ハルのブログ

昨晩の泊まりは、豊前の道の駅。 朝7時半の外気温。ここんところ4月並みの暖かい気温だったから、寒いな。 朝ご飯は昨晩の残り物。オジヤ。 豊前から耶馬渓を、抜けて来た。玖珠町だ。左の山が伐株山。その左奥は阿蘇山に続く。 伐株山には東西南北４方向にテイクオフが可能だ。これは東向きのテイクオフ。 テイクオフして直ぐにサクッとトップアウト。テイクオフ上空。トップランも可能。 海抜1000mを越えたU野さんが寒い〜、と言っていた。僕は900mチョイまで。そんなに寒くないよ。 正に伐株山だ。 伐株山の後の山(阿蘇大観峰方面)万年(はね)山には昨晩、雪が付いたね。

ランディング。 伐株山の美しい伐採杉林。 三日ぶりにお風呂(温泉)に入ったよ。ルン。源泉掛け流し。400円。 晩ごはん。出来たぁ、食べるぅ。味噌汁はジャガイモ、ナメコ、豆腐、ワカメ。最近広島の味噌がお気に入り。ご飯は0.8合炊いた。

昨晩泊まったのはJR高水駅。朝方雨パラパラ。先を急ぐ必要もない。のんびり食材の下ごしらえ。野菜を刻んで置けば、調理時間が短縮出来るからね。 朝ご飯。 さあ！関門海峡をくぐるよ。普通車160円。 関門トンネル、入ります！ ふっ〜、九州門司に出たぁ。 この関門海峡大橋。こちら九州、向う本州。左＝日本海玄界灘、右＝瀬戸内海。今、日本海から瀬戸内海に川の様に波打って流れている。船の右行と左行ではスピードが全然違う。 関門海峡大橋の腹を見上げて。 ワォ！ 橋の門司側真下には、和布刈(めかり)神社が建っている。西暦200年の創建と云われ、九州最古の神社。 鳥居越しに関門海峡大橋を見る。 ここで夕陽を見たいが、今日は生憎の天気。 和布刈神社脇から、エレベーターで60m降りて、歩いて海底トンネルを渡れる。 行ってみよう。 歩道の長さは780m 地下県境。 今日の晩ごはんは、ご飯と味噌汁を作って、お惣菜はスーパーの閉店時間近くの半額セール品。味噌汁はジャガイモとワカメ。広島のお味噌。

円空仏と云われれば、心が騒ぐ。何故？・・円空仏との出会いは55年前、岐阜国体選手(高校生山岳部門鳥取県代表)として飛騨の高山で円空仏を見て以来。 ここは大阪あべのハルカス美術館。 先ずはこの一本の樹から彫り出した金剛力士(仁王)立像(吽形)。1685年頃作。岐阜県高山・千光寺蔵。 金剛力士立像の裏側から望む。僕の予想に反して入館者多数。 この円空仏展はここだけの企画展であって、全国を巡回しないとサ。 観音三十三応現身像。1685年頃作。飛騨高山・千光寺蔵。近隣の村人に病が有ると、この仏像を貸し出したサ。 護法神立像、1685年頃作。千光寺蔵。 寶頭盧尊者生像(撫で仏) 1685年頃作。飛騨・千光寺蔵。

このテレビドラマ、メッチャオモロイ。そりゃあそうさ〜！宮藤官九郎だもん！あの「あまちゃん」の。不適切な発言？放送禁止用語？・・テヤンデぇ！と昭和からタイムスリップした来たおっちゃんが、痛快に暴れる。阿部サダオ、この俳優、いいねぇ～。吉田羊もいい。

ヨッ、ヤッチャン、久しぶり。冬のエベレストは寒いかい？

君は1982年12月28日の朝を迎えることは出来なかったね。エベレスト厳冬期初登頂を小林利明くんと成し遂げたのに。ヤッチャン(加藤保男)とは1973年秋季エベレスト南西壁で一緒(僕は事務方隊員)だったし、文部省登山研修所(富山県立山)の実技講師仲間。それに彼のスター性でお客様を集め、僕の旅行業免許で海外山歩き旅の旅行会社を立ち上げた。その矢先にヤッチャンは逝っちゃった。二人共33歳だったね。 お墓の横では梅が咲いていた。墓標？の湯浅道男氏は僕の大学山岳部の顧問教授。

山形市在住のヒロリンに教えてもらった博物館。山形市内の霞城公園（山形城）内にある。 ヤマガタダイカイギュウ（山形大海牛）＝約900万年前のものらしい。山形県大江町で発見。こんな大型動物が900万年前、ここ山形をノシ歩いていたんだ！ これです！これ。これがこの博物館の目玉。「縄文の女神」縄文中期(今から約4.500年前)に誰かが何かの為に作ったもの。高さ約45cmと日本一大きな立像土偶。1992年国道13号尾花沢新庄道路建設中に出土。 頭部は扁平扇形、上下に6つの孔。顔には目鼻口はなし。胸部はＷ字形の乳房。脚は裾広がり、脚部底面には3cm程のくり抜きがあり焼きむらを抑える縄文人の知恵が見られる。2012年に国宝指定。
美しくも不思議な形だ。 縄文後期。山形県真室川で出土。これも愉しいね。 縄文人の豊かな発想力を見た気がする。 縄文時代（BC16,000～BC1,000）の風景は、こうだったんでは？の図。この模型をガラス越しにジッと眺めていると、僕もこの焚火の脇に裸体で座っている。愉しいな、愉しいな。ルン。 弥生時代（BC1,000～AC250）は・・こうだったのでは？劇場絵。平和に見えるが実は既に貧富の差が生じ、搾取する者、される者の区別が出来ている。そして争い事も。 300万年前。アウストラロピテクス。 50万年前。ホモエレクトス。 15万年前。ネアンデルタール人。 ３万年前。クロマニヨン人。 現生人類。 あ〜、愉しかった。「地下に現実が、地上にはロマンが」・・想像する、いや妄想とも云う。妄想は愉しいな。誰にも邪魔されず迷惑も掛けず「ワレ」だけの世界だ。ルン。

JR仙山線（仙台～山形）山寺駅。

駅舎の待合所。囲炉裏が切ってある。火の気は無いけど。 山寺駅前から宝珠山立石寺（りっしゃくじ）を望む。 今日は登るのは止めた。何年か前に登った事あるから。凄い所に建っているね。860年慈覚大師円仁が開いた。天台宗。 立石寺に登るのは止めた。ここ垂水遺跡に登ってみる。千手院経由で。千手院はこの鳥居と階段の先。この「ついてる鳥居」には・・ ・・こんないわれが彫ってあった・・恋愛運は右の、金運は左に。欲張って両方はあきまへん、って。ワハハハ。 鳥居と千手院の間には、なんと！仙山線のレールが横切っている。へ～。 千手院から山道を20分登ると・・・ 滝が凍っている。 立石寺開祖の円仁さんがここで修行されていたんだと。 ハチの巣状だ。

風向き悪く、パラ飛べない。ならば大石田町のケーキ屋へドライブだ。と走っていたら「最上川美術館」の看板発見。ケーキ屋の帰り道立寄った。何の予備知識も期待も無く。随分と細長い平屋の建物だ。これ？美術館？ 玄関。入館料300円。 真下慶治（ましもけいじ）1914年山形県戸沢村生まれ～1993年山形大学病院で白血病のため逝去（79歳）最上川の現場に立ち、その風景を描き続けた洋画家。ここは常設展会場。年一回の入れ替えが有る様だ。 こじんまりと、スッキリと、いいね！ 左沢の日本一公園から描いた最上川。 「浅春最上川」1990年。村山市大淀の最上川大きく湾曲する箇所で描いた。今日の一点は、これ。彼は熊谷守一（1880～1977年）に師事した事もあり、この作品はその影響を感じるなぁ。
美術館から最上川大淀を見下ろす。 同じく。 東北の冬空らしいね。 真下慶治、1963年初めての欧州旅に。その時のパリ作品たち。企画展会場。 「浅春最上川」を描いたここ大淀で僕は「お茶タイム」 車窓からの風景。お茶をしながら・・真下慶治の気持で最上川を眺める。 大石田のケーキ屋で買ったタルト＋珈琲。ルン。 真下慶治はここにイーゼルを設置し、描いたんだなぁ。この冬風の中でも。ふ～む。 最上川美術館から30分ドライブで、到着。左沢＝あてらざわ。難しい呼び方だね。北山形駅からJR左沢線の終点駅。 左沢の市街地を見下ろす、楯山公園・左沢楯山城址（通称・日本一公園）真下慶治はここからも最上川を描いている。 天童に戻る道中の西の空。お～、神代の神々の姿を想像してしまった。 降臨の様子を想像してしまった。ルン。

今回の山形旅の第一目的は、これ。よお、ランタン飛ばし。 山形市民のヒロリン情報で、会場には１時間以上前に到着の事、と。さもないと車を停めてから会場まで長距離歩くハメになるとのアドバイス。がしかし、２時間前でももう、路上駐車。雨降って来た、雪も降って来た、風も。ランタン飛ばすのかな～。 定刻18時、花火が打ちあがった。気分が高まる。 風はあるけど、雨雪、止んだ。揚がった！揚がった。昨年のバンフの写真から。

パラ飛行のテイクオフには、このキャタピラバギー車で登って来た。普通の車では登れないからネ。で、登って来てみれば！なんと！雲海が。

彼方に飯豊連峰を望む。雲海の隙間に南陽市市街地が覗く。 この景色、見事だ！もう飛ばなくてもいい様な気持ちにもなるほどだ。左が飯豊連峰、右が朝日連峰。合わせて磐梯朝日国立公園の山並み。 冬季に珍しい、南風が今日は吹く。微風だけど。 雲海が晴れて来た。そろそろ飛べるかな。 パラ仲間のグッチョン＆サンちゃんの愛児二人が橇遊び。 練習生が一番機。 雪に足を取られ満足に走れない。が、見事に練習生、テイクオフ。 僕もテイクオフ！雪原をゴム長履いて走る。足が雪に埋まる。 僕、飛んだ！ 雪景色上空から楽しむ。ルン。ソアリング？そんなもんどうでもいい。飛べればそれだけでハッピ～。 さてはて？何処がランディングだ？ 信ちゃん、切れのある気持ちのいいランディングだ。背後の白い所がテイクオフ。 地元パラ屋も着陸。