大切なことなのですが、反省ばかりだと、頭の中にマイナスのイメージや、失敗の記憶ばかりが残ってしまいます。
このような時は、「なぜ」を「何」に変えてみて下さい。
「何があれば上手く行くのだろう?」「何があれば間違わなくなるのだろう?」
ほんの少し言葉を変えることで、プラスのイメージができるようになります。

視点を変えてみる



人は自分が思っている以上に「思い込み」や「先入観」を持っています。
あの人は~のような人だ。これは難しいからできないだろう。
こんな時は、「リフレーム」で自分の枠を外してみる質問をしてみます。
「イチローさんならどうするだろうか?」「5年前に大きなプロジェクトをやり切ったときの自分なら今の自分に何というのだろうか?」「明日で地球が滅びるなら何をするのだろうか?」
時間軸を変えてみたり、第三者の視点を持ってみたり、意識を仮定に向けてみたりすることで、凝り固まった考えが変わるきっかけとなるかもしれません。

なぜ、質問の質が人生を変えるのか?


繰り返される習慣を、意識して自分への問いかけを変えることで、プラスのイメージで脳を活性化させ、いつも前に進む準備をしていくことができたなら、人生を幸せなものにする一歩を踏み出すことにつながります。

まとめ


質問の質で人生が変わる

  • オープンクエスチョンで本当の自分を見つける

  • なぜ+過去形をやめて、何があれば~ とプラス思考に変換する

  • 視点を変えてみることで自分の思い込みで凝り固まった枠を外してみる



答えを探すよりも、どの様な質問を投げるのかを探すことで、人生が変わるかもしれません。
皆さんは、どの様な「質問」をしていきますか?

夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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Vol649「正直レベル」の会話 女子カーリングチームに学ぶ

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「北京五輪2022」いろんな競技で様々な選手やチームが最高のパフォーマンスを発揮しています。
そんな中でも、今回は女子カーリング「ロコ・ソラーレ」の正直レベルでの会話に注目してみたいと思います。
なぜ、勝ち続けることができるのでしょうか?

「正直レベル」の会話とは?


皆さんは、思ったことや考えを言葉にすることが出来ていますか?
「これを言うと気を悪くするかな?」「こんなこと言ったら嫌われてしまうかも・・」「今これを言うと損してしまう」などと、少し気を使ったり、思いやりの気持ちから言葉を少し変えてみたりしていませんか?

では、日本代表のロコ・ソラーレの選手は、どのような会話をしているのでしょうか?

どんな状況でもまずは受け止める



カーリングはストーンを投げ合う競技です。氷上なので、思うように行かないことも多いように感じます。上手く行かなかったとき「なんでできないのか?」「なぜうまく行かないのか?」ということよりも、投げてからストーンが止まるその時まで最善を尽くせるように常に肯定的に考えて対応します。

意見をぶつけ合う



ロコ・ソラーレというと「もぐもぐタイム」と「そだねー」が有名ですが、実際の試合を見てみると、次のストーンをどこにもっていくのかをチーム内で大きな声で自分の意見をぶつけ合います。そして決めた位置にできるだけ近づけるように、強さや角度、スイープをすることで一投一投最善を尽くします。

見るべき相手は、相手チームや監督コーチではなく今できる最善



勝った試合の後も、負けた試合の後も彼女たちは相手がどうであったかということよりも、自分たちがやるべきことに焦点を当てたコメントをしています。スポーツには勝敗が必ず付きますが、常に自分たちが最高のパフォーマンスを出すことに集中しているように感じます。

強いチームにするためには何が必要なのか


チームが強くなるためには、どんなことを言っても、違う意見でも、時には厳しい意見でも受け止めあえる信頼関係が必要。そして、それをぶつけ合いながら、今できる最善を考え、最高のパフォーマンスを出し切ることに集中する。そのためには、相手チームに気をとられたり、ベンチの監督の顔色をうかがうよりも、自分自身ができることに集中する。女子カーリングチームから学ばせてもらいました。

まとめ


女子カーリング「ロコ・ソラーレ」からの学び

  • どんな時も肯定的に受け止めあえる信頼関係

  • 思いや考えを正直レベルでぶつけ合う

  • 今できる最善に集中する



正直レベルのコミュニケーションがチームを強くしてくれるのですね。

まだまだ日本代表「ロコ・ソラーレ」を応援したいと思います。

皆さんのチームでは、どのようなコミュニケーションをとっていますか?
夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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Vol648 「Coaching office TAYANGLE」のホームページをつくりました!

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ホームページをつくりました。
http://tryangle3.wp.xdomain.jp/

・プロフィール
・ミッション/ビジョン
・講演・セミナー(研修会)実績
・個別セッション
・コーチング講座
・スポーツコミュニケーション
・お客様の声

「自ら考え、判断し、行動する」自律型人材を育成することをサポートしたい。
コーチングというコミュニケーションのスキルをどのように活かすことができるのかを探し続けたいと思います。

ぜひ、ホームページをのぞいてみてください。
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夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Vol647  勝つための視点 カメは何を見ていたのでしょうか?

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「うさぎとカメ」のお話をご存じですか?
うさぎとカメが山の上のゴールを目指して競争します。
足が速いうさぎは、どんどん先に進みます。
一方のカメはというと、一生懸命頑張りますが、うさぎの姿が見えなくなる。
大きく引き離したウサギは、途中で居眠りしてしまう。
その間にもカメは、休むことなく一歩また一歩と進む。
ゴールに先に付いたのは、のろまなカメだった。
というお話。

では、うさぎとカメが見ていたものは何でしょうか?

うさぎが見ていたもの。それは「カメを見ていた」
カメが見ていたもの。それは「ゴールを見ていた」

うさぎが見ていたカメはどのような存在なのかというと、競争相手でありライバル。

カメが見ていたゴールは、自分がたどり着きたい最終到達地点。

何が違うと思いますか?

スポーツの現場でも、「勝ちたい」「結果を残したい」との思いから、相手をみてしまうことも多いと思います。
しかし、自分ができることを出し切る。その先に見ているものは自分が目指すゴールだけ。

人は、それぞれ進み方は違っても、今できる最高のパフォーマンスに焦点を当てることが重要になります。

相手を見て油断したうさぎ。
ゴールだけを見て、自分ができることだけをやり切ったカメ。

勝つための視点はどのようなところにあるのでしょうか?
夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。




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村井大輔
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Vol646 緊張と楽しさのラジオ公開収録「初体験 」

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公開収録ラジオ
ホンマル☆ラジLiveにゲスト出演し「スポーツ×コミュニケーション×コーチング」でお話してきました。
https://honmaru-radio.com/raji-live0065/

緊張あり、楽しさありの時間でした。

良かったら聞いてください。

もっといろんなことに挑戦(TRY)したい
夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Vol645 勝ち続けるチームの指導者が大切にしている2つの鍵

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スポーツコミュニケーションアドバイザー
夢実現サポートコーチ 村井大輔です。

勝ち続けるチームの指導者が大切にしていることは何なのかをお伝えしています。
「正しいアドバイスをしているのに言った通りやらない」「もっとやればいい選手になれるのに」などと悩んでいるスポーツ指導者の方へのヒントになると思います。

勝ち続けるチームの指導者は何を大切にしているのでしょうか?



皆さんは選手を指導する上で大切にしていることは何でしょか?
「指導者の実績」でしょうか?
「正しい、的確なアドバイスをすること」でしょうか?
「指導技術」でしょうか?

これらも確かに大切なことなのですが、それ以前に何よりも大切なことがあります。
それは、「選手との良好な関係の構築」です。
この関係構築が出来ていなければ、いくら正しいアドバイスでも、どんなに熱心な指導も選手には届きません。

ではどの様なことが鍵になるのでしょうか?
鍵は2つあります。

一つ目の鍵 「信頼感」


選手が指導者のことをどれだけ信頼できているのか?
指導者の「実績・技術・考え方・知識・経験・普段の行動など」様々なことを選手は見ています。
「この監督の実績はすごいな」「自分たちにない指導の知識を持っている」「普段から僕たちのロールモデルになっている」など、選手が頼りたくなるようなことから信頼は生まれます。
多くの指導者の方が「信頼感」は意識していると思います。

二つ目の鍵 「親密感」


監督や指導者に選手が本音で正直に話が出来ているのか?
例えば、「あの監督、実績はすごいし、指導技術もあって信頼できるけど、怖くて本音で話ができない。悩みを打ち明けるなんてとんでもない」などと感じたことはありませんか?
指導者は、信頼感は重視していても親密感にはあまり深く考えていないケースが多いように感じます。

信頼感と親密感は共に必要


信頼感と親密感が共にあることで、選手が本音で話し、正直に伝え、思いや考え意見を交わしあうことができる。
例えば、足に違和感を感じている選手が、「監督にはいうことができない」と頑張り続けた結果、大切な決勝戦に出られない状態になってしまうといのと、違和感を感じ、監督に正直に伝え、大切な試合までにしっかりと調整し優勝ができる。
信頼と親密があるチームだからこそ、勝ち続けることができるのです。


まとめ


選手との良好な関係性を築くことで得られる効果は次の3つ

  • 選手がアドバイスを積極的に聞くようになる

  • 指導者の指示にも前向きに自発的に取り組むようになる

  • 言われなくても主体性をもって行動するようになる



選手との信頼感と親密感を指導者が得られることで、良好な関係を築くことができる。
良好な関係が、選手の聞く姿勢につながり、本音を正直に話すことにより、ベストメンバー、ベストコンディション、ベストパフォーマンスを実現し、勝ち続けるチームになる事ができるのです。

夢実現サポートコーチ 村井大輔
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VOL644 コーチングを学ぶと、肯定的な面に目を向けることができるようになる

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子ども達の試合を見ていて、
「ここが出来ていない!!」
「あそこはシュートやろー!」
「もっと走れー!」と・・・


出来ていない所は、よく目につくものですよね。


では、子ども達は「何一つできていないのか?」と言うと、そうでもないような気がします。

例えば、前日パスの練習をしたことを実践しようと、できるだけパスをしようと試みたり

バッティングで強いスイングを練習したことを、試合で試みようとフルスイングしていたり・・・

他にも、いろいろと「やろうとしている姿」が見られます

でも、指導者は
「もっとうまくなって欲しい」
「もっと勝って欲しい」と思い、
どうしても出来ていない所に目が行ってしまうことが多くなります!!

その気持ち、よくわかります。(私もそうでしたので・・・)

でも、先ずは出来ている所に目を向けてみてください


そして、その、出来た部分(成長したところ)だけでいいので、指導者が認めてあげてください(成長承認)

そうすることで、子ども達にも聴く態勢ができます。


聴く態勢、聴く姿勢を作ってから、短い言葉で「出来ていない部分を指摘」することで、子ども達の頭の中に入っていきます

せっかく指導者がよい内容のことを言っても、子ども達が聴こうとしなければ無駄になってしまいます。
やっぱり注意する内容はしっかりと聴いて欲しいですよね

人は認められることで、安心・安全な場と認識し、たくさん話したり、相手の話に耳を傾けることができるのですね


子ども達にとって、どんな環境が「安心・安全な場」なのかをもっともっと考えていきたいと思います。

夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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VOL643 「フィードバック」

事実をそのまま伝える
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「フィードバック」

今日、運転免許証の更新に行ってきました。
今回も無事故無違反で過ごすことができたので「ゴールド免許」

やっぱりうれしいですね!

優良ドライバーということで、講習もたったの30分。

前で話をするのは警察の方。

講師を仕事とする私は、内容と共にどんな話し方でどんなふうに伝えるのかも見てしまいます。

話し方はめちゃくちゃ早口で聞き取りにくかったのですが、すごく参考になったことがありました。

それが、「事実だけを伝える」こと。

大阪の令和2年度と令和3年度の事故件数と、そのうちの死亡事故件数を出しての比較。
死亡事故件数が16件増えていました。

普段私たちの会話の中なら、16件という数字に対してどう思ったのかを付け加えて、「16件しか増えていない」とか「たった16件ですが増えていました」のように伝えることもあると思いますが、今日の警察の方は「16件増加しました」と。

16件を「多い」と捉える人もいれば、「少ない」と捉える人もいる。

思いとか考えを付け加えずに、事実をそのまま伝える。
これフィードバックのスキル

スポーツ指導の現場でも、事実をありのまま選手に伝えることが、選手の気づきにつながる。
コーチングの価値となる「フィードバック」を使ってみてはいかがでしょうか?
夢実現サポートコーチ 村井大輔
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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村井大輔
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VOL642「コントロール出来ないものをどうにかしようと悩むより、自分がどうありたいかに焦点を当てる」

ご訪問ありがとうございます。
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夢実現サポートコーチ 村井大輔です。

「コントロール出来ないものをどうにかしようと悩むより、自分がどうありたいかに焦点を当てる」

対戦相手や審判、環境や勝敗。
これらは、コントロールすることは出来ません。

しかし、出来ないと分かっていても、
「相手に勝ちたい」「ここで負けると後がない」「審判のジャッジがおかしい」などと、試合の中でもいろんな思いが出てきます。

先日、NHKのサンデースポーツで、カーリング女子のロコソラーレ北見の吉田選手がこのようなことを言っていました。

北京五輪、日本代表を決める試合で北海道銀行に2連敗。もう後がなくなった時どんな心境だったのか?の質問に
「後がない試合、勝敗は相手がいることなのでコントロールできないが、氷上でどんな選手でありたいか?どんなチームでありたいか?を考えて試合に臨んだ」と。

コントロールできるのは自分だけ。

自分自身がどうありたいのかだけを考えて、今できること、自分の全力を出し切る。

勝敗は、力を出し切れなくての勝利もあれば、力を出し切って負けることもある。
どんな時も、勝ち負けを意識するよりも、力を出し切るにはどうすればいいのかを考える。

ロコソラーレ北見、応援したいと思います!

夢実現サポートコーチ 村井大輔
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